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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2024.3.8

「北極星」を指し示す

昨日「福井ベンチャーピッチin TOKYO」という、
大きな発表の機会をいただきました。

 

そのことを今日は書こうと思います。

 

「ピッチ」というのは、たくさんの人の前で
自社が目指すことを発表する場なのですが、

 

ふくい産業支援センターさんが10回目の
記念すべき大会を東京で行うということになり、

 

光栄なことに、その選抜のメンバーに

選んでいただきました。

 

会場・オンライン合わせて650人の前で、
10名の福井の経営者の方々が発表をしたわけです。

 

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※中小企業庁長官・東京都副都知事・福井県知事、

そしてそうそうたるアドバイザーやメンターの方達

 

で、ですね。

 

こういう機会は、会社にとっても、
経営者にとっても絶好のチャンスなんですね。

 

当然、こういう大きい舞台で話をすることで
たくさんの人に聞いてもらえる。

 

それによって、ビジネスチャンスが広がり、
必要な人とのマッチングや、
必要なお金の調達といった案件が来ることが
一番のチャンスなのですが、

 

それだけではなくて、この発表のために、
これから会社をどうしていきたいか?
を数ヶ月間、考えまくるわけなんです。

 

そのために、自分は何をしたいのか?
自社の本当の強みはなんなのか?
など、たくさん考える。

 

そして最後は「覚悟」を決めて言葉に発する。

 

その言葉にするまでの過程がとても大事で、
そういう期間を無理矢理にでも作れることが
チャンスなんですね。

 

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当然、そういう進むべき方向性を決めるには、

どの側面から見ても「オールOK」

でないといけない。

 

時代のトレンドに合っているか?
競合との差別化はできるか?
強みを生かしてたモデルか?
働くクルーにとっても幸せか?
家族にとっても幸せか?

社会・地球にとっても必要な価値か?

 

全てにおいて、良い方向性かどうか?

皆が応援し、全力を出し切れるものかどうか?

 

その掲げたものの延長線上に

全ての関係する人の納得性がある。

 

ただ、それってすごい難しい。

 

ぶれることのない「北極星」の方向性を
今まで以上により明確に指し示すこと。

 

光が強ければ強いほど、皆んなが魅了するし、

どっちの方に進んでいいか?

分かりやすいじゃないですか。

 

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ちょうどホリタという会社は過渡期で、

これからを見直すべきベストなタイミングの時に、

 

しかも、あの無印良品の旗艦店があった場所で、

(小売業界でにはとても有名な場所)

 

発表までの手厚いバックアップ支援や理解があり、

 

ああいうすごい人たちを前に発表できる、

 

こういう機会に恵まれるのは、

正直、モッテルな。と思います。

 


そして、僕が考え抜いて、

一つ結論が出たこととすると、


僕たちには、どこにも負けない
「蓄積」してきたものがある。

それを信じよう。ということ。

 

業界のどの会社より情熱を持って、

実直に取り組んできたものが結構ある。

 

それを過信することなく、

謙遜するのでもなく、
しっかりとそのことに自信を持ち、
戦略にしっかりと組み入んでいこうと思います。

 

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I believe。叶えられる。
チャンスはたゆまず準備をし続けたものに微笑む。
まだ誰もみたことのない景色を見に行こう。

 

今回のピッチの準備の時に聞いていた曲の

歌詞の抜粋です。

 

ここから、皆さんにもっともっと

喜んでいただける会社になれるように、

がんばります。

2024.2.18

子供たちの学びを身近に応援する「エンターテイメント文具店」

「新入学おうえんフェア」というイベントを
開催して3年目。

今年は、回数や会場を増やして開催し、
本日全日程を終了しました。

おかげさまで、
全5回のイベントで
合わせて約300のご家族

500人近い子供たちが
参加してくれました。

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ホリタでは社内で
「福井幸子さん」という
架空の喜んでいただきたい人
(=ペルソナ)を設定しています。

この幸子さん。

子育てをするママで、
年長さん(来年1年生)にお子さんがいる。
という設定なのですが、

その幸子さんや、そのお子さんにとって
ワクワクする、便利な
イベントや品揃えができるように
取り組んでいます。

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この新入学応援フェアというのは、
子供さんが入学するときに、

たくさんのママが、
小学校から配られたおたよりを持って、
売場をウロウロ。
どういう文具が良いか
分からないと悩まれていて。

実際に試してから、
納得して使わせたいと思っていて。

そんな、実際のママの声から
生まれたイベントです。

実際に今は、
イベントの企画・デザイン・運営を、
子育てママが主体となって
取り組んでいます。

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※半年以上前から、大阪の展示会に参加して、
 イベントのイメージを膨らませるママクルーたち

「鉛筆無料名入れイベント」も

名前がしっかり入った鉛筆を
子供たちに使わせたい。

名前を全部に書くのが面倒。
書くと消えてしまう。
といった幸子さんの
悩みを解決すべく始めました。

今は、3000ダースの注文を
ホリタの本部で、これもママクルーが
一つ一つ心を込めて、
レーザー加工しています。

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「えんぴつ神社」も、
そんな子供たちの学びを応援する
一つのコンテンツです。
そうやって想いを持って買った鉛筆を、

子供たちが頑張って最後まで大切に
使い切ることを応援する。

モノに感謝する心を育もう.
ということで、使い切った
えんぴつをお店に持ってきてもらって、
備え付けの「えんぴつ神社」に
奉納してもらいます。

そしてそれを年に一回
「えんぴつ供養祭」で、
実際に供養してもらっています。

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※1年間で、全店で、1万本以上集まります。

文具というのは、
子供たちにとっては、
「アイデンティティ」そのものです。

学校に持っていくことを許されている、
唯一の「こだわり」なんですね。

だから、子供たちにとって文具店は、
そういう自分の「相棒」を選ぶ
ワクワクした「夢に国」であるべきし、

親御さんやその他のご家族にとっても、
子供たちの挑戦や成長を応援する。

そういう「温かさ」のある、
「プラスなエネルギー」に満ちた
存在でなくてはならない。

そう思うんですよね。

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そんなをエネルギーを
しっかり届けられるように、
引き続き精進します。


僕たちホリタは、15年間、
「身近なディズニーランド」を目指して、
できることをコツコツ積み上げてきた
「エンターテイメント文具店」です。

2023.10.12

4年間続けてきた「ホリラボ」に感謝!

毎週土曜日に
4年間、開催し続けた
アートと知育を融合した
カリキュラム「ホリラボ」

 

「学校でも塾でもない
第3の学び場」という
コンセプトのこの活動を
9月いっぱいで
「休止」することに
なりました。

 

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4年間、
参加してくださった
たくさんの子どもたち、

 

参加させ続けてくださった
たくさんのご家族の方、

 

想いに共感して
支えいていただいた
たくさんの応援者・共感者の方々、

 

本当に
ありがとうございました。

 

これは、ホリタという会社が、
次のステップに行くために、
必要な「決断」なのですが、

 

でもそれは、
ゲスト(特に子供たち)には
関係ないので
本当に申し訳ないです。

 

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終わった日に、
ある参加者のお母さんに、
「社長さんですよね?」と
声をかけられました。

 

聞くと「ホリラボという
活動を今まで知らなかった。
もっと早く知っていれば、
通わせていたし、
ママ友に広く
伝えられたのに・・・

 

すばらしい取り組みなので、
ずっと続けてほしかった。残念。

また復活させてほしい」と

 

わざわざ、売場で
声をかけていただきました。

 

子供をサポートさせてもらった
弊社担当クルーは、
最後に子供たちに
感謝の手紙をもらったそうです。

 

関係する方々も、
「社会に必要な
素晴らしいことなので、
休止は残念だ。

何とか続ける方法はないか?」と

 

色々と、模索して
いただいたりもして。

 

この4年間、
自分たちがやってきたことは、
間違いではない。

 

ということを
肌で感じることになりました。

 

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(鯖江店で開始したホリラボの初期のころは、

 参加者がなかなか集まらず苦労しました)

 

 

経営者としては、
「文化と経済のバランス」に
度々、苦しむことがあります。

 

「ホリラボ」も同じで、

会社経営を通じて、
こういう世の中にしたいよね!
(=文化)

 

とは言え、

 

利益を生み出せないと、
ご飯食べられないよね
(=経済)

 

このバランスにいつも苦しむのです。

 

(おそらく、
僕たちの世代の経営者はみんな
悩むところなんじゃないか?
と思っています)

 

これが両立できないのも、
僕の経営者としての力不足で、
正直、情けないし、残念です。

 

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(多くのマスコミの方も共感して、

 取り組みを後押ししてくださいました)

 


この取り組みを経て、
ホリタという会社が
次のステージに行く。

 

休止はそのために、
限りある人とお金という
リソースを再配分した結果の
苦渋の決断でしたが、

 

この決断を、
「中長期的」には
プラスに捉えていて。。

 

これからのホリタにとって
「大切にしたい価値」を
ホリラボという

一つの形で表現できた
と思っています。

 

ですから、これで終わり、
ということではなく、
引き続き、

 

ホリラボが大事にしてきた
「これからの時代に通用する
子供たちを育成する」
という精神を受け継ぎ、

 

「学校でも塾でもない学びがある」
というポジションをブラさず、

 

自分達がこれから生み出す
商品やサービスに
深みを出していく。

 

形を変えて、
唯一無二の価値を生み出す。
そんな模索の時期なんだと。
捉えています。

 

 

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(金沢学院大学芸術学部の棒田名誉教授にも

 カリキュラム面でご協力頂きました)

 

これからも「ホリラボ」は、
ホリタの企業全体に生き続けます。

 

この4年間に感謝!

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