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2017.10.21

20代の自分

20歳前半に、
「苦しい時期」を

経験しました。

社会に通用しない、
何もできない中身の薄い自分

が露わになり、
心が折れかけた時期です。

 

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私はいつも、

眉間にしわを寄せて、
怖い顔をしていました。

前職の営業での経験です。

 

毎日毎日、

新規で飛び込み営業。

 

誰よりもすごい

営業マンになってやる!

成長してみせる!

と意気込んで

入社したものの・・・

 

毎日毎日、断られ続け、
一緒に研修で学んだ
同期の仲間が

次々と結果を出す中、
結果を出せずに、

正直焦っていました。


今だから話せますが、

最初の2年くらいは、
同期の中でも
最下位に近い営業成績でした。

 

その事実は、

当時は笑えませんでした。

というか外に恥ずかしくて

言えませんでした。


上司には、怒られてばかり。

毎日、吐きそうになりながら、

1時間半かけて、

電車に揺られて出社しました。


それでも、続けていたことは、
若手の中で誰よりも
「一番に出社すること」。

仕事には、真摯に向き合い、
我武者羅に取り組みました。

それと、
「前向きな発言をすること」。

 

仕事中、何度泣いたことか。

 

ですが、どれだけ苦しくても、
絶対に自分は成功するんだ。
これは自分が成長するために、
必要な試練なんだ。
という気持ちだけは、
ずっと持ち続けました。


数字ができていないのに
何でそんなにプラス思考に
考えられるんだ?と
良く同僚に言われていました。

 

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そんなある時期に、
ある一人のお客様との出会いが
私の運命を変えました。

そして、その後の社会人生活で、
自分に自信をつける
きっかけになったのです。

出来ないことが本当に悔しくて、
半ばやぶれかぶれですが、

上司には内緒で、
夜、仕事が終わってから
営業に行っていたことが

あります。

その時は、片道1時間かけて、
その地域で有名な経営者の
自宅兼会社のポストに
「お会いしたい」という
メッセージを書いた名刺と、
情報提供資料を入れるだけ。

それを、
1か月くらい続けていた時、
ある日電話がかかってきました。
「取引がしたい」と。

口座開設のときに、
足が震えている自分がいました。

それから、1か月に2・3回
お伺いして、情報提供をする。
商品の説明はあまり時間を
かけませんでしたが、
お勧めした商品は、殆ど
購入していただきました。

それもすごい額を。


そうして、自信が付くと、
その他のお客様にも、
ドンドン売れ出しました。

そして、
全国の何千人もの

ライバルの中から、

目標としていた、
「社長賞」を取ることができました。

これが、私の社会人に

成りたてのころの話です。

最初からできる人間はいません。

努力が裏切らないだけです。

腐らず、
前向きに、

素直に、
取り組み続けることが

できるかどうか?

それに尽きる気がします。

それは、今でも、うまくいかない時は、
ずっと自分に言い聞かせています。

あの時できたのだから、
出来ないわけがない。

大きな成功を経験すると、
その後の人生が大きく変わる。

 

自分よりも、

若いスタッフを見ていて、

そういう成功体験を

何個持っているか?

何個乗り越えてきたか?で、
人生は全く違う
ものになってしまう。
というのが感想です。

踏ん張っている社員には、
自分なりの成功への
「ドラマ」を作ってほしいな。

と思います。

 

それは並大抵の覚悟では

出来ません。

 

でも、私でも

出来たのですから、
皆にできる可能性があるのです。


最後は、自分で
自分の人生を、

自分の成長を

つかみ取るかどうか?です。

 

誰かが言っていました。

「逃げない限りは、

失敗にはならない」。

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