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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2018.8.18

「木を見ず森を見る」意識

「木を見て森を見ず」
と言うことわざがあります。

 

店舗を管理するスタッフには、
全体を見る力を
つけてほしいと思っていますので、
木ばかり見ずに森を見るように。
そう言う時間を意識して作るように。

 

と言うことを先月行った
半年間フィードバックの時に
何人かに指摘をしました。

 

木を見ずに森を見るというのは、
「鳥瞰する」と言う
言葉でも言い換えられます。

 

鳥のように上から俯瞰して
全体を見る。
全体を把握した上で、
何をやるか?
どう指示を出していくか?を
意思決定していく。
ということです。

 


うちの店長や副店長、そして、

No.3と言われる社員スタッフはみんな
幾分小さい会社ですので、
全員が、全体を見ながら

自分も担当を持って仕事をするの

「フィールドプレイヤー」です。

 

みんながしっかり作業をできないと
仕事が計画通り終わりません。
売り場は成り立たないのです。

 

だから一生懸命みんな
どうしても作業に没頭して
全体を見なくなります。

 

そうすると、

全体に中で何が問題で

何を優先しないといけないか?が

分からなくなり、

一日が終わると

思うように進んでいない。と言う

悪いスパイラルに陥りがちです。

 

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昨日、夕方に福井駅前のあるお店で
プロフェッショナルな
店舗スタッフを見ました。
30代女性でしょうか。

 

忙しい店内で、
時間を見つけては
学生バイト2人を遠巻きに見て、
ニコニコとしながら
いろんな指導をしていました。

 

ムスッとしてだるそうな
学生の男の子や女の子に、
冗談を言って、
時にはちょっとボディータッチをして、
ニコニコっとさせて
場を和ませる配慮。

 

お客様と喋る時に
しゃがんでお客様の
目線に合わせて対応する配慮。

 

困ってそうなお客様に

パッと自ら歩み寄り、

迅速に対応する配慮。

 


考え事をするために入った
お店でしたが、
その女性の所作が気になって、
結果的に集中できませんでした。

 

もちろんその人も
フィールドプレイヤーですから、
忙しそうに手を動かし、
動き回っています。

 

それをしながら、
お客の席、入口、キッチンと、
とにかくいろんな場所に
気を配っています。

 

全てを「研ぎ澄ましている」
のがよく分かり、
一流だな〜と思いました。

 

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よく店舗で、

作業に没頭して私の存在に
気づかないスタッフがいます。

 

一生懸命なのは良いことですが、
逆を言うと
「気を配る」と言う意識がない。
と言うことになります。

 

いろんな場所に気を配る。
と言うことを同時にする
必要があります。

 

これはお客様の前ですから、

真剣な表情すぎると、
顔がこわばりますからダメです。

同時に全部ができないと

いけないから難しいのです。

 


私の中では、この方は
「この仕事が好きで
誇りを持っているんだろうな」
と言う結論になりました。

 


女子学生に待っている時の

手の組み方を教えて、
そのあとそれを

実践している学生を
嬉しそうに見ていました。

 

恐らく、その女子学生は
「手を組んでお待ちする」
と言う作法を覚え、これから
一生恥をかかなくて済むでしょう。

 

どういう意識で売り場に立つか?

は大事だな。と改めて感じた経験でした。

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