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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2017.2.21

現場・現物・現実

現場を見る。

現物を見る。

現実を見る。

を今意識しています。

 

当たり前のことなのですが、

事務所の机に座って

仕事ばかりしていると、

外と接する機会が

少なくなる。

 

特に頭で考えて結論を

出してしまいがちな私は、

今、意識して、

何でも直接自分で

実物を見に行く・聞きに行く

「現場・現物・現実」

重視を心がけています。

 

IMG_5492

 

先週木曜日に、

いつも大変お世話になっている、

大阪の卸業者の

見本市がありました。

 

その見本市の後、毎回

新人さんだけを連れて、夕方

「物流センター」に

見学に行きます。

 

目的は、

「商品がいつも届くのは、

当たり前のことではない。

その間には、

これだけの人の努力があり、

私たちにものが届くのだよ」

という、

「ものの大切さ」を

実際に現場現物現実を見て

感じてもらうためです。

 

私が暑苦しく説明するより、

実際に目で見て

感じてもらったほうが早い。

 

もう5年くらい、合計10回以上

新人さんを連れて行っています。

 

今在籍している

ホリタの社員全員が

この物流センターを見ています。

 

それに、お陰様で

私は物流センターの

説明員ができるレベルです(笑)

 

ですが、

何度この物流センターに

いっても飽きません。

 

物流センターに行くと、

いつも新しい気づきがあり、

感謝しないとな。と、

初心に戻ることができます。

 

今回の新人さん

(というか今年4月正式な社員の学生さん)の

感想文には、

「物流センターの方々のおかげで、

私たちはお客様から感謝の言葉を

かけていただける。

 

センターで働く方は、

お客様(私たち小売業)から

何もお礼も言われない状況なのに、

あれだけ一生懸命、

私たちのことを

考えてくれている。

本当にありがたい。

 

この方たちの分まで

感謝の気持ちを持って、

お客様に接したい」

という感想がありました。

 

そういう感想文を見ただけでも、

連れていって

良かったと思います。

 

実際に見て感じることは、

聞くだけよりも、

何十倍も何百倍も効果があり、

長持ちする

と言いますが、本当ですね。

 

「百聞は一見に如かず」です。

 

店舗でも

「現場・現物・現実」

は一緒です。

 

最近、店舗に行って仕事を

することが多くなりました。

 

社員と一緒に品出しをし、

プライスをつけ、

改善案を一緒に現場で考え、

お客様の生の声を聞き。

「脱・机上の空論」が

テーマなのです。

 

こうやって、

現場に行って、

現物に触れ、

お客様や店舗スタッフ

という現実と向き合う。

これが一番手間なようで、

一番の近道だ。

そう感じるようになってきました。

 

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一昨日の日曜日は、

「子育て応援フェスタ」

ということで、春江店で

子供の脳を育てるイベント・

親が子供に接する方法講座・

サクラクレパスで遊ぼう!

という企画を開催し、

私も現場で、子供のお客さんと

触れ合う機会がありました。

 

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とても刺激的で、楽しかったです。

お子さんやそのご両親と

話をすることで、

いろんなことに気づくことができ、

色んな改善案が

浮かんできました。

 

やっぱり、

「現場・現物・現実」が、

大事ですね。

2017.2.13

「仕事の量」と「仕事の質」

20代の若いスタッフに

よく言っていることがある。

 

「仕事の量をこなさないと、
質の良い仕事はできないよ!」
って。

 

若いうちに、意識をせずに、

だらだらとなんとなく
仕事をしてしまうと、
あとで後悔するのは自分である。

 

というのが、私の考えです。

 

うちは、
若いスタッフが多いので、
特に大事です。


それをみんなに伝える。
というのが私の責任だと
思っているし、
育つまでフォローするのが、
私の責任だと思っている。

 

だから、
「失敗大歓迎だよ!
挑戦できてツイてるね!」
って言う。


失敗を恐れて
仕事の量をこなせない。
というのでは困る。
だから、失敗=ダメなこと!
という社風にしてはいけない。

 

失敗しても良いから、
思いっきりやってみる。
というのがいかに大事か。

 

もちろん前提は、
手を抜かずに一生懸命やる。
ということ。

 

お金をもらっている以上は、
プロとして、
お客様にご迷惑をおかけしないよう
最大限、自助努力して

もらう必要があるし、
最大限、注意を払って

もらう必要がある。
もちろん、失敗したときは、
最大限上司がフォローする必要がある。

 


恥ずかしながら、
私は誰よりも失敗が多い。
それだけ、先代や諸先輩たちに
挑戦させてもらっている。
大目に見てもらっている。
ということだが。

 

なんとポンコツかと思うほど、
色んな失敗をしている。

 

前職の証券会社では、
最初の2年間
全く実績が出なくて、
何度も心折れそうになった。

 

何度、
情けなくて、悔しくて、
公園で泣いたことか。

 

それでも、
上司の方たちは、
一生懸命やっている私を
大目に見てくれた。
応援してくれた。

 

その経験があるから、
今の自分がある。
今のホリタ文具がある。

 

 

だから、若い社員には特に、
仕事の質を求める前に、
仕事の量を徹底的にこなす。
ということを求める。

 

同じ時間内で
できる仕事量を増やす。
ということを求める。

 

このことを、

私も社員も納得せずに、
一つの部署で、
スタッフの数を増やすと、
みんな悪気がなく、
楽になってしまっただけで、
一人ひとりの
仕事量が減っただけ。
になってしまうことがある。

 

これでは、会社が
「ゆでガエル」状態になってしまう。

 


トップである私が、
挑戦と失敗を
じっくり見守る「度量」と、
それでも、しっかり
仕事量ができる
組織にするための
「厳しさ」がないと。と思う。

 

それが、
会社も社員もお客様も
ハッピーになる手段だと。

 

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※新入学フェアの

せっかくの準備が、雪で。。。(泣)

 

雪降って地固まる。

だと良いですね。

 

この天気でも

わざわざご来店いただける

お客様に感謝。感謝。

2017.2.6

長期と短期

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社員には幸せになって欲しい。
と思うのは、
経営者として当然です。

 

ですが、社員にとって
短期的に幸せなことと、
長期的に幸せなことは違う。

 

そうなったときに、
どちらの「幸せ」への
ジャッジをするか?

 

このジャッジがとても難しい。
そう感じます。

 

その場では不満に
思われてでも、
「長期的にみてその
社員の幸せなこと」を
優先して実行していきたい。

 

「あぁ、あの時、
会社が言っていたこと。
社長が言っていたこと。
嫌だったけど、
苦しかったけど、
今になれば正解だったんだな~」
と、後から感謝される方が
よっぽど愛情ってもんだ

と思うのです。

 

長期的に見て、
そのスタッフのためになること。

 

ホリタでいうと、
「人事異動」だったり、
「人事評価フィードバック」だったり、
「新規出店」だったり、
「ふるまいの徹底」だったり。

 

これらは、

必ず社員を人間的に
成長させると私は信じている。

 

もちろん偉そうに言うからには、
私が一番努力しよう!とするし。。。

 

何もやらなければ、

(=短期的に喜ばれる方を取れば)
何も波を立てずに平穏だが、
このご時世、
現状維持は衰退。

 

何もやらなければ、
組織は挑戦の心と
スピード感を失い、
完全に衰退し、

潰れるだけです。

 

人も、
何も挑戦しなければ、
時代に乗り遅れ、
誰かに寄りかからないと
立っていられない、
そういう依存型人間に
なってしまう。

 

社員には、
今の時代に重要な
「どんな環境変化にも
臨機応変に対応できる」。
すなわち、
「生きる力」・「生命力」
を身につけて欲しい。
そう願っている。

 

私から言われたことをやる。
会社から決められたことだけをやる。
ということでは、

ホリタは困る。

 

だから、社員にとって
できれば避けて通りたいことを
あえて挑戦させよう。
社員にとって、
言われたら嫌なことでも
言い続けよう。
と、最近より強く思う。

 

「自分はここができていないな」と
自覚して、目をそむけず努力する。
そんな「素直」な
社員であって欲しい。

 

言われて
「ありがとうございます!」
と言える、「感謝」できる
社員であって欲しい。

 

そういう企業文化になれば、
本当に強い。

 

私も、
社員全員から
好かれる経営者ではなく、
社員全員から
この人に着いていこう!と
思われる経営者になりたい。
そう思う今日この頃です。

 

まさに私も会社も
脱皮中なのであります。


とはいっても、
「長期的に見て幸せなこと」は、
出口が見えないので、
本人から見て不安。
「短期的な幸せ」も
追求しないと・・・。
長期的な事ばかりでは、
疲れちゃいますし。

 

そこらへんが、
非常に難しいですね。。。

 


・・・・・・・・・・・

昨日、懇親会(新年会)が
ありました。
ありがたいことに、
社員一人ひとりが
発する言葉から、
社員が本当に成長している!と
組織が成長している!と
確信できました。

全ては人が基本である。
そう思うのです。

 

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