2021.4.6
「社風」こそ自社最大の強み
一見、外から見ると
簡単にできそうなことでも、
実際に自社で
取り入れようとすると
なかなかできないな~。
ということが
今までに
何回かあります。
それは、自社に
取り入れようとしたことを
受け入れる
「社風」が
あるかどうか?
ということが大きい
ように思います。
今回は、
そんな「社風」の話です。
(今回の写真は、先日行われた「入社式」の風景です)
私、
5年くらい前までは、
全国の有名文具店の
社長や幹部の方に
直接アポイントを取って
お会いして、
色々と
ご指導頂いていた
時期がありました。
(今のホリタがあるのは、
業界の諸先輩方のお陰で、
本当に感謝しています)
ですが当初、
教えて頂いたことを
同じように自社に
取り入れようと思っても
なかなか出来ず、
やる気だけが
空回りする時期が
続きました。
それは、
もちろん、純粋に、
会社やスタッフの
レベルの差というのも
ありますが、
そもそもそれを
受け入れる
「社風」がない。
ということが大きかった
ように思います。
取り入れてたくても、
そういう「企業文化」が
ないんですね。
社風は、
「社内で皆が自然と
やり続けられていること」
「自然に続ける」
というのが大事で、
社内の皆がやることを
良しとしていないと
(納得していないと)
なかなか定着しません。
頑張ってできるように
なることと
自然とやり続けられること
は違うのです。
そして、この社風。
社外の誰が見ても
「これは素晴らしいな!」
と思うようなことが
多ければ多いほど
会社としては
差別化になり強い。
(「愛だけは負けない!」と準備してくれたクルーに感謝です)
社風は一朝一夕では
創れません。
とにかく時間がかかるな。
と思います。
私が入社する前から
あった社風もあれば、
10年間、
これを良しとしよう!
と醸成してきた
社風もあります。
「全体昼礼」
「懇親会」
「経営計画発表会」
「社長研修」
など、
全員で集まる場を
とにかくたくさん設けて、
ことあるごとに
考え方・価値観を
共有することを
とても大事に
してきました。
それプラス、
チャットワークや
zoom・YouTube・
ホリタダイアリー
などを活用して、
ことあるごとに言い続ける。
(必殺・耳タコ大作戦♪)
長いことかけて
コツコツ作り上げてきた
社風は、
結果的にどこにも
マネできないものを
作り上げる
基礎を築きます。
(6年前から、入社式では「書き初め」をすることが恒例=文化になっています)
今回、この機会に、
ホリタ文具の社風を
簡単に
まとめてみたので、
こちらで紹介します。
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【ホリタ文具の社風】
・良い人
(陰口を言わずグループを創らない)
・前向き
(自分はツイてる!ナイス試練!と考える)
・感謝の心
(ありがとうが多い)
・ストイック
(結構体育会系が多い)
・失敗大歓迎
(とにかくやってみよう!)
・チーム意識
(他店でも絆が強い)
・他責より自責
(人を責めるより
自分の足りないところを探す)
・多様性
(相手の良さ認め、引き出そうとする)
ーーーーーーーー
上記は、
退職するクルーが、
「ホリタに入って、
こういうところに
驚きました!」と
言われることであり、
入社するクルーが、
「ホリタを外から見ると
こういう風に感じました」
と言われることで、
私も誇りに
思っていて、
死んでも守りたいと
思っている部分です。
正直、これらのことを
「心地よい」と
思えないと、
ホリタで長く幸せに
働くことはできません。
社風は、
誰にでも共感される
誰にでも心に刺さる
ものだとは思いません。
ですから
ホリタの外から見ると
異様に映ることも
あると思います。
でも、
それが一体感であり
他社にマネできない
強みになるのです。
(入社式は、手作り感のある
ホリタらしい「温かい」「人間らしい」ものでした)
あの松下幸之助氏が
このように言っています。
「理念と社風ができたら
80%会社ができたようなもの。
残りの20%が戦略だ!」と。
それくらい社風が
大事なんだ!と。
約10年前にそのことを学び
今でもこの言葉が
頭にずっと残って
信じています。
コツコツと
信じて続ければ、
それが社風
=自分たちの強み
になり、
他社がマネできない
世界観を生み出すことができる。
自分たちしか見れない
景色を見られることになる。
という
社風の話でした。