2018.6.8
僕たちの社会的使命
4月に、
ガーナに文具を送る機会がありました。
福井新聞でも大々的に掲載され、
結構な反響がありました。
きっかけは、
大学の友人が久しぶりに
フェイスブックを通じて、
「地元で頑張ってるんだって?」って、
連絡がきたことから
始まりました。
(facebookってすごいですね。
一気につながっちゃう。。。)
そして、ガーナでNPOと組んで、
建物を建てる仕事をしている。
ということを知りました。
以前から、売場で使わなくなった
サンプルの筆記具の処分に困って、
もったいなくて取っておいたので、
とっさに「文具って贈ると喜ばれる?」
という話になりました。
そしたら友人もノリノリで。
実際に持って行って
もらうことになりました。
ホリタのキャラクター
「リータちゃん」と一緒に。
いざ持って行ってもらって、
写真を送ってもらった時、
鳥肌が立つほど、感動しました。
ああ、自分たちは
自分たちの商売を通じて、
社会的に意味のあることをしているな。
と思い、嬉しくなりました。
これが商売をしている醍醐味。
そもそも、
「社会的使命」ってなんでしょう?
ホリタ文具が世の中に存在する意義。
ホリタ文具の(利益以外に)追求する世の中。
みたいなところでしょうか。
ですが、利益が出ないとこういう
気持ちには至りません。
余裕もありません。
それにそもそも、企業が存続しないと
使命も何もありません。
どんな企業でもできる事ではない。
ということです。
ホリタ文具にも、
商売を始めた68年前は、
世の中のためだとか、使命とか
言う考えはあまりありませんでした。
創業した祖母に聞いたことがありますが
「自分たち家族が生きるため」
と答えていました。
生きるので必死で、
人様のことを考えている余裕がなかったと。
それが、いろんな形で
バトンが引き継がれ、
お客様や従業員、取引業者などのお陰で、
ホリタは、ここまで感じることができる
企業になったんだ。
ということを誇らしく感じました。
ホリタでは、ガーナ以外にも、
バングラディシュに学校を作ろう。
という、「ララ基金」というものにも
協力しています。
店頭で募金箱を設置していますが、
結構毎月集まり、送金しています。
これからも商売を通じて、
こういう活動を続けていきたいと思います。