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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2020.9.13

社員平均年齢29.6歳。若いということ。

私たちの1番のウィークポイント。
=最大の課題は、
「想いはある」けど、
「結束はある」けど、
「結果が出せない」こと
です。

 

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(写真は全て、今月2日に開催された「経営計画発表会」のものです)

 

昨年度は、部分的に
少し結果を出せるように

なってきたかな。
という兆候はありましたが、
悲しいかな、まだまだ
レベルの低い水準である
というのが実情です。

 

これは、

私に一番責任があるのですが、

目を背けてはいけない、
ホリタの現実。

今の実力です。

 


若いうちから
責任のある仕事を任せる。
というと格好良く聞こえますが、
そのクルーにお願いせざるを得ない。
ということ。

 

企業自体に
知識や経験のあるクルーが
慢性的に足りていない。

ということ。

 

 

例え技術や経験が不足していても、
この部分だけは、
「力量が足りていない部分は、
走りながら力をつけてくれ。
一緒に乗り越えるぞ!
気合いで成長してくれ!」
という

「精神論」になります。

 

僕は、

足りていない部分があるから
自分たちで考え、

個人の地力が付き、
結果、組織が強くなっていく

と思っているので、
 精神論になることは
とても大事な企業文化だと
思っています。

 

そうは言っても、
精神論ばかりでは、
クルーが疲弊するので、
体制をしっかり

整える必要があります。

 

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(今年は入社1年目のクルーの寸劇?なども。。。)

 


では、今の平均年齢の若さで
「結果を出せる組織」

にするためには?

 

もう一度考えてみました。

 

方法は2つしかないと
思っています。

 

まず1つは、
クルーの「成長待ち」です。

 

クルーが育つまで待つ。

 

これは妥協する。とか我慢する。
というより、
一緒になって、
根気強く課題に取り組む。
というイメージです。

 

育成には、
本当に手間と根気がいり、
時間がかかりますよね。。

 

離職率がここ数年で大きく下がり、
勤続年数が長くなってきたものの、
それでも現在、ホリタ正社員の
平均勤続年数は4.7年。

(新卒を積極的に採用している

ということもありますが)

 

今の店長5人の平均年齢が約30歳。

平均入社歴5年。

 

企業の中心となる
業務を担う本部クルーも
30歳前後で、
これはびっくりされる
若年齢です。

 

1日1日がどうか?
成長しているか?
ということを見ると、
正直、前に進んでいるか

分からないことも多いので、

半年前よりどうか?
1年前よりどうか?
3年前よりどうか?
と言った具合で見ていますが、
組織としては、
確実の成長をしているので、
その点は、間違いないと

確信しています。

 

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(全店の発表もそれぞれ個性的でした)

 


「結果を出せる組織」に
するための2つ目は、
「成長しやすい環境づくり」
です。

 

これは、

「企業風土(社風)創り」と
「育成の仕組み」

細かく分けるとこの2点。

 

よし、俺も頑張ろう!
という企業風土があるか?

 

頑張るのが当たり前。
という企業風土があるか?

 

近い将来、あの先輩みたいに・・・
と思われる「ロールモデル」と
なるような先輩クルーが
沢山いるか?

 

特に、ちょっと上の、
先輩の存在が大きいのです。

 


そして、
それによって、
やる気を持ったクルーが
勝手に学べる、
勝手に成長できる。
そんな育成の仕組みがあるか?

 

というのがとても大事です。

 

こちらは今、
「教育委員会」という

プロジェクトチームを組んで
急ピッチで、カリキュラムや

動画・マニュアルなどを

創っています。


結果を出せる組織にするには、

「成長待ち」
=クルー自身に頑張ってもらう
ということ

 

 

「成長しやすい環境づくり」
=企業の責任として
環境を整えること。

 

両方が必要だということです。

 

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(文具店からエンターテイメントカンパニーへ!)

 

今回の経営計画発表会は、
数字を入れた具体的な目標を

宣言したクルーが少なく、

課題の残るものでした。

 

計画もまだまだ浅く、

頑張ります!と言う

感覚で処理しようと

するところがあります。

 

逆算せずに行き当たりばったり。
結果、着地せずに

二度手間三度手間。


ガッツで頑張る、

後手後手企業。


からまだ脱却できていないな。

と感じました。

 

ホリタの29期のテーマは
「DEEP」


=深堀りをしよう。

ということ。

 

上辺だけではなく、
深く物事を探究していく。
価値を深掘りしていく。

 

「着地」にこだわって
徹底的に今やっていることの

精度を突き詰める。

 

 

結果を出せる組織に
なって来れば、
今度は、若いことが
相当な強みになってきます。

 

それは、すぐに間違いを
認めて変われる。
この世の中の変化に
対応してすぐ変われる。

 

そういう「柔軟性」。

 

それと、やる!

となれば一気にやる。

一丸となってやる。


その「瞬発力」が
若いホリタの強みだからです。

 

29期の今期、

必ずみんなで

「結果を出す!」

 

そう願いを込めて、

今期のテーマ

「DEEP」

なのです。

 

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2020.9.3

「社長賞」というもの

昨日、第29期・経営計画発表会が
無事終了しました。

 

会場には、

コロナ感染拡大防止の
厳戒態勢の中、


社内のクルーと
一部の限定された
県内中心のお取引先様に
参加して頂きました。

 

Zoomでは、
県外のお取引先様と、
経営の勉強会のお仲間方。

 

会場・オンライン両方で
総勢110名以上の方々に
ご参加いただきました。

 

この会の冒頭に、
「社長賞」授与式というものが

あります。今回は、
このことについて、
書きたいと思います。

 

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そもそもなぜ、
社長賞というものがあるのか?
なぜ、設けようと思ったのか?

 

その経緯は、私の前職である
証券会社の営業マン時代にあります。

 

私は、入社してずっと
社長賞を取りたいという一心で、
仕事に打ち込みました。

 

3年目にようやく社長賞を
獲得できたのですが、
実際にとったときの景色は
今でもよく覚えています。

 

ものすごい達成感と共に、
自分の自信になりましたし、
社内からの見る目も変わりました。

 

社長賞の賞金が欲しいから、
というものではなく、
ただただ社長賞というもので、
周囲の人に
認めてもらいたかったのですね。

 

社長賞の獲得が、
自分に自覚と誇りを与え、

この後の社会人人生に

大きくプラスの影響を

与えてくれました。

 

そういう経験を
ホリタクルーにもしてほしい。
というのが、始めたきっかけです。

 

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(6年前の第一回社長賞のときの写真)

 

ホリタの社長賞の歴史は
6年前、私が
社長就任したときから始まりました。

 

第1号・第2号は、
6年前、
社長就任式の時に、
その当時勤続13年を超える、
二人の功労者である
M屋さん・T田さん。

 

第3号は、
4年前に、
店舗クルーの礎を築いてきた
W辺さん。

 

第4号は、
1年前、
POS管理の礎を築いてきた
F間さん。

 

途中、陰でずっと
支えてくれている
会長などにも渡しましたが、
役員を除くとこの4人です。

 

今年は、第5号として
A日さんが
社長賞を受賞しました。

 

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A日さんは、新卒同然で
ホリタに入社して
約9年間。

 

彼女の苦悩と成長を
私も近くで見てきましたので、
ちょっと感慨深くて
勝手に感動していたのですが、
ふと会場を見ると、
本人の近くで働く
クルーたちの方が
皆、感動しているようでした。

 

最初「営業事務」で
採用されたものの、
新設された「管理部」という
手探りな部署に第一号として
一人ポツンと配置され、
ずっと、作業をただただ淡々と
「こなす」ことが求められる、
どこか残務処理的な

仕事でした。

 

結婚し、子供ができて、
子育てをしながら、
仕事との両立に悩み。


どうしても本部の手が回らず、
在宅をやってもらっていた
時期もありました。

 

独学でデザインのことを吸収し、
今では、ホリタの
殆どのデザインを一人で
産み出すまでになりました。

 

ホリタならではの世界観を創る。
そういうブランドになるんだ!
と言っている以上、
デザインを社内で
「内製化」できるのは、
これからより一層
ホリタの強みになってきます。

 

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この受賞者を決めるのは、
数か月前くらいから
悩み始めます。

 

皆、やっていることが違うので、
なかなか横一線に
比較することはできません。

 

特に本部クルーの業務は
特殊でその人しかやっていないので
他と比べられません。

 

そんな中でも、できるだけ
公平の評価しようと思い、

時間をかけてじっくり考えます。

 

会社としては、
できるだけ日頃、
光の当たらないところ
(地味にコツコツやっている部分)にも
光を当てられる会社でありたい。

ということにも
気を付けています。

 

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(発表会後「ホリタ丸」の再出航を

祝ってくれるようなすごいきれいな空)

 

賞は、本人には
内緒で用意されます。

 

受賞したときに
受賞に驚いて出てきた
彼女の言葉が、
「会社からのプレッシャーだと
思って頑張ります」
でした。

 

本人は、嬉しさよりも、
プレッシャーを先に感じたようです。

 

まぁ、それもありでしょう(笑)

 

自信と誇り、そして
これからのプレッシャーを
感じてもらいながら
よりレベルの高い仕事を目指して
頑張ってほしいと思います。

 

社長賞というのは、
会社の成長を感じる。
大きな指標でもあります。

 

数年前は、会社全体ですが、
結果が全く出せずに、
社長賞の該当者が
出ない年がありました。

 

組織としても
疲弊していた時期です。

 

今は、29期で社長賞を
取れそうな候補が

何人もいます。

 

さあ、来年の
社長賞は誰になるか?

 

今年の発表(各人の宣言)を経て、

誰が成長し結果を出してくるか?


今から、楽しみです。

 

ちなみに、1回取って終わり
ではなくても、
すごい実績を創り、
2回目・3回目があっても
いいと思っています。

 

入社年次や年齢も

関係ありません。

 

来年は、沢山出せることを
期待しています。

2020.8.29

来週の「経営計画発表会」

私たちにとって
年で一番大事な日。


それは毎年9月上旬に開催する
「経営計画発表会」の日です。

 

今年は来週水曜日に、
Zoom&会場の両方で
同時開催します。

 

・金融機関
・卸問屋・メーカー様(仕入業者)
・サードパーティー(社外協力者)
・経営者のお仲間の方々
そして、
・社内のクルー

 

総勢100名以上の方々に
Zoom・会場のどちらかで
参加をして頂きます。

 

さすがに、県外の方は、
殆どがZoomでの参加ですが。

 

そういう意味では、
一気にやりやすい
時代になりましたね。

 

わざわざ福井に
ご来福頂くまででは・・・
ご来場をお願いするまで
ではないけど、
これから一緒に伸ばしたい!
という重要なお取引先に対して、
比較的、気楽に
お誘いすることができました。

 

そしてお誘いした殆どの取引先に、
比較的、気軽な気持ちで
参加して頂ける
ことが決定しています。

 

しかも、担当の方だけではなく、
上席の方にも聞いて頂ける
というプラス効果が
付与されています。

 

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(昨日、リハーサルをしてきました @福井県国際交流会館)

 


私たちのやり方は、
「理念・ビジョン中心型」であり、
「巻き込み型」です。

 

自分たちの、掲げる
「理念」や「ビジョン」を
しっかりとお伝えし、
その上で、其々の方々に
それを叶えるために、
出来ることで支援をいただく。
というやり方です。

 

お互い無駄な頑張りに
ならないように指し示す。
というやり方です。

 

こういうコロナ禍になって、
「不透明な世の中にあっても、
会社をこうする!」と
未来を指し示すことが
大事だと言われています。

 

ホリタでは、ずっと
こういうスタンスで
やってきたので、

回りまわって、結果、

最先端の経営のやり方

だと思っています(笑)

 

社長になってこの6年で
途中1回だけ「クローズ」型
(社内だけでの開催)でしたが、
それ以外は
「オープン」型
(社外の方々の参加)で、
今年で6回目を迎えます。

 

 

最初の頃は無理やり

背伸びをしていた感がありましたが、

今年は、より自分たちらしく

エンターテイメント要素を入れて、

且つ、よりクルー中心で行きます。

 

大幅にクルーたちに

時間と権限を委譲して、
私が発表内容に関して
殆ど口を出さないように

したので、わたし自身も
クルーの発表・宣言を
聞けるのが楽しみです。

 

社内のクルーたちには、
「ここが成長する絶好のチャンス!」
と言い続けています。

 

日々の忙しさに忙殺されて、
1年を振り返る・今後1年を考える。
という広い視野に立った、
中長期的な考え方は
なかなかできないものです。

 

そして口に出すことで、

「言ったからにはやらないと」

という自分を律し続ける効果と

「この人・会社を応援しよう」

という、外部の協力を

得られやすくなるという

2つの大きな収穫ができます。

 

半強制的に考えざるを得ない。

宣言せざるを得ない。
という状況を会社として
創り出すことが大事です。

 

見ていますと、
こういうのを、自分の
成長のために上手に使うか、
何となくやり過ごすかで、
これからの1年間の
成長具合が本当に違います。

 

今まで見てきて、
これは本当に「歴然」です。

 

 

人生、限られたチャンスを
チャンステイクできるか?
今がその時だよ!と、

重要ポジションを任せている
担当クルーには、
プレッシャーをかけています。

 

自信を付け、自覚を持つ。

あの時チャンスを与えてもらったおかげで、

今の自分がある。
そういった「人生の転機」に
してほしいと願います。

 

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(今年は入社2年目の二人による運営です)

 


さて、「オープン型」
というのは、何も
お取引をしている方だけに
対してではありません。

 

我々にとっては、
日頃、共に学ばせていただき

ご指摘頂いている経営者や、


その他、私やホリタに関わる方で、
ホリタを応援したいと思う方・
ホリタの目指すものに

共感してくださる方々、
全ての方々で、
一緒にホリタを創る。

 

そういう、みんなで創る会社。

でありたいと思います。

 

来週水曜日まで、

しっかりと考え、
準備したいと思います。

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