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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2018.9.4

来週開催する「経営計画発表会」の意味

 

私は、経営者の仕事は

如何に未来を語り

目指すべきものをしっかり指し示すかが
仕事だと思っています。

 

経営者は一番高いところから
全体を見れるポジションにいます。
(能力がどうではなく立場上です)

 

それでいて、
みんなが見れないところ=未来
を見て共有するのが仕事です。

 

一番高いところから
見れるのですから、
それを見なかったり
共有しなかったらそれは経営者として
怠慢だと思うのです。

 

経営計画発表会は、
そういう意味でも私にとっては、
本当に大事な仕事です。

 

ということはもちろん、
会社にとっても、スタッフにとっても
大事な行事だということです。

 

発表会まで1週間を切りました。
来週水曜日に開催されます。


今のご時世、みんなが同じ方向を見て
仕事をしないと、会社は傾きます。

 

「ホリタ丸」をみんなで漕ぐ。
ということを言っていますが、
1人でも逆方向に漕いでいては、
このご時世、勝ち残れない。
そう感じています。

 

昔は、経済も人口も
右肩上がりだったので、
少しくらいそういう人がいても
大丈夫だったかもしれませんが、

今、うちの商売で

そういうことは許されないのです。

 

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(2年前の開催風景)

 


今回はスタッフの
みんなの成長も楽しみです。

 

2年前に開催したときより、
発表の機会を与えようかな。
と思う人間は多い。

 

組織として成長した
ということを確認する
良い機会でもあります。

 

今回は、
各部門、各店の発表内容を
各部門、各店の責任者に

任せることにしました。
(もちろん事前チェックはしますが)

 

実は今までの経営計画発表会は
どちらかというと、
私がベースを作ってそれを
発表してもらう。というものでした。

 

今回は、そうではなくて、
会社から何を求められているか?
いつも社長が何を言っているか?
を考え抜いた上で、
自分たちがやるべきことを
自分の言葉で発してほしい。
と思っています。


色んなビジネスパートナーの方や
経営者のお仲間、

経営のご師匠が来ますので、
うちにような小さい会社では、
普通は絶対にありえない
「大舞台」です。

 

滅多にできない経験ですから、
発表者は本当にラッキー。

幸運です。

 

気負うことなく、着飾らず、

ありのままの今のレベルで
自分らしく発表してくれれば良いのです。

 

たとえそれが
恥をかくことになっても、
会社として損失を被るわけではないので、
失敗大歓迎です。

 

みんなの前で宣言することが、
どれだけ1年間頑張れることか。
辛い時に踏ん張れることになるか。
そういうモティベーション維持の
場でもあります。

 

私も、一年で一番

戦略を考え「まくる」この時期を

楽しみたいと思います。

2018.8.29

FBCラジオに毎月出演している件

今日も、毎月恒例の

FBCラジオの朝の番組

「よーいドン!」の

水曜日のコーナー

「どんどんジャーナル」に

朝方、出演してきました。

 

私が、FBCラジオさんに

毎月出させてもらうようになって

約8年が経ちます。

 

 

「ラジオ聞きましたよ!」

「ラジオ楽しみに聞いています!」

と初めてあった人から、

良く声を掛けられます。

 

本当にたくさんの方が

聞いているのですね。

 

 

出演時間は8時35分~45分の

約10分間。

 

世の中は出勤時間でもありますし、

AMですから

営業マンが営業車でたまたま聞く

ということも多いようです。

 

ラジオで紹介したからといって、

直接、それが売上につながる。

ということは

そこまで多くありません。

 

でも、

「世の中には面白い文具が

 沢山あるんだな~!」

という

文具のイメージアップには

貢献できているのではないか?と

思います。

 

そして、文具で困ったときに、

「ホリタに行こう」と

思うようになった方も、相当数

いるのではないでしょうか。

 

少なくとも、ラジオのお陰で、

そういう情報を発信している会社。

面白いものを扱っている会社。

というイメージは定着してくれました。

 

何事も継続だな。と思います。

 

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(本日のラジオ修了後の写真・番組Facebook用)

 

 

私自身、個人的にも、

FBCラジオさんのお陰で、

相当、力をつけることができました。

 

まず、私は極度の「あがり症」で、

ラジオなど、とてもじゃないけど・・・

というタイプでした。

 

10年前くらいまで

ホリタに入社したくらいのときは

全くダメでした。

 

目の前が真っ白になり、

自分で何を言っているか

分からなくなるタイプでしたが、

そういうものを克服できたのにも、

ラジオ出演が一役かっています。

 

ですので、そういう意味でも

感謝しています。

 

あとは、

「伝える力」が付いたこと。

 

ラジオは映像と違って、

説明をうまくしないと、

リスナーの方の頭の中で

イメージがわきません。

 

本来、細かい機能やデザインが

ウリの「文具」は

ラジオには不向きだと思います。

 

でも、良さを知ってほしくて、

どういったら伝わりやすいか?

を考える。

良さを伝える。

そういう力が付きました。

 

生放送なので

「あ~駄目だ!これでは伝わらない!」

と、説明に失敗した時は、

プロのアナウンサーが横にいるので、

プロにブン投げます。

そして、

私は相槌(あいづち)で

乗り切ります。

 

これが気軽に楽しめている

一番の理由かもしれません。

 

今では、日課のようなもの、

趣味のようなものです。

 

 

あとは「慣れ」からくる

「ゆるみ」が生じないように。

 

マンネリして、聞いている人に

「つまらない」。

と思われたら終わりですし、

自分が成長できないようなら

それこそ終わりです。

 

「慣れ」も怖いものです。

ですので、毎回楽しみながらも、

気合を入れて、臨んでいます。

 

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(5年ほど一緒に番組を創っていた、

前田アナが今年の3月で番組を卒業しました。

これも「慣れ」を無くし、次なるステップとして

自分と番組を成長させるのに

良い機会なのかもしれませんね)

2018.8.18

「木を見ず森を見る」意識

「木を見て森を見ず」
と言うことわざがあります。

 

店舗を管理するスタッフには、
全体を見る力を
つけてほしいと思っていますので、
木ばかり見ずに森を見るように。
そう言う時間を意識して作るように。

 

と言うことを先月行った
半年間フィードバックの時に
何人かに指摘をしました。

 

木を見ずに森を見るというのは、
「鳥瞰する」と言う
言葉でも言い換えられます。

 

鳥のように上から俯瞰して
全体を見る。
全体を把握した上で、
何をやるか?
どう指示を出していくか?を
意思決定していく。
ということです。

 


うちの店長や副店長、そして、

No.3と言われる社員スタッフはみんな
幾分小さい会社ですので、
全員が、全体を見ながら

自分も担当を持って仕事をするの

「フィールドプレイヤー」です。

 

みんながしっかり作業をできないと
仕事が計画通り終わりません。
売り場は成り立たないのです。

 

だから一生懸命みんな
どうしても作業に没頭して
全体を見なくなります。

 

そうすると、

全体に中で何が問題で

何を優先しないといけないか?が

分からなくなり、

一日が終わると

思うように進んでいない。と言う

悪いスパイラルに陥りがちです。

 

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昨日、夕方に福井駅前のあるお店で
プロフェッショナルな
店舗スタッフを見ました。
30代女性でしょうか。

 

忙しい店内で、
時間を見つけては
学生バイト2人を遠巻きに見て、
ニコニコとしながら
いろんな指導をしていました。

 

ムスッとしてだるそうな
学生の男の子や女の子に、
冗談を言って、
時にはちょっとボディータッチをして、
ニコニコっとさせて
場を和ませる配慮。

 

お客様と喋る時に
しゃがんでお客様の
目線に合わせて対応する配慮。

 

困ってそうなお客様に

パッと自ら歩み寄り、

迅速に対応する配慮。

 


考え事をするために入った
お店でしたが、
その女性の所作が気になって、
結果的に集中できませんでした。

 

もちろんその人も
フィールドプレイヤーですから、
忙しそうに手を動かし、
動き回っています。

 

それをしながら、
お客の席、入口、キッチンと、
とにかくいろんな場所に
気を配っています。

 

全てを「研ぎ澄ましている」
のがよく分かり、
一流だな〜と思いました。

 

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よく店舗で、

作業に没頭して私の存在に
気づかないスタッフがいます。

 

一生懸命なのは良いことですが、
逆を言うと
「気を配る」と言う意識がない。
と言うことになります。

 

いろんな場所に気を配る。
と言うことを同時にする
必要があります。

 

これはお客様の前ですから、

真剣な表情すぎると、
顔がこわばりますからダメです。

同時に全部ができないと

いけないから難しいのです。

 


私の中では、この方は
「この仕事が好きで
誇りを持っているんだろうな」
と言う結論になりました。

 


女子学生に待っている時の

手の組み方を教えて、
そのあとそれを

実践している学生を
嬉しそうに見ていました。

 

恐らく、その女子学生は
「手を組んでお待ちする」
と言う作法を覚え、これから
一生恥をかかなくて済むでしょう。

 

どういう意識で売り場に立つか?

は大事だな。と改めて感じた経験でした。

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