2015.9.26
「消費者に振り向いてもらう率」 を上げる努力
これから日本のいたるところで人口が減って行く。それは間違いない事実です。
ですが、その「そのエリアの人口減少率」よりも、
「そのエリアの消費者に振り向いてもらう率」をあげれば会社は成り立ちます。
人口減少率 < 消費者に振り向いてもらう率 を意識するのです。
例えば、あるエリアにお店があって、
10年でこのエリアは20%人口が減る。といった場合。
一見、大変な話です。
100あった売り上げが自然にしていれば80になってしまうのですから。
ですがそのエリアで「消費者に振り向いてもらう率」が1%であった
(そのエリアの1%の消費者にご来店いただいていた)のを、
倍の2%にすると、20%人口が減るのは止められないですが、
減った後の数字の2倍になり、あくまでざっくりですが160になります。
100の売上が、人口減少したにもかかわらず160になるのです。
もし「振り向いてもらえる率」を10%に出来たら、その10倍の800です。
すでにそのエリアで「振り向いてもらう率」が高い企業は、
その数字を大きく伸ばすのは至難の技ですが、
「振り向いてもらう率」が低い企業が人口減少を言い訳にはできないと思うのです。
シェアをあげるのには他社以上に、
お客様に振り向いてもらう努力をするしかありません。
お客様がどうしたら喜んでいただけるか?を探求し続けることしかありません。
ホリタ文具でもお客様に喜んでいただける仕組みを作るのに必死です。
実際のところは、本当に地道な改善の積み重ねの毎日です。
自分たちはこのエリアで「振り向いてもらえる率」を上げるんだ!
そういう地位を確立するんだ!
という強い意志を持って、日々コツコツ取り組んでいます。