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2019.5.28

「パイロットコーポレーション」という会社

今回は、筆記具を代表するメーカー
「パイロットコーポレーション」さん
のことを書こうと思います。
(以下呼び捨てにさせてもらいます)

 

あまりブログでこうして
個別企業を取り上げることが
なかったのですが少しずつ、

文具メーカーにも

すごい会社があるということを
伝えていきたいと思います。

 

立場上、業界のそういう会に
招待されることがあったり
工場に視察に行ったりと、一番
すごみを感じることができる
ポジションにいるので、
私には伝える義務があるな。と思います。

 

一番目に紹介するのがなぜ
「パイロットコーポレーション」なのか。

 

それは先日、パイロットの
100周年記念式典に
お招きいただき行ってきたからなのですが、
何よりも、文具業界を代表する
「超」優良企業だからです。

 

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パイロットは、

創業者が船乗りだったことから

そう名付けられました。

 

パイロットといえば、
「フリクションボールペン」
「ドクターグリップ」
「万年筆」などで有名です。
誰もが一度は使用したことがあるような
ヒット商品を数多く輩出しています。

 

それで、業績は年商1000億
そして注目するべきところは、
営業利益で、なんと210億!

 

営業利益率約20%と、
驚異的な数字です。

 

なぜそれだけ、利益が出るか?
というと、それは
「マーケットシェア」をもっているからです。

 

国内ではもちろん1位。

二位の「三菱鉛筆」に

大差をつけてダントツの1位で

世界でも12パーセントのシェアがあり、
2017年には、売上で世界一になりました。

 

今後も、自分たちが設定した
「カテゴリー別」と「地域別」で
トップシェアを取っていく。
ということを式典で社長が
仰っていたのが印象的でした。

 

世界には、
アメリカのクロス

イギリスのパーカー
フランスのBic・ウォーターマン
ドイツのファーバーカステル
ステッドラーなど
数々の有名メーカーがありますが、
これらの筆記具メーカーを差し置いて
パイロットは利益を

伸ばしつづけているのです。

 

起爆剤になったのは、
あの消えるボールペン
「フリクションボールペン」。

 

フリクションは全世界で
累計30億本も売られています。

 

従来、ボールペンに「消える」という
概念がなく、パイロットが
「消える」という概念を
新たに創出しました。

 

実は日本よりも
海外の方がたくさん売られていて、
例えば、フランスの子供たちは、
みんなフリクションを使っています。

 

フランスには「えんぴつ」という文化がなく、
小さいころからボールペンが主流です。

 

ですからフランスの子供たちは、
従来から修正液も持ち歩いていた。

 

そこに消えるボールペンが現れ
消すものいらないじゃん!「便利!」
となったわけです。

 

この爆発的な発明が、
今のパイロットの躍進を支えています。
(他にもすごい商品がたくさんありますが)

 

このフリクションの開発には
数十年の月日を費やしている。
というのを聞いたことがあります。

 

何事も、「継続すること」
=一つの物事を突き詰め探求すること
が大事なのだ。ということを
パイロットという会社を見て感じます。

 

実は、今でこそ
輝かしい実績を持つ企業ですが、
昔はそうではなかった。と、
式典に参加した同じテーブルになった
80歳の大先輩の経営者が教えてくれました。

 

かなり業績が悪かった
ときがあったそうです。

 

それでも貫いてきたこと、
それは、パイロット創業当初からの
「基本理念」である、
「三者鼎立」(さんしゃていりつ)
という言葉です。

 

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パイロットコーポレーションホームページより

 

「使うもの・売るもの・造るもの
いずれかが損をし、得をしても
許されるものではない」
という創業当時からの基本理念です。

 

これを苦しい時も
守り続けてきたところに
この企業の強さがあります。


実は、パイロットの製品は、
100円均一で売っていません。

 

これは、苦しい時にも支えてくれた
販売店を大事にし、
その販売店と一緒に成長したい。
という感謝の気持ちの表れだとも
言われています。

 

すごい話ですよね。
そういうところに卸せばもっと
簡単に売り上げが挙げられたのでしょうが。

 

毎年、パイロットのこういう式典に
参加させていただいていますが、
今回の100周年という一大式典に参加して
改めてそのすごさが分かりました。

 

「パイロットコーポレーション」さんは、
何事も、一つの物事を突き通す。
信念を突き通す。
ということが大事だということを
教えてくれる会社です。

 

結果的にそれが世の中の

筆記の概念を変えた。ということです。

 

どうですか?いい会社でしょ?

 

皆さん、よりパイロットが
好きになっていただけましたか?

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