2022.3.15
ホリタの第ニ章が始まった日
3月12日に東京で開催されたアトツギ甲子園で
最優秀賞「中小企業庁長官賞」を受賞することができました。
たくさんの応援とお祝いのメッセージを
ありがとうございました。幸せ者です(泣)
それを受けて、僕が今考えていることを
ブログでお伝えできればと思っています。
※感慨に浸りながらスノーピーク山井会長の有難いお言葉を聞く堀田
会社としても、経営者としても
次のステージに行かないといけない。。。
そう感じていた時にアトツギ甲子園の話を頂き、
即決でエントリーを決めました。
ちょうど新店舗の重要な準備期間中で、
なぜ今なのか?と聞かれて、
チャンスはそう簡単に巡ってはこないから。
今がその絶好のチャンスなんだ。
ここ、無理するところなんだよね。と答えた。
この時期だからこそ、新規出店と同時に挑戦することで、
ブレない芯を持ち、ホリタが、大きく変わり切れる。
次のステージに行ける。
やるからには最優秀賞を目指す!と強い覚悟を持って
アトツギ甲子園に挑んでいました。
※超豪華な審査員5人と魅力的なビジネスモデルの優秀賞のアトツギさん2人と
人前に出ると緊張しすぎて、自分で、
何を言っているか分からなくなってしまう。
ビックな人間になる!と口だけで、
中身がなく空回りしまくって痛々しい。
あれもしたいこれもしたいと戦略を絞れず、
結果を出せず、戦略を必死に勉強し磨く。
同世代の経営者のように業績が上がらず、
自分が情けなくなって悔しくて泣く。
どうしていいか途方に暮れ、先輩経営者に
教えを乞いに全国色んなところに行く。
退職が止まらず、資金繰りも苦しく、
夜も眠れない。それでも前を向き続ける。
どれも以前の自分。
その時その時で、成長のチャンス到来だ!と
全てに向き合ってきた。
このことが自分の力となり、
遠回りではなかったんだということを
今回、少しは証明できたんじゃないかな。
と思っています。
「積み上げてきたものは武器になる」
(YOASOBIの「群青」より)
※1ページ目のスライドの時、自分の手と声が震えていた。
受賞したことへの反響の大きさには
とても驚いています。
今から経営者としての力量が試される。
嬉しさより身の引き締まる想いの方が正直強く、
受賞した日の夜、一人その重圧を感じて。
残念ながら、現状はこの素晴らしい賞に
値するような会社・経営者にまだなっていない。
受賞した会社・経営者だという世間からの見られ方と、
実際の会社・経営者のレベル。
大きなギャップができた瞬間。
でも、期待や注目をして頂きながら、
そのギャップを埋める(=成長をしていく)ことすら、
受賞の特権だと思って
働くクルー皆で楽しみたいとホリタの皆に伝えた。
それも一歩ずつ。コツコツと。
やるべきことしっかりやって埋めて行く。
僕もホリタも、
魔法を使って、飛ぶことはできない。
地道に一歩ずつコツコツと、
地べたを這う「ほふく前進」しかできないんです。
そのやり方は、受賞したからと言って
これからも変わらない僕たちのやり方。
※家業での葛藤や、大舞台で4分にまとめて発表することの大変さが分かるから、
他のファイナリストにも心から敬意を。
ホリタにとっては、受賞はゴールではなくて、
第二章の始まりです。
ようやく、スタートラインに立った。
ここから、
「全てを賭けて描く自分にしか出せない色で」
(YOASOBIの「群青」より)
僕たちが描きたい未来を創りたい。
会社のホリタも経営者の堀田も次のステージへ、
浮かれることなく精進したいと思います。
皆様、今後とも、ホリタと堀田に対して、
今まで以上に厳しく、ご指導お願いします。
こんな大きなきっかけを頂けたことに、
アトツギ甲子園に関わった方々、
周囲の僕やホリタを支えてくださる方々、
全ての方々に感謝します。
※今回、何となくYOASOBI「群青」が
自分のテーマソングで、発表の直前
群青の曲を聞いて気持ちを上げていました。