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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.3.30

生産性を上げてみんなで会社を良くする

段階的に
今の会社レベルで出来る範囲で
年間休日を増やして来ました。

(まだまだですが、、、)

 

10年前は、年間休日は70日台でした。

今年はようやく100日近くまでになり、
長期休暇(ありがとう休暇)まで
創ることができています。

 

これは社員が成長し、
企業として成長してきた証(あかし)です。

(本当にまだまだですが、、、)

 

与えた「権限」に対して
少しずつ「自覚」が出てきて
「責任」を持てるようになって来た。
これがとても大きいと思っています。

 

休日など福利厚生のことを
「今年はこうする!」

「こう変わる!」というのを
4月の繁忙期が終わったときに
説明するのですが、
条件を変更するとき・

新しいルールを創るとき
に気をつけていることが3つあります。

 

 

1つ目は、
「お客様に迷惑にならないこと」

 

これは3つの中で一番難しいことです。

 

スタッフがどうやったらお客様に迷惑を
かけずにそれを実現できるか?を考える。
ということ自体が大事です。
過程が大事なのです。

 

シフトを組んでいるのを見ていると
四苦八苦しています。でもそれで良いのです。

 

 

2つ目は、
「全員が享受できること」

 

これは全社員の場合であったり
店舗社員全員の場合であったりします。

 

とにかく、
同じような条件で働いている人が
みんな平等に取れないといけません。

 

同じようにできない。一人でもできない。
ということがあるのであれば
やらないほうがマシです。

 

給料や賞与は
それぞれの最初の契約が違いますし、
能力や年次の差もあるので
どうしても差がありますが、
こういう休日日数などは
可能な限り同じの条件の方が良いのです。

 

賞与のように
差をつけることが平等なことか?
休日のように
差をつけないことの方が平等か?
ものによります。難しいですね。

 

とにかく一生懸命やっているスタッフ、
(しっかり会社の決まり事を
守っているスタッフ)が
バカを見ない会社にしたい。
ということをいつも考えます。

 

 

3つ目は、
「人時生産性を意識すること」

 

ホリタでは毎日、各店ごとに
「人時生産性」という数値を出してみています。

 

1日の粗利益額÷1日に勤務した人の総労働時間
という式です。

 

これは小売業ではとても重要な数値です。

 

店舗によって在庫・人・面積・駐車場台数
何もかも違うので、
平等に評価する数値として
2年ほど前から導入しました。

 

「あそこの店舗は売場が大きいから」な
「あそこはスタッフ数が多いからな」と
いうような言い訳はできません。

 

シフトにいっぱい人を入れる。
ということも人時生産性を
下げることになるので、
考えるようになります。

 

そうやって、意識しながら
条件を上げていく。ということを続けて、
どんどん良い会社にしていきたいと思います。
(というか、なっていきます!)

 

さて、「超」繁忙期はあと2週間です。
みんなで勝ちたいと思います。

 

一人で勝つのではなくみんなで勝つ。
というのが大事なんです。

 

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追伸)先月から2020年卒のリクルート活動を

行なってきました。

 

・1dayインターンシップ @鯖江店

・マイナビ 業界研究フェア @サンドーム福井

・仁愛大学 合同企業説明会 @仁愛大学

・第1回企業説明会 @自治会館

・第2回企業説明会 @鯖江店

 

未来の幹部候補を探すために

リクルート活動をして来ましたが、

いよいよ来週からは面接です。

 

毎年ドラマがあります。

今年はどんなドラマが待っているのでしょうか、、、

 

2019.3.24

自分のキーワード

自分ってどういう人生観を持っているんだろう?

ということを、先月行われた
ベンチャーピッチの登壇前、
準備の段階でずいぶんと考えました。

 

それは、「社長の人生背景が
理解できないと、なぜビジネスで
それを目指しているのか?
理解されにくいよ」
といったようなアドバイスを
頂いたからです。

 

自分は人生で何にこだわり
生きているのか?

 

私は以下の3つで形成されている。
今回の登壇を機会に
そう結論付けることができました。
その3つのキーワードを紹介します。

 

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1つ目のキーワードは「地方」

 

私は、東京の大学を出て、そのまま
東京の池袋という大都会で
4年ほど証券マンをやっていました。

 

合計8年間東京に住み、
地方との違いをたくさん見てきました。

 

しかも、私の場合、
何のツテもなく新規飛込み営業で
株を売るという仕事と、
かたや、福井というド田舎で、
文具を売るという。
両極端な経験をしました。

 

取引額の桁が何個も違いますし、
お付き合いする人も違います。

 

都会の大企業と田舎の中小零細企業。
お互いの良いところ悪いところを
知っている。そして人脈の多くも

東京にある。ということが、
自分の大きな強みになっています。

 

 

2つ目のキーワードは「教育」

 

これは、私が人一倍、
興味のある分野です。

 

何といっても、私は
人が育つことを見るのが好きです。

 

経営者として、
スタッフを新しい配置にしたときに
思い通りに育ってくれた時、
やった!と嬉しく思います。
これは裏表なく、正直な気持ちです。

 

思った以上に成長したときは、
感動すら覚えます。

 

父親が「教育者」であること。
これが大きく影響しているんだと思います。
その血が流れているんだろうと。

 

先生になろうとは全く
思いませんでしたが、
こうやって違った形で、
教育ということに貢献出来たら。
と思うようになってきました。

 

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3つ目のキーワードは「女性」

 

どうも僕の人生は、

女性に囲まれる人生のようです。

 

何も、女性に囲まれて
モテモテということではありません(笑)

 

母は3姉妹。私に姉は二人。
娘が3人。
そしてスタッフの8割が女性

 

何とも・・・
最近これは「宿命」としか
言いようがありません。

 

決して女性の気持ちが
わかるわけではないですけど、
囲まれていること自体は
別に苦では自分に違和感がありません。

 

「女性が活躍できる会社を」
というほど綺麗ごとではないけど、
もっともっと女性にとって生きやすい
世界になるといいな。と思います。

 

以上、文具業界どこを見ても、
こんなに「地方」「教育」「女性」に縁深い
経営者はいないと思っています。

 

逆にこうやって人生の三つの
キーワードを見てみて、
改めて、なぜ自分が
ベンチャーピッチで話をしたようなことを
目指そうと思っているのか?
が分かりましたし、
改めて目指している方向は
間違っていないな。と確信できました。

 

自分を知る。
ということって大事だなと
改めて思います。

2019.3.18

コト売り

「ステーショナー」という
文具業界を代表する新聞に
表紙で取り上げて頂きました。

 

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とても光栄なことです。

 

(僕はどうしても時間を取れず、

常務と店長に対応してもらいましたが・・・)

 

今のご時世、
私たちのようなド田舎の
中小文具店が出店すること自体が、
とても珍しいネタとして
取り上げていただいたのでしょうが、
このままではダメだ。

という危機感からの出店でもあるので、
僕はいたって冷静で

取り上げて頂いた

高揚感は正直ありません。

 

とりあえずオープンして、
まもないので、実績がありません。
なので気を引き締めて、しっかりと
「地域に末永く愛されるお店」を
創っていく。ただそれだけです。

 

記事はさすが、
とてもうまく書かれています。

 

「コト売り」

 

色んなところで、
このことがささやかれていますし、
皆が必要性を感じていることです。

 

ただし、あまり
それが真に実現できている店舗
で且つ利益がちゃんと出ている店舗
は少ないのではないでしょうか。

 

そこに僕たちは、
挑戦したいと思います。

 

 

実は、一昨日まで

関西学院大学の長期インターンシップで

このコト売りに挑戦するべく、

鯖江店オープンに合わせて、

大学1年生と2年生を受け入れていました。

 

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(I垣さん、O島さん、本当にありがとう!)

 

動画を創ったり、
ワークショップを考えたり、
SNSの活動をしたり。

 

現場(お客様やスタッフ)を
とにかく重視してもらいながら、
活動をしてもらいました。

 

色んなところに学びにも行きましたが、

実際にお客様の声を集めたり、

現場の新店舗の準備を手伝ったりと、

現場重視の泥臭いことが多かったです。

 

大学1年生・2年生といっても、
福井にわざわざ1か月半来るような
意識の高い学生ですから、
それはそれは吸収が早く優秀です。

 

今回で、県外のインターンシップ生
受け入れは3回目ですが、
今回は、出店の前後ということで
とてもタイミングが良くて、
店舗の準備と開店とその後の改善、
全てに取り組むことができて
学生もとても勉強になったと思います。

 

店内のいたる所に、学生が作った
新しい売り方をするための
仕掛けがあります。

 

是非、お客さんにもお買い物をする上での

新しい感覚として
味わっていただきたいと思います。

 

礎を学生に作ってもらいましたが、

これからが勝負です。

 

真に「コト売り」をできている

お店になれるように、

しっかり引き継いで

育てていきたいと思います。

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