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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2018.12.30

半期に一度のフィードバック面談

賞与支給の時に、
半期の振り返りということと
次へのステップアップを願って、
「フィードバック面談」を
やっています。

 

昨日一昨日で約30人と
面談をしました。
さすがに2日で30人となると、
フラフラです。。。

 

社員とは平均30分くらいは
話をします。

 

権限を本部スタッフや
店長に移行しているので、
私がじっくり向き合って
スタッフの話を聞く機会は
結構減っているのですが、
半年に一度くらいは、
感謝の気持ちを自分で伝え、
ゆっくり話をする
時間を持たないとな
と反省もしています。

 


面談を終えての総括として、、、

色々とスタッフたちの
発言を聞いていて、
組織が向かっている方向は
間違っていない!ということ、
会社として大きく成長した
ということを確信できました。

 

スタッフの発言内容の質は、
数年前と全くレベルが違います。

 

そしてもっとこうしたい
ああしたいという、
主体的なものが多く、
特に、どうやったら他の
スタッフの力を引き出せるか?
というような話が多かったです。

 

数字で物事をいう
ということが無かったところは
これからの課題です。

 


この半期だけでも一人ひとり
ドラマがあります。

 

特にこの半期で、
体制を指示受けスタイルから
自主運営スタイルに変えたので、
色んな新しい
チャレンジをしてもらいました。

 

実はこういう体制に移行しようとして、
今までに何度か失敗しています。

 

規律やルールがないのに自由に!というと
それは「放任」になってしまい、
勝手気ままになってしまいます。

 

規律やルールの上に自由を乗せると
それは自主性になり主体性になります。

 

そこを十分気をつけるように
と何人かのスタッフには伝えました。

 

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私なりに「強い組織」
というものにこだわっていて、
経営に取り組んでいるのですが、
強い組織=雰囲気の良い会社
ということではありません。

 

強い組織=結果を出せる会社
です。

 

結果を出すために、
雰囲気の良い社風であること
は大事ですが、その雰囲気自体が
最終目的ではありません。

 

やりたい!やろう!とする
前向きな気持ちは
社内でかなり出てきました。

 

ただ、まだまだ
結果を出すまでには至っていません。

 

・全ての会話に数字という
共通言語を入れて会話する。
・ホリタとしてダメなものはダメと
指摘する。
・自分はホリタをこうしたいと
主張する。

 

そういう部分がこれからの
ホリタの課題だと思います。

 

結果を出すということは
=利益を出す
ということです。
利益が出ないと、
お客様に喜んでいただける
次の投資ができません。
利益が出ないと
スタッフに還元する。

 

だから利益を出すこと
=結果を出すこと
=強い組織を作ること
が大事なのです。

 

さて、来年は早々に
社外の皆様に
ビックサプライズがあり、
会社として次のステージに行く
準備をしています。

 

みんなで綺麗な景色を見たい
と思っています。

 

本日、2018年の最終営業日。
たくさんのお客様に来て
いただいています。

本当にありがたいです。

 

来年は、1月2日から

福袋第二弾です!

よろしくお願いします!

 

fukuburo

2018.12.21

今月でホリタに入社して丸10年【後編】

前編投稿から1週間。後編を書きます。

 

7~9年目(2014年12月~2017年11月)

【変革】

 

2014年8月は、

社長に就任した初年度で、

会社のテーマが、

「Our Company HORITA 」

~一人ひとりが主役になれる企業へ~

ということで

主体性を持って行動できるスタッフを

育てたいという一心でした。

 

2016年8月からのテーマは

「ターニングポイント」ということで

家業からの脱却だ!

属人的組織から脱却だ!と

試行錯誤した毎日でした。

 

2014年3月に春江店を出店して、

世間から、福井の皆さんから

見られ方が変わった時期でもあります。

このころから飛躍的に、

認知度・期待値が高くなっていきました。

 

社長が若い世代に交代して、

色々とマスコミにも

取り上げてもらったことも

認知度・期待度が高くなっていった/

要因だったと思います。

若いというだけで何も実績のない

私を取り上げてもらって

とてもありがたかったです。

 

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威勢だけでしたが・・・(汗)

まぁ、言っていることは今と変わりません(笑)

 

 

社長に就任してすぐに、

義理の母が急死しました。

それと「後継者塾」と言うものに入り、

石川県に毎週勉強に行きました。

初めて外部のコンサルタントを入れて、

独学ではなく、初めて

MD(マーチャンダイジング)という

小売業の基礎を一から学びなおしました。

 

私が社長をする!と言って

意気揚々と気合十分で就任したものの

とてつもない重圧に

押しつぶされそうになり、

気持ち的にもとても

「いっぱいいっぱい」の状態で、

とにかく必死でした。

 

今だから笑い話ですが、

毎日、吐きそうになりながら

出社していたのです。

 

お陰でこの時期を乗り越えたことで、

本当に器が大きくなりました。

 

 

このころから力を入れ出したことの

一つとして、新卒採用の

「リクルート」があります。

 

初めて採用ブースを出展した時、

本当にブースに人が来てくれるだろうか?

一緒に採用に取り組んでいた

現在の店舗統括と共に、

とにかく緊張しっぱなしでした。

 

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↑ 企業説明の会のブース1巡目で、

 最初4人来てくれた感動は忘れられない。

 

今でも弊社は、

結構ブースには人気があります。

(私たちの採用への気合の入り方が違うので・・・笑)

 

この頃、ホリタの想いに共感する学生が

入ってきてくれて、

愛社精神がどんどん育まれた時期でした。

 

この子たちが今、若手として

会社で少しずつ力になって、

今会社に勢いをもたらしてくれています。

 

おそらくこの世代の存在で、

その上の先輩スタッフも、

頑張ろう!と刺激を受けているはずです。

 

焦らず、腐らず、妥協せず、

あの時から始めておいて良かった。

と今心の底から思います。

 

同時に、

スタッフが若く、社歴が浅いため、

経験や知識が不足していて、

いくら鼓舞しても結果を出せない。

属人的で特定の人間に負荷がかかる。

と言った、苦しい時代でもありました。

 

この時期、店舗社員の

平均年齢は20代半ば、

社歴も入社1年目~3年目くらいの

浅いスタッフが殆どで、

理解しよとしても経験知識不足で、

悪気なく、

言われたことが理解できない。

言われたことを実行できない。

私たちは、空回っていたのです。

 

私も、急激に色んなことを取り入れて、

ルールを変えて行ったので、

現場にはかなり

負荷がかかったと思います。

 

そんなこんなで、

売上が思うように上がらず、

かつ在庫が膨れ上がり、

作業が追いつかず、よなよな

私も一人売場に残って、

品出しをしたのを覚えています。

 

もがけばもがくだけ、

どんどん悪い方にいきましたが、

ここで色んな試練を経験できたことが、

私を経営者として

大きく成長させてくれました。

そして、

スタッフも大きく成長したので、

次のステップに行くためには

必要な過程だったと今では思っています。

 

 

人情だけでやってきた会社が、

ここに「経営の厳しさ」

「小売の厳しさ」が入り、

戸惑いながらも

成長していったのです。

 

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↑これが一番最初のVP0です・・・

 これを見ると成長したのが良くわかるわ~!

 

 

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10年目(2017年12月~2018年11月)

【飛躍】

少しずつですが、スタッフが育ち、

任せられることが増えていき、

結果が出るようになって来ました。

 

ホリタダイアリーやVTRマニュアルなどで

急ピッチで方針共有や教育の

仕組みができ始めました。

 

色んな失敗から、

規律や社風がない中に、

自由の部分を入れると「放任」になる。

規律や社風がある程度あるなら、

自由の部分を入れると

それは「自主性」になる。

ということが分かってきました。

 

 

「経営者が何でも口や手を出すことは

組織や社員にとって良くない」

と分かっていても

口を挟みたくなるものです。

 

今は一番、それとの戦いです。

 

今年の8月からは、

「ブレイクスルー」というテーマのもと、

団結がより強くなりました。

 

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 ↑「第27期経営計画発表会」では、

 過去最高の7人が発表しました。

 

 

ここ一年は、新卒だけではなく、

中途採用でもホリタの理念に賛同して、

どんどん集まってきている。

そう感じます。

 

社長のブログを見て。

お客様としてファンなので。

店舗の雰囲気がとても良く、

良い対応をしてもらったいので。

という応募理由が増えてきました。

 

もう一つ上のレベルの

会社になるときです。

 

私の周りには

本当にすごい経営者が多く、

本当に色んなことを

教えていただきました。

 

その教えて頂いたことを

しっかり実行して結果を出す。

そんな時期に来たのです。

 

そのためには、

私も今の経営の仕方・

経営者としての考え方を

一から見直し、

「プロの経営者」になりたい。

と強く思っていますし、

スタッフも次なるブレイクスルーです。

 

・数字に強くなってもらう。

・受け身ではなく、自分たちで

 ルールを作り実行して行ってもらう。

・パートナーが多くなってもしっかり

 管理できるようになってもらう。

・馴れ合いではなく、

 言うべきことはお互い言い合う。

 

そういった強い組織に

していきたいと思っています。

 

これからの10年。

もっと素晴らしい景色が待っている。

 

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↑先週のクリスマス会の終了時。なぜか外・・・。

2018.12.15

今月でホリタに入社して丸10年【前編】

実は、大手証券会社を

辞めて福井に帰ってきて

今月で丸10年になります。

 

正直、ここまで経営者として

色んな経験ができ、

出会いや感動があるとは

思っていませんでした。

 

沢山の失敗と

小さい成功を積み重ねて。

全てが私や会社の力になっています。

 

10間年の歴史をこのブログで

前編と後編に分けて、

振り返ってみたいと思います。

 

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1~3年目(2008年12月~2011年11月)

テーマ【始動】

 

1~3年目は、まずは、何も分からず、

我武者羅に仕事を覚える時期でした。

 

なりふり構わず

色んなことに挑戦しました。

 

前職で培った度胸を武器に、

外商部の営業マンとして、

色んな所に飛び込み営業をしました。

 

 

椅子のキャスター交換します!

というチラシを作って営業をして、

それを機に色んなところから

注文をいただきました。

 

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↑この前、配っていたチラシデータを発見しました。

何百個キャスターを変えたことやら・・・(笑)

 

 

この当時、

県庁の全課・出先機関を全部回り、

担当がどなたか全把握していました。

 

 

3年間ずっと相手にされずに、

それでも営業に行き続けて、

最初小さい案件を皮切りに、

大きい家具の注文を継続して

いただけるようになった

というものが多かったです。

 

 

外商部の今のメインの

お客様の多くは

この時に信頼関係を築いた

お客様が多く、

今でも、お会いすると、

「久しぶりやね!元気か?」

「活躍、見てるよ!頑張って!」

と励ましの言葉をもらいます。

 

 

外商だけではなく、店舗では、

パソコンを導入・ネットレジを導入

マニュアルを作成など。

色んなことを変えて行きました。

 

1年目からLabo店(花堂店)の

オープンに携わり、

手探りで、色んな全国の有名文具店を

視察しに行きながら、

何とかオープンしました。

 

この時に、たくさん店舗の視察に

行ったことで、今では

店舗視察は私の「趣味」に近い。

それくらい沢山見に行きました。

 

オープンのときは、

開店前に長蛇の列が並び、

たくさんお客様が来られることが

嬉しくて、入口付近で

一人号泣したのを今でも覚えています。

 

この時に、店舗展開の醍醐味、

小売店の醍醐味を知りました。

 

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↑その当時のLabo店(2年目かな?)

 

 

私自身、

以前の会社(都会の大企業)との

あまりのギャップに

慣れないことがたくさんあり、

私の理想の企業像と

ホリタ(田舎の中小企業)の

現実のギャップに戸惑いながら、

もやもやした気持ちで日々を

過ごしたのを覚えています。

 

 

でも当時の社員の方が

もっと大変だったでしょう。

 

いきなり私が来て、いきなり色々と

変えて行くので、戸惑ったと思います。

26歳くらいの若僧が前のめりで

色んなことをするので、

大変だったと思います。

 

今でも、この時期も含めて

ずっと以前から働き続け、

会社を支えてくれている人が

2人だけいます。

感謝しかありません。

 

 

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4~6年目(2011年12月~2014年11月)

テーマ【形成】

 

社長になる前・社長になった直後の

修行の時期です。

 

とにかく、一生懸命、本当に色んな

経営の勉強・人間の勉強をしました。

 

何とか今の状況を打破したいと、

色んな勉強会に出て

とにかく色んな経営者の考え方を

知ろうとしました。

 

大阪に半年かけて

「経営理念」や「ビジョン」を

創りにも行きました。

 

勉強会では、周りとのレベルの違いに

愕然となりながらも、いつかは

ホリタも絶対、良い会社にしたい!

いつかは私もこういう経営者になりたい!

と願い、必死にもがきながら、

会社のベースができた時期です。

 

すぐに社員を集めて、記念すべき

第一回経営計画発表会を

開催しました。

 

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↑商工会議所で熱い想いを言っただけ・・・

 でもこれが「始まり」だったのです。

 

 

いきなり、熱い想いを聞かされても、

当時のスタッフは、

「は?」と言った感じでした。

これは、当然ですよね(笑)

 

 

この時期に、私は前社長である母と

ある約束をしました。

「3年後に社長を交代する」

と言うことです。

 

この時、まだ28歳くらいでしたが、

今では宣言して

良かったと思っています。

 

あの宣言があったからこそ、

日々のことに妥協せずに、

「色んな経験をして、

社長になれるだけの器を創ろう」

とストイックに仕事に向き合えたのです。

 

とにかく、この時期の私は、

「何としても先輩経営者から

色々と盗んでやろう!」と

目つきのギラギラ感が

半端なかったようです。

今でのこの時期に出会った経営者に

そのことを良く突っ込まれます。

 

 

 そして、6年目の2014年には、

POSシステム導入

→春江店の出店

→社長就任 という

激動の一年になっていくのです。

 

実は、このころの記憶が、

仕事をし過ぎてあまりありません(汗)。

 

この時期を経験して、

できる仕事のレベルが

本当に増えましたし、

仕事の質が少しずつ上がった

時期でもありました。

 

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↑デザイナーが作ってくれた春江店のジオラマです。

 懐かしいけど、捨てちゃった・・・(泣)

 

 

(ずっとですが)この時期も、

人に関する課題が絶えず、

私や会社の力不足もあって、

退職者もたくさん出ましたが、

今の本部スタッフや

店長クラスのスタッフは、

この時期に入社し、

共にして成長してくれたスタッフです。

 

この子達がいるからこそ

今のホリタがあります。

 

ホリタの組織の「礎」が、

この辺で何となくですが、

出来上がりつつありました。

 

 

 

~後編~は後日

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