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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.8.28

販売士(リテールマーケティング)

今年4月ごろから、販売士の資格を

取得することを

会社として推奨し始めました。


販売士というのは、

現在の資格名で言うと

リテールマーケティングと言って、
小売業のプロになるための
登竜門となる資格です。

 

 

ホリタでは、売場のことで
「これをやろう!」といって

実際に現場でやり始めたら、
そもそも「これ」の認識が皆それぞれ違う。


それによって店舗やスタッフによって
ムラが出来たり、
二度手間になったり
ということが頻繁に起こるように
なってきました。

 

陳列や接客やMDなど
色んなところで

そう言う問題が起こります。

 

これは、店舗が増えたことと、

店長が自店のスタッフに
落とし込む体制になってからは
特にひどくなりました。

 

 

それに危機感をもって、
皆で「共通認識」を持ちたい。
ということで、会社として販売士を
受けることを推奨します!
ということになり。

 

第一陣として7月受講したスタッフが
5名、販売士3級を合格しました!

 

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お恥ずかしながら今までそう言う

資格支援制度みたいなものはなく、

導入してどうかな?と思いましたが、

実際は「受けたい!」と言う

スタッフが多くて驚きました。

 

お店を休むわけにいかないので

来年2月に受講する「後半チーム」もいます。

 

この資格を
若手や内定者の子たちに
早いうちに受験してもらうか?
少し仕事に慣れてきてから受けてもらうか?
で議論がありましたが、
「合格する」こと自体が目的ではなく、
「実践で店舗に生かしてもらう」こと
「後輩の指導に生かしてもらう」こと
が目的なので、
しばらく実践を積んでから。
ということになりました。

 

学生のうちに、または
学生の感覚が残っている段階で
販売士を受けると、
「学問」として勉強する。
ということになってしまい、
丸暗記して合格して終わり。
ということになりかねないので
止めました。

 

若手スタッフには、
頭でっかち・机上の空論・評論家
になってほしいわけではなく、
とにかく精度が低くても、
実行できる人になってほしい。
と思っています。

 

社会人は、いくら口が達者でも
頭の回転が速くても、
実行しないと評価されない。


そして「実行」の先にしか
「結果」はない。
「人間的成長」はない。
というホリタの考え方があります。

 

精度が低いことを怖がって、
失敗を怖がってなかなか
「実行」に移せないスタッフもいますが、
思い切り背中を押してあげる。
失敗を良しとする社風である。
ということも
私の大事な仕事だと思っています。

 

実際に「実行」して「失敗」すれば、
何が自分に足りなかったのかな?
と自分で考え、また改善(実行)
をするようになります。

 

まだまだ若い組織なので
専門的な技術・専門的知識を
教えられる先輩が少ない。
待っていてもガッツリ

教えてもらえません。

ですから、自分から
そういう販売士の教材に載っている
知識や技術を取りに行って、
実行することに

確信を持ってもらう。

 

スタッフの実行を後押しする。
そのための「資格」であってほしい。
と思っています。

 

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(実行あるのみ!内定者もまずはやってみるところから)

 

その他に、
スマホアプリで解く
「ホリタ問題集」を

若手や新人さんのために
今作っています。


ホリタ独自の決まり事・マニュアル・
実際の売場に基づいた問題など、

販売士の知識にプラスして、
ホリタならではの
技術・知識を学べる。
そういうアプリも同時進行で作成中です。

 

これらの制度によって、
意欲さえあれば、若手が
どんどん人が育っていく。
切磋琢磨して会社全体の
レベルが上がっていく
ことを期待しています。

 

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※紹介が遅れましたが8月1日の年度始めの懇親会風景。

新入社員のスタッフ2名が司会進行をしてくれて

すごい盛り上がりました。

2019.8.12

HORIHARUプロジェクト★

半年間かけて取り組んできた、
春江のリニューアル計画
別名
「HORIHARUプロジェクト」

(ホリハルプロジェクト)

が先週末、一区切りしました。

 

このプロジェクトの目的は
大きく分けて2つです。

 

1. 売場の大型改装
 メイン通りを変更し、案内を設置し、
 より見やすい売場に。
 知育・絵本・キャラなどの
 新しい商品を仕入れて、
 より魅力的な売場になりました。

 

2. 売場以外の強化
 遊ぶエリア・学ぶエリア・
 くつろぐエリアを創り、
 トイレを改装し、

   空間自体を提供する。
 そういう店舗を目指しました。

 

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すべり台で楽しそうに遊ぶ
子供たち。

 

カフェエリアでジュースを買い
デートする高校生カップル。

 

すべり台横のベンチでくつろぐ
孫守(まごもり)するおばあちゃん。

 

そういう風景がどんどん
増えてくれることを期待しています。

 

「お盆に福井に帰省した
子供や孫をホリタに
連れて行ってやりたい」

 

そう思ってくれる方々が
増えることを切に願っています。

 

社内ではいつも言っていますが、
これからの小売業は、
「色々並べて色々揃っているよ」
ってだけでは通用しない。


それは最低限あるべきだと
思いますが、それプラス、
「ホリタで買いたい!」
というブランド力がないと
通用しないと思っています。

 

だから僕たちは挑戦します。

 

このご時世、現状維持は衰退。
進化するしか道はない。

 

だから挑戦することを
良しとする企業風土で
無くては生き残っていけない。

 

ということで、

今年度8月からの年間テーマは
「Challenging Company」

 

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先ほど、
HORIHARUプロジェクトが
「一区切り」といいましたが、
今は、無事にリニューアルを
迎えた。というだけで、決して

これで終わりではありません。


ここからが本番です。

 

リニューアルオープンして
終わりではなく、その後、
お客様の考え・動きに応じて
進化させる必要があります。

 

リニューアルが「自己満足」
であってはならないのです。

 

ここ半年、

鯖江の3月の新規オープン。
花堂の6月のリニューアル。
春江の先週のリニューアル。

と立て続けに実行しました。

 

ただ、それ自体は

さほど大した意味を持ちません。

 

全ては、これからの「修正力」。
これがあるかどうか?が大事で、

今からの時期こそが

力を試される時です。

 

ここからしばらくは、

お客様に合わせて修正をし

お店のレベルを上げていく。

そのことに、

集中したいと思います。

 

ここから

ホリタの真価が問われます。

2019.7.31

本日は特別な日「決算日」

ホリタは7月末決算ですので、
本日は年に一度の
特別な日「決算日」でした。

 

ようやく賞与をお渡しして、
半年に一度のフィードバック面談が
出来ました。

 

半月かけて分析をした上で
1週間かけて何とか全社員さんと
面談を終わらせることができました。
(パートナーさんは

渡し切れませんでした。
すみません。明日お渡しします)

 

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今回は特に、
「定性的評価」の部分の評価が高く、
「定量的評価」の部分の評価が
今ひとつ。でした。

 

全スタッフのことを言うと、

この半年間で、

一番評価をした部分は、
「権限移譲させた仕事を
前向きに皆が取り組んだ」
ということです。

 

振り返るとこの半年は、
色んな権限が社員さんに
移譲されていった半年でした。

 

仕入、指導、仕組み創り、
パートナーさんの採用。
どんどん任せて行きました。

 

ここまで権限をどんどん
スタッフに渡したことは
ホリタの歴史上初です。

 

任せるのって怖いですよね。
自分でやった方が早い。と
思っちゃったりもします。

 

ですから、スタッフを信じて
口を出さないようにする。
ということは、

私自身も試練でした。

 

一番全体が見える
ポジションにいるだけに、
言いたくなる。

 

(もちろん、我慢しきれず、
色んなことを言いましたが・・・)

 

そうやって私自身も

自分の成長を感じることが
できました。

 

権限も移譲して行き、

鯖江店の出店もあり、

花堂店のリニューアルもあり、

そんな、会社としても

激動の半年だったのですが、
後ろ向きな発言をする人
逃げようとする人が
全くいませんでした。

 

そうやって前向きに
挑戦してくれていること。


これはホリタのこれからの
大きな財産になります。
強みになります。

 

私は、
権限と責任は同じことだと
思っています。

 

権限を渡したが責任を問わせない。
ということはありませんし、
逆に責任だけ負わされて権限がない。
ということもありません。

 

責任が重くなった分、
その対価として
給料や賞与に反映させたい。
というのが今のホリタの考えで
本当にまだまだ少ないですが、
そうやって「責任がある」。
そのこと自体を評価しよう。
という考えで支給しました。

 

ただし、もっともっと
出したかったのですが、
出せなかったのも事実。

 

よし頑張ろう!という気持ちが
皆あって前向きに
やってくれたのですが、
「結果」が出ていない。という事実
にも、苦しみました。

 

「結果」と言うのは
「数字」の事です。

 

ホリタで言う、
「売上高」であり、「粗利益高」であり、
「人時生産性」であり
「在庫高」のことです。

 

ここは本当に物足りませんでした。

 

私に一番責任があるので、
もう一度、自分に何が足りなかったのか、
経営計画発表会までに、
ここ数週間じっくり
考え抜きたいと思います。

 

悔しくて仕方ありません。

 

ですが、逆に言うと
この足りなかった部分は
私たちの大きな「伸びしろ」です。

 

お客様はシビアで正直ですね。

 

お客様の立場に立ってどうか?
自分都合の売場になっていないか?
自己満足になっていないか?
それらが足りなかったのだと思います。
もう一度、会社全体で
見直したいと思います。

 

明日から第28期・2019年度

創業70周年の年が始まります。

 

成長したスタッフ達と皆で

「結果」という部分でも
飛躍できる年にする。

 

そういう覚悟です。

 

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※先ほど、来年度のホリタダイアリーが

出来上がってきました。良い出来です!

 

 

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