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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2021.5.26

飛躍のビックチャンス!!「人事異動」

5月に

1年で一番大きい
「人事異動」を行いました。

 

今回は、

既存の店舗社員3名

既存の本部社員1名
新入社員2名を加え
合計6名が
異動しました。

 

正社員約20人中の
6人ですので、
結構な比率です。

 

そのクルーの
人生を大きく
左右しかねないので、
とにかく事前に
考えまくります。

 

構想としては、
毎年12月くらいから
検討開始して、

 

3月・4月の
告知・引継ぎなどを経て

5月1日に
ようやく正式に異動。

 

ですから、
私としては、
半年くらい
かけている感覚です。

 

長かった・・・

 

場合によっては、
8月と1月にも
行いますので、
組織に関しては
年中考えていて
必要に応じて、

組織を
ブラッシュアップ

させている。
という状態です。

 

では、なぜ
人事異動をするのか?を
3つの理由を
今回はご紹介します。

 

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※荒波を乗り越えて突き進め!!というテイストの写真

 

① クルーの成長のため

 

クルーが経験を積み

成長をしていけば、
そのクルーの器が
大きくなってきます。

 

それに伴って、
今のポジションでは
もの足りない。
と言うことが出てきます。

 

成長しているからこそです。

 

次の飛躍ために、
ステップアップのために、
次のステージに
言ってもらう。

そのための異動なのです。

 

当然、異動するクルー
だけではなく、
それを受け入れる店舗の
既存のクルーも
大きく成長します。

 

異動者からの
大きな刺激を受けて
既存クルーの仕事への
マンネリ化も防ぎます。

 

異動者だけの
キャリアップ
成長の機会では
ないのです。


当然、
全てがベストな
布陣になることはありません。

 

ベターな布陣にすること
しかできません。

 

そのクルーの
本来持っている
能力を信じ、
成長してくれることを
期待して、
現状よりちょっと
「背伸び」しないと
勤まらないポジションに
配置する。

 

過度な負担は禁物ですが、
ちょっと無理しないと
行けないくらいが
成長には
丁度いいのです。

 

それも、
短期的な成長ではなく、
中長期的な視点で
見てあげられるか?が
とても重要です。

 

短期的には、
例え「嫌です」と
言われても、基本は
異動してもらいます。

 

それは、短期的に
そのクルーが得ることと
中長期的に
そのクルーが得ること。

 

中長期的な視点で
そのポジションを
与えてあげた方が
本人にとって、
良いに決まっている
からです。

 

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② 組織の「リ・バランス」のため

 

組織が進化していく中で、
どんどん色んなところに
ひずみが出てきます。

 

例えば、
誰かが辞めたり、
誰かが異動になれば、
その分、その店舗の
バランスが崩れます。

 

当然、人によって
成長スピードが
違いますから、
例え同じメンバーで
構成されていたとしても、
バランスが崩れていきます。

 

そのバランスを取り戻し、
ゲストに対して
パフォーマンスを
高く保つために、
異動が必要なのです。

 

ちなみに、
「リ・バランス」という言葉は、
証券用語で、
元証券マンとして、
吸収した
言葉のようです。

 

国内株・外国株・

国内債券・外国債券。。。
色んな形で、
分散投資していると、
資産の増減(パフォーマンス)が、
それぞれ違いますので、
それを修正することを
定期的に行う。

 

それが「リバランス」です。

 

リバランスするといことで、
バランスの取れた布陣になり、
良い投資効果を生みやすく、
安定した成長を生みやすい。

 

組織形成と資産形成は
似ているのかもしれません。

 

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③ 「ゆでがえる」にならないため

 

会社は大体、
「中から崩れていく」
と良く言います。

 

実際に、私も何度か
失敗しているのですが・・・

 

馴れ合いや
マンネリ化は
人を弱くし、
組織を弱くします。

 

信頼し合い、
頼り・頼られるというのは、
とても大事なことですが、

 

それが、
「なあなあ」な

関係になって、
甘えが

出すぎてしまうと、
個人としても、
組織としても
安きに流れて、
「これで良し」と
なってしまいます。

 

カエルに例えると、

冷たい水だと、
気が引き締まりますが、

ぬるいお湯に
つかっていると、
気持ちよくなって、
何もしなくなって、
知らないうちに、
ひっくり返って
死んでいる。

 

という
「ゆでがえる」状態に
なってしまいます。

 

結果、
組織は成長しませんし、
強いては、クルーに
組織の成長した分で
還元できません。

 

働くクルーにとっても、
会社にとっても
良いことがないのです。

 

以上の3つの理由から、
異動が必要なのです。

 

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※先日のハピリンでのイベント「パパフェス」では

 新入社員の2人も活躍してくれました!

 

ちなみに、
1つ1つの異動に
何の目的があるか?

 

異動先で
何の役割を担うか?
を本人はもちろん、
全員が理解する
必要があります。

 

自分が異動先で何を
すればいいのか?
使命感がなく、

受け入れる店舗も
何のためにこの人が
来たのか?

 

分からないままでは、
効果は半減です。

 


さあ、
今回の異動では
誰が?どの店舗が?
大きく成長する
でしょうか?

 

今から楽しみです。

2021.5.20

生産者の想いを消費者に届けるということ

小売の使命って
何でしょうか?

 

色々あると思います。

 

僕は、
「生産者(販売元)の想いを、
その人たちに変わって
消費者に届けること」

 

ではないか?
と思っています。

 

しかし、これって、
分かっていても
なかなかできません。

 

私もそうなのですが、
「売上!売上!!」と
なりがちです。

 

生産者の想いが
消費者に届けば
売上は上がるし、
その満足が高ければ
粗利益はいただける。
はずなのに。

 

それなのに、想いを
知ろうとせず、
とりあえず、
商品量に頼り、
何となく
沢山お店に並べて売る。

 

その結果、
お店の個性が出ず、

お店の信念を感じず、
「世界観」を出せず、
いつまで経っても
ブランドとして
確立していかない。

 

どの小売店も
陥っている
悪いスパイラルであり、
ホリタの課題
でもあります。

 

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何とかそのスパイラルから
抜け出そうと、
ホリタは
10年以上前から
クルーを
卸問屋さんの見本市に
毎回連れて行ったり、
物流センターに
何回も連れて行ったり、
メーカーさんの工場を
視察させてもらったり。

 

どういう想いで、
モノが創られ、
モノがホリタに
届いているか?
をクルーに振れる
機会を意識して
創ってきました。

 

このメーカー・卸さんの
熱い想いを
ゲストに伝えることが、
小売りの使命なんだ!と
ことあるごとに
伝えてきました。


ただ、これが
本当に難解です。

 

ホリタが
できているか?
というと、
残念ながら、まだまだ
出来ていません。

 

分かっていても
できないのは
何故なのでしょうか?

 

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一つは、
そのように想いを馳せる
時間と心の
余裕がないこと。

 

余裕がなく、
どうしても、
売上を上げるには?
という
「自分たち本意」の
考えになりがちです。

 

日々の業務だけで
忙殺されないように
しないといけません。

 

それともう一つは、
この生産者の
「想い」が伝わるように
売場を創るには、
「技術」が必要で、
その技術が
不足していることです。

 

「届けたい!」という
想いはあれど、
伝わらない売場が
でき続けていました。

 

明らかに経験が
足りないことから来る
「実力不足」です。

 

とても歯がゆい
想いをしてきました。

 

ですが、ここ最近、
ようやく
生産者や販売元の方々の
想いを汲んで、
自分たちが思い描く
売場を少しずつ
創れるように
なってきました。

 

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先週末、ホリタが
昔からずっと
やりたかったことの一つ

 

「越前和紙フェア」を
春江店で先週土曜日から
開催することになり
売場が立ち上がりました。

 

私たちホリタが
生産者の元まで
足繁く通い、
2人の本部クルーに
至っては、
「和紙インストラクター」
という資格まで取って
魅力を思う存分
知った上で
売場計画・仕入
販促・陳列
をしたからこそ
生まれた

ホリタの目指している

「世界観」のある
「ホリタらしさ」のある
売場です。

 

こういう売場が
一つでも多く
創られてくると、
それがホリタの
「世界観」になり、
ホリタだから買いたい。
ホリタにあるから買いたい。
になって行く!
と言う可能性を
感じました。

 


生産者の想いを
たくさんの方に
伝えられる。

 

それが、
小売の使命であり、
小売店舗をやる醍醐味。

 

今回はそういう話です。

2021.5.8

社長の仕事 〜社長こそが会社の未来を創る〜

社長が、

未来の仕事を
どれだけ出来るか?

 

目先の仕事と
未来の仕事があり、

 

未来のことを
やればやるほど、
クルーからは、
社長って日頃、
何やっているんだろう?
となります。

 

社長って
いつも何やっているのか
良く分からないけど、
会社は確実に
良くなっているよね!

 

そんな「結果を出せる」
社長になりたいと思います。

 

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※大野のシバザクラを見に行くだけの心のゆとりがあることをアピール(笑)

 

社長がやっていることは、
多岐にわたります。

 

人脈を築く。
経営の勉強をする。
世の中の最新を知る。

仕入先を開拓する。
投資することを決める。

組織を創る。
財務の計画を立てる。

などなど。

 

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※今月はEnjoy Kidsということで在宅を応援する「ボードゲーム」推しです。


数年前まで、
半分以上は、
目先の仕事
=急ぎの仕事でした。

 

「もぐらタタキ状態」で
問題が発生したところを
とにかく対処する。

 

そんな

「止血」の繰り返しで、
とにかく
後手後手でした。

 

クルーの定着と
成長によって、
クルーに少しずつ
権限を委譲し、
そういうことは
少しずつ
減っていきました。

 

今は、
急ぎではないが
重要な仕事
=第二の領域 が
8割くらいかと思います。

 

当然、急ぎの仕事が
ないことはありませんが、
「緊急」が
確実に減ったことで、
本当に会社にとって
大事なことが、
少しずつ見えるように
なってきました。

 

今まで、
日々の慌ただしさに
「忙殺」されて
見えなかったことが
ちょっとずつ。

 

先ほどあげた社長の仕事の

パフォーマンスを上げるために。

 

そのために、

自分のモティベーションを
どう上げるか?


自分のコンディションを
どう整えるか?


どういう環境に身を置くか?


どういう人と付き合うか?

 

これらをしっかりと

準備することが、
確実に
会社のパフォーマンスに
つながっていると
感じています。

 

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※5月は人事異動の月。各店ガラッと体勢変わります!現在、引き継ぎ真っ最中!

 

私の周りにいる、
すごい経営者
(だと思っている方)は、
とにかく「初動」が早い。
と痛感します。

 

だから、
チャンスを逃さない。

 

常にそういうことを
判断できるように
自分の体と心を
準備している。

 

だから一見、
端から見ると
暇そうに見える。

 

ちょっと失礼ですね。。。

 

ドンと構えている。
という言い方が
正しいですね。

 

自社に大事な
チャンスを見極め
確実にチャンステイクして
実績を出して行くので、
結果、そういう人に
人も情報も集まり、
どんどん良くなる。

 

そうでない経営者と
どんどん差が付く。

 

社長は何をやっているか
分からない。

 

そのかわり、

自社に大事なことを

見極め、

チャンスをテイクする。

そうやって、

会社の未来を創っていく。

 


それが社長のやらなくては

行けない仕事

だと思っています。

 

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※座談会形式でクルーに伝える動画を作成し始めました。対談クルーは毎回変わります。

 

ちなみに、社長が
やっていることは
見えなくても、
私の考えていることが
見えなくなるのは
困るので、


こうやって

ブログを書くことも、


戦略塾・座談会の動画を
撮影して配信することも、

外部で講演で話をすることや

プレゼンをすることも。

 

そうやって

新しいホリタクルーを集める。

外部からホリタに関わってもらう。

 

社内外に「共感者」を

増やすことも

社長として大事な

未来を創る仕事です。

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