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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2020.6.25

イミテーションからイノベーションへ

日本を代表する経営者
トヨタの豊田章男社長。

 

そのまんまの題名
「豊田章男」という本を
毎朝、読んでいます。

 

これが、本当に
共感するところばかりで、
日本一時価総額が大きく、
結果を出し続けてきた方と
私では、天と地の話ですが、
同じ考えがあることに

驚きと同時に

そうであって良いんだ。という
悦びがあります。


その本の中で、
2点、共感した部分を書き、
私たち目指しているものを
紹介しようと思います。


まずは、
「イミテーション(まね)から
イノベーションが生まれる」
という考え方。

 

最初は、誰かのマネ。
教えを乞う。ということです。

 

今現在のトヨタでさえ、
マツダをエンジンの先生としている。
という話がありました。

売上台数だけでいうと、

6分の1くらいでしょうか。

 

規模ではなく、
やはり、見習うべきところは見習う。
ということが大事
なんですね。

 

イミテーション(まね)と言う
ことでいうと、
私も、たくさんの
全国の有名文具店の
社長や幹部の方に、本当に
お世話になって今があります。

 

東京・群馬・岡山・鹿児島
などなど。
本当に色んなことを
教わりました。

 

これらの方々は、
私からするといつまでたっても
憧れの存在で、
今でもお会いすると、
とても緊張しますし、
頭が上がりません。

 

すぐに取り入れられるところは
すぐに取り入れ、
レベルが違いすぎて
取り入れることが
できないことは、
胸にしまって、
自分たちが取り入れられる
レベルになったら取り入れる。

というふうにしてきました。

 

6年前の春江店は、
全国の有名文具店さんに
色んなことを教えていただいた
その「結晶」みたいなお店です。

 

数年前から、そのことに
少しずつオリジナリティを
出すようにしてきました。

 

オリジナリティを出しても、
最初は、何となくふわふわして、
自分たちのものに
できていない感がありました。
何となく、
身内で盛り上がっている感
頑張っている居たい奴
という感が否めませんでした。

 

鯖江店・ホリラボ・エルパ店と。

 

ここ最近は、少しずつですが、
オリジナリティを
出せるようになってきました。

 

色々と試行錯誤しながら、
ほんとに少しずつですが。


ホリタはこういう価値観だ。
こういうビジョンだ。
ということが浸透してきてことが
一番大きいと思いますし、
色んな諸先輩方から教わった
ベースがあるからできること
だと思っています。


書籍の共感部分のもう一つは、
豊田章男さんには、
「モリゾー」という別名を
持っている。ということです。

 

社長名:豊田章男
カーレーサー名:モリゾー
です。

 

日本を代表する経営者です。
背負っているものは、
トヨタという企業と言うか
むしろ日本国。

 

のしかかっている重圧。
それにバランスを取るかのように、
車好き・運転好きの
「モリゾー」という別の
人格がそこにはあるのです。

 

私も、最近悩んでいました。
何をかと言うと。

 

私の「素」は、
根っから明るく、
楽しいことを考えるのが大好き。
人を喜ばせるのが大好き。
なタイプです。

 

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一方で、
経営はそんなに甘くない。

 

ダメなものはダメというし、
厳しい側面がないと
人は育たたない。

組織が強くならない。

 

特に荒波にもまれて、
経営者として、何事も厳しく、
結果を出せる社長でありたい。
と思っています。

 

そこのギャップがあり、
どういうキャラクターで
社長をやるべきか?
ずっと悩んでいました。

 

それで、
人を喜ばせるという
エンターテイナーとしての顔
「トッティ」という
社長「堀田敏史」を
分けて考えればいいんだ!
と、変に納得しました。

 

※急にすみません。
「トッティ」というのは、
私の別名で、
社長って人間的に
一番偉いわけでも
優れているわけでもないので、
そう呼ばれるような
社長になりたいな。
ということをずっと
幹部のクルーに言っていた。
そういう話です。

 

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本日から2日間、
エルパ店で「特招会」があり、
たくさんの
エルパのお客様が来られます。

 

エルパの特招会の2日間、
「デモンストレーション」を
やるのですが、
次のステップのための
大きな舞台として
位置付けていて、
社長堀田ではなく、
「トッティ」としての
参加になります。


新しいホリタを一部
お見せできると思います。

 

そう、「イミテーションから
イノベーションへ」

 

私たちは、日本中
どこ行ってもやっていないことを
今からやろうとしている。

 

価値を創ろうとしている。

 

それでは。
デモンストレーションの
準備がありますので、
この辺で失礼。

 

最初は、冷ややかな目と

閑散とする可能性も大ですが、

それも含めて、

ワクワクドキドキしています(^^)

2020.6.19

10代の若者に伝えたいこと

ちょっと長くなるのですが、

高校生や大学生のうちに

伝えたいことがあります。

 

 

どうも私の「育成」の熱は、
教師だった父親
譲りなのだろうと思います。

 

人が刺激を受けて、
変わっていく姿を見ると
素直に嬉しいし、
自分の経験いてきたこと・
経営をしていて
実体験で感じていること。

 

少しでも、若い子たちの
役に立つのであれば、

私の経験や今見えている世界を
いくらでも

伝えたいと思っています。

 

 

これは社内でも社外でも

全く変わりません。

 

これに関しては、ちょっと
趣味みたいなものなので、
お金をほしいとも
全く思わないし、

準備も別に苦になりません。

 

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(先週日曜日には、福井の大学生たちが

起業して頑張っている「BEAU」さんで、

高校生向けにzoomで30 人くらいに対して

話す機会がありました)

 


昔、私も中学校の時に体育館で、
聞いた講演者のことを、
未だに覚えていて。

 

芸能界のプロデューサーを
している方で、
母校を卒業した人の話でした。

 

とにかく、壮大な話で、
その当時の自分にとっては、
こんな人がこの学校の
卒業生でいるんだ。と
ただただ衝撃を受けたことを
覚えています。

 

人は、

若い頃に出会った人で、
大きく考え方・価値観が
変わると思います。

 

どこで、誰に、どんな話で
インスパイヤ―させられるかは
分かりません。

 

それは、
人それぞれです。

 


とても偉そうな話なのだが、
今の日本には、
夢や大きいことを言う人が

少なすぎる。なと感じています。

 

本気でこんなことでは
日本が沈んでしまうと

危惧しています。

 

学生にとって
「文具」という
身近なものを扱っている人が、

大きな夢を描いている。
というのは学生にとっては、
新鮮でおもしろいだろうな。


と思い、
積極的に依頼があれば
話をするようにしています。

 

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(何となく、最近よく使っている

宣材写真を使ってみた)

 

 

どこに問題があるか?


まずは幼いころ、両親から、

仕事は大変なものだ
ということが先行して
伝わっていってしまう。

 

本来は大人になったら、

どんな綺麗な景色が

待っているんだろう。

楽しいことが
この先に待っている!

そういう
夢のあるものだと思います。

 

日曜日夕方、
サザエさんを家族で見ながら、
「あぁ、明日からまた仕事か」
とため息をついている
親を見て、仕事って大変なのね。

大人って大変なのね。が

先行してしまう。

 

何となく、この日本全体の
閉塞感も相まって、
子供心に、
大人になって、
社会人になって、
夢を持てるようなことがない。

大きな絵を描くことはない。
そう刷り込まれてしまう。

 

周りにいる大人が、
リスクを取ることが

どこか良くないことだ。

「安定」こそが正しい。

というふうに

子供に言う風潮があり、

その延長線上に

大きな絵を描くということは
難しい。

 

親に限らず、
就職を支える方々、
先生方、
周囲の人、
大人がみんなして、
安定した会社が良い。


大手の方が良い。
公務員の方が良い。
ということに
何となくなりがちで。

 

気持ちは良く分かります。

安定していることは、

そりゃ良いことだよ。

で終わらせてしまいがちですが、

誰かが、それだけでは無いよ!

ということを

伝えないといけないと思います。

 

だから、親でもなく、

先生でもなく、

近しい人でもない

ある意味「アカの他人」である

田舎の中小企業の社長の

私の出番なのです。

 

発言するのに

ちょうどいいと思っています。

 

むしろ言ってあげないと、
その子の人生の選択肢を

狭めてしまう。

 

何となく疑問を感じ、

息苦しく感じている学生に、

ああ、そういう考え方を

しても良いんだ。という

安心感を与えてあげるべきだと

思っています。

 

一方向だけのことを伝えて、

そのレールの上を行くのか、
こういう考え方もあるよ。
ということを伝えてあげて、
その上で、その先どうするか?は
その子が選択すればいいのです。

 

特に田舎では、

極端にそういうことを

聞き・考え・発信する場が少ない。
これは顕著です。

 

そもそも、
安定した職業だから。
安定した会社・団体だから。
と言われるけども。

 

でも、このご時世、
安定ってなんでしょうか?

 

このご時世、
安定していて、
一生安泰だ!と

どっしり構えて過ごせる。

 

そんな企業や団体は、
これからの時代、

どこにもないのです。

 

これからの激動の時代で、
100%保証される。

そんな企業・団体は
もうどこにもありません。

 

それは、そうあってほしい

という希望でしか無いのです。

 

 

時々、学生で
私の話を聞きたい。
話をしたい。と
アポイントを取ってくる
素晴らしく行動力のある
大学生がいます。

 

それも、県内外から。

これが結構いて、

この前は東京から、

東京大学の子が来ました。

 

そういう学生さんたちはみんな

全く同じような問題意識を

日本の学生に対して
持っています。

 

学生時代の若いころから
そういうことを
聞いて、考え、発言する
機会がなさすぎる。

 

そういう機会が全くなく、
それでいて「勉強しろ」
と言われても。

 

ある時期になっていきなり
「自己分析しろ」と
言われても。

 

世に言う「意識高い系」の
学生は勝手に
そういう場を求めて行くし、
私の話とかを聞いて、
勝手にやりますが、

 

「意識が高い学生」だけではなく、
一般のごく普通の
高校生や大学生にも
そういうことを考え、

発信する機会を与えたい。

すそ野を広げたい。

 

という彼らの熱い考えに
とても共感できます。

 

実際、私がこの5・6年間、
色んな学生に
リクルートやその他の活動で

会っていますが、明らかに、

学生のレベルが二極化しています。

 

 

問題に早くから気づき

実際に行動に移している

彼ら彼女らは、

ぼーっとしていた
大学生のころの私とは大違いで、

尊敬します。

 

そんな子たちに、

大人として、

中小企業の社長として、

何か役に立てることがあるなら。

 

高校生や大学生に、

私が経験してきたこと、
大人になって感じていること、
これからの世の中の現実、
伝えられることは
たくさんあります。

2020.6.7

店舗が生き残るための4つのキーワード

~リアル店舗はこれから二極化する~


アフターコロナだったり、
ウィズコロナという言葉を

たくさん耳に

するようになりました。

 

リアル店舗(実店舗)は特に、
生きるか死ぬかの厳しい時代に
突入したと感じています。


これからの時代、
2つのことでリアル店舗全体が
大きな危機を迎えることは

確実です。

 

1、不景気の到来
2、消費行動の変化

 

大変恐ろしいことですが
目を背けるわけにはいきません。

 

何とかなるわ。という
楽観的なことは言っておられず、
何とかならない時代に
なると思っています。

 

逆に言うと、
こういう時に人は知恵を出し、
新しい革新的なものを生み出す。
そういう歴史の繰り返しです。

 

いつの時代も生き残るために、
変われるかどうか?

 

おそらく、

リアル店舗はこれから
2極化します。

 

わざわざ行く価値のあるお店か?
わざわざ行く価値はないお店か?


2か月の自粛生活で、
「あれ?意外と家に居ても
楽しめるじゃん」
「何とか暮らしていけるじゃん」
と思った方は多いと思います。

 

人って順応する生き物なんだな。
とそう実感しました。

 

家族みんなでうまく順応して
楽しいことを見出している。

 

働くことも、意外に柔軟に
家で出来ることが分かり、
今一度、今までのやり方を
見直してみよう!みたいな考えに。

 

今までの当たり前が
当たり前ではない世の中に。


もちろん、
ううう、遠出したい~!
飲みに行きたい~!
思い切り買い物をしたい~!と、
2か月間、我慢していた反動から
景気支援策などもあいまって、
しばらくは、
戻ってくるお店も多いと思います。

 

ただ、私が言いたいのは、
先ほどの2つの理由
(不景気と消費行動の変化)で、
完全に戻ることはもうない。
と言うことです。

 

私が、ホリタの「クルー」
に言っている
「これからの4つのキーワード」
というのがあります。

 

(いきなりですが、
「ホリタ丸」という船に乗って、
スタッフ皆で同じ方向に向かって
オールを漕ごう!
この荒波をしっかり乗り越えよう!
ということでスタッフのことを
「クルー」と呼ぶことになりまして)


4月に、これからどうしたら
生き残れるのか?を
本気で考え続けました。

 

そして、

ゴールデンウィークの
Zoom社長塾の時に
皆にどう分かりやすく
シンプルに伝えるか?
を考えた末、以下の4つを
伝えることにしました。

 

・ブランディング
・エンターテイメント
・コミュニティ
・デジタル化

 

※経営のご師匠に
教わったことプラス

自分なりの考えが入っています。

 

リアル店舗として、
この4つを深掘りしていかないと、
生き残れないだろうと。

 


1、 ブランディング

ブランディングというのは、
分かりやすく言うと、
「あのお店、何となくいいよね」
とお客様から思ってもらう
ということ。

 

文具(+その周りの商品群・サービス)を
たくさん売っている。と言う価値は
当たり前で、それだけでは
ご来店いただけない。

 

ロゴやチームカラーなどの
ビジュアルがしっかり揃っている。
ということもそうですが、
クルーの行動や、
クルーの価値観まで
揃っていないと、
ブランドとは認識されません。

 

 

2、 エンターテイメント

 

お店でしか味わえない体験。
=ネットでは味わえない体験。
ということで、
ホリタ文具では、
「ホリタ・エクスペリエンス」
ということを掲げています。

 

格好いい感じですが、
「体験」を英語にしただけです。

 

憧れのスターバックスから、
ちょっとヒントを頂きました。

 

臨場感、その場で、
わくわく感、
人の温かみ、などなど
これからはより、
そういうものをリアル店舗に
求められます。

 

お店側がこれらを
しっかりと狙って「演出」
する必要があります。

 


3、 コミュニティ

 

お店の機能が、
人と人が出会う場所。

 

ホリタが
人と人とをつなぐ場所。
ホリタがご縁を創る。
みたいなことになって行く。

 

ホリタクルーとの
出会い・会話が楽しみ。

 

専門的なことを
一緒に語らいたい。
みたい場を提供することも
リアル店舗の価値。

 

「ホリタ万年筆クラブ」
とか、
「ホリタファンクラブ」
など。
ホリタがコミュニティを創り、
そこで人と人とが触れ合う。
人と人とが出会う。

 

そういう構想も、
今社内では出ています。

 

 

4、 デジタル化

 

これは、AI(人工知能)や
Iotと言ったことを
どう自社に合う形で

取り込んでいくか
ということです。

 

効率を上げるために
必要ですが、
何も、働いている人を
減らすためにデジタル化を
するわけではありません。

 

今まで人がやっていたことで
AIやIotができることは
もうそちらに任せて、
本来、人にしかできないことだが、
今まで、おざなりに
してきたことを
新たに人の仕事にする。
その時間を創るための
AI・Iotです。

 

お客様に価値を伝える
活動であったり、
フレンドリーに
話しかける活動
出会ったりすると思います。

 

 

この4つを重要な
キーワードにして、
できることを一つひとつ、
しっかりと、
周りを巻き込みながら、
応援者を増やしながら、
大きい輪にして
いきたいと思います。

 

 

※最後に4つのキーワードに関わる

ホリタの活動を何点か紹介します。

 

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昨日、インスタライブを開始しました。

 

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ホリタオリジナル商品をお店でPRするために

製造現場を取材しました。

 

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鉛筆神社を手作りで作成して

全店に設置しました。

 

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ホリタギフト北ノ庄店

というコラボ企画が実現しました。

 

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教育委員会やホリタ大學など、

クルーの育成に励んでいます。

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