2019.6.25
カンボジアの孤児院
今日まで5日間、カンボジアに
経営者のお仲間の方々と、
視察勉強に行って来ました。
今帰りの新幹線の中です。
色々な日系の進出企業の
責任者の話を聞きに行った事が
今回のカンボジアでのメインでしたが、
その中で日本人のNPO法人の方が
運営している「孤児院」に行き
話を聞く事が出来ました。
(カンボジアであまりに
得たものが多かったので、
何回かに分けてブログで
紹介しようと思います)
とても心動かされたので、
その時のことを
少し紹介しようと思います。
※ただし、私はたまたま活動の一部
その瞬間だけを見た人間なので、
とてもではないですが
日頃の孤児院での活動を
軽々しく偉そうに語ることは
できないと思います。
ですので、あくまで
私が個人的にその時に
感じたことです。
まず、孤児院で日本人の先生の
話をおききしました。
そのあと、カンボジアの
伝統的な踊りを子供達に
披露してもらって、
そして少し子供達とたわむれて。
孤児院にいる子供達は
日本人の子供とは
また違った笑顔をします。
なんというか、素直というか
まっすぐというか
懸命というか。。。
日本の子供達が劣っている。
ということではないのですが。。。
先生は「この子達は、
自分の過去の家族状況を
小さいながらに理解している。
理解している。けれど
今は将来の夢がそれぞれあり、
それに向かって頑張っている」
と言うようなことを仰いました。
「昔は生きていくだけで必死で、
小さいうちからずっと働いて、
大変だった記憶はあるが、
実際は勉強ができる。
夢を追いかけられる。
と言うことに喜びを感じている」
と17歳の歌手を目指す女の子が
教えてくれました。
もちろん思春期があり、
反抗期はもれなくあるそうですが、
大きな夢に向かって
一人一人が一生懸命なのです。
実際に夢を叶えて、
サッカー選手になった男の子が
その中でいるようで、
それを身近に目の当たりに見て、
サッカー選手になりたい!という
小さい男の子が3人もいました。
(カンボジアの実質監督は
あの本田圭佑さんですね!)
自分たちで、毎日ものを作って
それを売って、
売れた分でサッカー教室に通う。
そうやってサッカー選手を
目指しているそうです。
一生懸命にひたむきな姿に
素直に頑張って欲しい。
と思いました。
子供達が過去に囚われていない。
過去を理解しつつ、それでいて
まっすぐ前を向いて
未来を向いて懸命に生きている。
それに人は心動かされる。
このことは
孤児院の子に限らないことで、
誰でも、
何事も前を向いて一生懸命。
ひたむきに。実直に。
そんな人をやはり人は
応援したくなりますよね。
孤児院の子供たちに
そんなことを改めて
教えてもらった気分です。
これは結果的になのですが、
私たちもこの子供達を
陰ながら応援させて欲しい。
ということでお願いして、
前回のガーナプロジェクトのように、
今後この孤児院に
余った筆記具を供給する。
ということにもなりそうです。
表面的ではなく、
心を込めて、且つ継続できるうに
したいと思います。
最後に。
この投稿は、私が
この孤児院に行ったということを
知って欲しい訳ではなく、
そこで支える人がいる。
そこで夢に向かって頑張る人がいる。
ということを知って欲しい。
という意図があります。