2021.1.20
社長というのは、はたして偉いのか?
社長と言うだけで、
「偉い人」と括られることが
良くあって、
すごく違和感を感じます。
私個人(プライベート)で
接したくても、
「ホリタ文具の社長」
という風に
紹介されることが多く、
社長と知ったとたん、
態度が変わる人も
結構多いです。
これは、
「社長」と言う響きが
問題なのでしょうか?
昔の「重厚」な
社長イメージ?が
あるのでしょうか?
私たちホリタは、
フラットな組織
「Green組織」を
目指しているし、
しかも私の性格上、
あまりそういう
「重厚な」人という
色眼鏡で見られても
私、正直困ります(笑)
社長と言うのは、決して
「人」として偉いわけではない
のですよね。
人として、
偉い人かどうかは全く別です。
私も30歳後半の
まだまだ若造ですし、
20代・30代の世代の方と一緒で、
絶賛、
「人生・修行中」の身です。
役職がそうだからと言って、
別に自分だけ
特別な人という扱いを
してほしいとは思いません。
特別な部分があるとすれば、
それは、
「社長の仕事が会社の中で
最優先されるべきである」
という点。
当然、間違いなく会社の中で
社長が「最重要」の
仕事をしているので、
社長の仕事が
会社の全ての業務の中で
最優先される。
それくらいです。
最重要な業務をやっている。
と同時に、
一番大きな「権力」
(そう「社長決裁」)
というものを
持っています。
ですから、
営業の人は皆が私に
ぺこぺこして来ます。
(それは、
お取引先の方々も仕事ですから、
仕方ないと思いますが。。。)
ただ、
ここで間違ってはいけないのは、
私個人に頭を
下げているのではなく、
ホリタ文具の代表というもの
(社長決裁という最高決裁権)
に頭を下げている。
と言う点。
堀田個人にではない。
という点。です。
自分がすごいんじゃないのです。
社長と言う立場は、
自分の心を律する。
ことが出来なければ、
権力があることを
良いことに、
会社を私物化してしまったり、
怠けてしまったり、
ある意味
やりたい放題できてしまう。
そういう立場です。
でもそれでは、
社員をハッピーになど
できませんし、
世の中に誇れる会社など
創れるはずがありません。
だから、絶対やらない。
ですが、放っておけば
意識をしなければ、
私も「安きに流れ」、
耳障りの良いことを言われれば
「調子に乗る」ので、
会社の中で自分が
権力を持っていていること
や
会社の内外で自分が
悪いことを言われにくい立場であること。
それらを
自分自身が自覚し、
「自分を律し続ける」
必要がある。
会社の中で、
「自分に一番厳しい」のが
社長である必要がある。
と思います。
ある意味、
修行僧の域です(笑)
社長である自分が一番、
「自分は偉くないのだ・・・
人としてまだまだなんだ」
と言い聞かせて、
「精進」したいと思います。
社長というのは、はたして偉いのか?
「会社では権力を
持っていますが、
その他のことは抜け抜けで、
人として偉いわけでは
ありません。
人生、修行中の身です。」
というのが私の答えです。
以下、世界的な投資家
「ウォーレンバフェット」の名言集より
「ある分野の第一人者、
たとえば優秀なスポーツ選手や
有名な芸能人が
畑違いの事柄にまで首を突っ込んで、
一般大衆に身の施し方を
あれこれ指南しようとする風潮に、
私は強い違和感を覚える。
我々が投資で大きな利益を
上げられるからといって、
世の中のあらゆる事柄に関して
良い助言ができるだろうか?
こんな考え方は常軌を逸している」
先月の勉強会で
教えて頂いたのですが、
これ、すごく同感です。
一つのことを極めた方ですら、
こういうことを言っている。
逆ですね。
一つのことを極めたからこそ
言える言葉だと思います。
多方面に完璧な人間など
ありえない。
だから、何事も
偉そうになったら
あかんのですよ。
常に勉強勉強。
自己研鑽。
と、自分に言い聞かせる
今日この頃です。