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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.7.31

本日は特別な日「決算日」

ホリタは7月末決算ですので、
本日は年に一度の
特別な日「決算日」でした。

 

ようやく賞与をお渡しして、
半年に一度のフィードバック面談が
出来ました。

 

半月かけて分析をした上で
1週間かけて何とか全社員さんと
面談を終わらせることができました。
(パートナーさんは

渡し切れませんでした。
すみません。明日お渡しします)

 

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今回は特に、
「定性的評価」の部分の評価が高く、
「定量的評価」の部分の評価が
今ひとつ。でした。

 

全スタッフのことを言うと、

この半年間で、

一番評価をした部分は、
「権限移譲させた仕事を
前向きに皆が取り組んだ」
ということです。

 

振り返るとこの半年は、
色んな権限が社員さんに
移譲されていった半年でした。

 

仕入、指導、仕組み創り、
パートナーさんの採用。
どんどん任せて行きました。

 

ここまで権限をどんどん
スタッフに渡したことは
ホリタの歴史上初です。

 

任せるのって怖いですよね。
自分でやった方が早い。と
思っちゃったりもします。

 

ですから、スタッフを信じて
口を出さないようにする。
ということは、

私自身も試練でした。

 

一番全体が見える
ポジションにいるだけに、
言いたくなる。

 

(もちろん、我慢しきれず、
色んなことを言いましたが・・・)

 

そうやって私自身も

自分の成長を感じることが
できました。

 

権限も移譲して行き、

鯖江店の出店もあり、

花堂店のリニューアルもあり、

そんな、会社としても

激動の半年だったのですが、
後ろ向きな発言をする人
逃げようとする人が
全くいませんでした。

 

そうやって前向きに
挑戦してくれていること。


これはホリタのこれからの
大きな財産になります。
強みになります。

 

私は、
権限と責任は同じことだと
思っています。

 

権限を渡したが責任を問わせない。
ということはありませんし、
逆に責任だけ負わされて権限がない。
ということもありません。

 

責任が重くなった分、
その対価として
給料や賞与に反映させたい。
というのが今のホリタの考えで
本当にまだまだ少ないですが、
そうやって「責任がある」。
そのこと自体を評価しよう。
という考えで支給しました。

 

ただし、もっともっと
出したかったのですが、
出せなかったのも事実。

 

よし頑張ろう!という気持ちが
皆あって前向きに
やってくれたのですが、
「結果」が出ていない。という事実
にも、苦しみました。

 

「結果」と言うのは
「数字」の事です。

 

ホリタで言う、
「売上高」であり、「粗利益高」であり、
「人時生産性」であり
「在庫高」のことです。

 

ここは本当に物足りませんでした。

 

私に一番責任があるので、
もう一度、自分に何が足りなかったのか、
経営計画発表会までに、
ここ数週間じっくり
考え抜きたいと思います。

 

悔しくて仕方ありません。

 

ですが、逆に言うと
この足りなかった部分は
私たちの大きな「伸びしろ」です。

 

お客様はシビアで正直ですね。

 

お客様の立場に立ってどうか?
自分都合の売場になっていないか?
自己満足になっていないか?
それらが足りなかったのだと思います。
もう一度、会社全体で
見直したいと思います。

 

明日から第28期・2019年度

創業70周年の年が始まります。

 

成長したスタッフ達と皆で

「結果」という部分でも
飛躍できる年にする。

 

そういう覚悟です。

 

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※先ほど、来年度のホリタダイアリーが

出来上がってきました。良い出来です!

 

 

2019.7.15

「ない」から磨きがかかるし、新しく生み出せる。

福井県は、人口が約77万人で、
全国でも下から数えて5番目です。

 

例えば東京都と比べてみると。

東京都は、面積は福井県の
半分くらいしか無いにも関わらず
都だけで1400万人近くいます。

 

その差、約18倍!
改めて倍率にするとすごい・・・。

 

世田谷区だけで、90万。
福井県民より多い。
何だか悲しくなります。

 

明らかに、
マーケットが小さい。

そして減少幅も激しいのです。

 

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会合などでマーケットの大きい
同業者の方に
1店舗当たりの売上を聞くと、
ガッカリする。というか
恥ずかしくなるレベルです。

 

ですが、福井という地の利は、
会社を強くするにはとても
良いことだと思っています。

 

それは、
「ない」から磨くしかない。
ということです。

 

「ない」から生きるために
もがきまくって、
その中で新しいものが生まれる。
ということがあります。

 

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福井には、
EC企業で素晴らしい企業が
たくさんあります。

 

一緒に経営の勉強をさせて

頂いている方々の中にも、

特にECで「〇〇で日本一」

と言う方が結構いらっしゃいます。

 

人口の割合などから考えても

びっくりするくらいの比率で

日本一が存在します。

 

でも、これらの社長さんに

話を聞くと、これも最初は、

福井がマーケット的に
恵まれて「ない」から
ECを考えざるを得なかった。
そうしないと生き残って行けなかった。

という側面もあるように思います。

 

 

他の市場のところよりも

早く変えないと生き残っていけない。

だから他よりも早く変われる。

そしてこれが飛躍のきっかけとなる。

そう言うチャンスとも言える。

 

 

ホリタという中小企業も

本当に「ない」ものが多い。

人・もの・カネ 全てにおいて。。。

 

これを普通、

当たり前だ・しょうがないことだ

と他の企業が思っている場合、

そこを磨けば、誰にもまねできない。
誰も追いつけないレベルに
企業を持っていくチャンスです。

 

そこを工夫してやってきて
少しずつですが、

ホリタにも強みが

できつつあります。

 

 

例えば「リクルート採用」。

 

如何に、

ホリタに合う子に来てもらう。か?

そう言う子に認知してもらうか?

 

4年ほど続けて、本当に少しずつですが

ノウハウが付いてきました。

 

それまで、実績がほとんどなく、

ノウハウが全くない。ので、

今までの固定観念にとらわれない。

新しい感覚でリクルートに

取り組めていますし、

変わることも苦ではありません。

 

人が足りない足りない。
と言っている企業が多い時代ですから、
こういうノウハウはこれから
もっともっとホリタの強みになります。

 

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例えば「店舗オペレーション」。

 

これも、ないから

強みになりつつあることです。

 

大きいマーケットの場所ほど、
売上をたくさん上げられません。

 

だから、採算を取れるように
しようとすると自ずと
コストを抑える必要がある。

 

いかに少ない人数で
店舗を運営するか?という考えは、
ずっと昔からホリタに脈々とあり、
改善し続けていて、
業界でも結構進んでいると思います。


ドラックストア業界でも
福井のゲンキーさんや
九州のコスモス薬品さんを
見てもそう思います。

 

マーケットがないところで
コストオペレーションを
磨いてきたきたから、
大都市で育ったドラックストアより、
売上を上げなくても利益が出る。
という会社の構造になっている。

「ない」からこそ生まれた良い例です。

 


私たちは、今苦戦が続く
リアル店舗です。

 

私たちは、今市場が縮小し続けている
文具業界です。

 

私たちは、今少子高齢化が続く
福井県でやっています。

 

良いじゃないですか!
やってみようじゃないか!

 

これでしっかりと

「ない」を「ある」に変えれば、
誰にも追いつけない
強い会社になれるということです。

 

マーケットに恵まれていて、
組織がぬるま湯になるくらいなら、
磨かれる場に自分たちの身を
置けることをツイテルと思わないとね!

2019.7.8

パートナーさんの力

パートナーさん15名全員に
先月までに社長研修を開催しました。

 

(ホリタでパートナーというのは

学生のアルバイトさんや

主婦などのパートさんのことです)

 

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会社としては、これから
パートナーさんを
もっともっと戦力化できるようにして、
パートナーさんを
もっともっと増やしていく。

 

という方針ですので、もう一度、
会社のビジョンや世界観

そして価値観を直接、伝えよう。
という主旨でした。

 

ホリタは4月の第3週~9月までが
閑散期と言われていて、
ここに集中して研修を入れたり、
出張を入れたり、
休みを入れたりしています。

 

繁忙期はそれどころではないので、
この時期が、スタッフ育成の
絶好のチャンスなのです。

 

人によって差はありますが
研修をして、すごく反応が良く、
とても充実したものになりました。

 

最近、私たちは、

空間を提供する。
時間を提供する。ということに
こだわっています。

 

物を売るだけではなくて、

時間や空間を提供できるだけの
ブランドになろう。
という話をしています。

 

そこで大事なのは、
あたらめてそこで働く
スタッフの人たちが
生み出す空気感。

オーラです。

 

一番参考にしているのは、
あの「スターバックス」です。

 

最近、スターバックスの話を
良くスタッフにします。

 

スターバックスは
「サードプレイス」という
空間を提供する。ということを
価値にしています。

 

もちろん、コーヒーの味。
もありますが、お客さんはみんな
「スターバックスにいる自分が好き」
なのです。

 

スターバックスの
コップをもって街を歩きたい。

 

スターバックスで
ゆっくりした時間を過ごしたい。

 

そういう自分に

「酔っ払う」のです。

 

コーヒーショップという
業種で見ると数多くの
ライバルがあるけれど
それらの企業とは一線を画して、
皆から「特別な存在」

と認知されている。

 

これは、ディズニーランドも
似ていますよね。

 

テーマパークという括りなのですが、

ディズニーランドは

ディズニーランドなのです。

特別な存在です。

 

スターバックスは、
社員よりアルバイトスタッフの
比率が多い。

 

それでも、あそこまで
マニュアルっぽくない。
機械的な感じがしない。

 

一人一人が

主体的に考え、実行している。

 

それでいて、統率が取れている。

とにかくすごいですね。。。

 

今スターバックスの
本を読んでいます。

 

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その中で印象に残っているのは、
「スターバックスで働くと、
皆、『自分がここまで
人に優しくできるなんて・・・』
と驚く」そうです。

 

それくらい、
自分の可能性を引き出してくれる
社風や教育プログラムがある。

 

それが全てだと思うのです。

 

ブランドはまず

そこで働く「人」が生み出す。

 

お客様から見たら、
社員もパートナーも違いはない。
新人もベテランも違いはない。
だから、誰が対応しても
気持ちがいい。
ホリタらしい。
というのがブランドを創る。
ということだと思うのです。

 

1回で徹底するとは思っていません。

 

何度も何度も根気強く
「耳にたこができる」くらいしつこく。
私たちが目指すビジョンや世界観。
自分たちが良しとする価値観を
言い続けたいと思います。

 

パートナーさんの力を信じて。

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