2018.5.23
一流の良いもの・良い人に触れる。
消費者として実際に体験すること。
土地に合った商売をすること。
この後2つを
学ぶ機会がありました。
先月、福井市外ですが、
ある素晴らしい割烹に
行く機会がありました。
いつも予約で一杯なので、
1ヶ月以上先でないと取れません。
知っている人もいると思いますが、
ANAの機内食で監修を
担当した今や全国でも
有名なお店です。
店構え、商品への愛情、
器など商品以外での演出、
従業員の接客、全体の雰囲気感。
どれを取っても
一流だな。と思いました。
「なんでこんなに色んな
アイディアが思い浮かび、
そして従業員の方達の
意識が高いのですか?」
最後に大将にそう聞くと、
その大将がいいました。
それは、
「消費者として実際に体験すること」
それと
「その土地に合った商売をすること」
実際に少ない休みを利用して
県外の色んなところに
ご夫婦で行かれるそうです。
そして実際にお客として
経験してみる。
大将は続けます。
京都のように4万円とか(!?)
高級なところで
すごいと思うところとは
たくさんある。
でも、それを福井の田舎で
やるわけにはいかない。
あくまで福井のその地に
あった商売をしている。
4万円ではなく、
いかにそれよりもリーズナブルな料金で、
それで且つ少ない従業員で運営できるか?
それが福井のやり方だ。と。
福井にこういうところがあるのか・・・!
と驚くと同時に、
自分たちも見習わないと行けないな。
という身の引き締まる気持ちになり、
とても勉強になりました。
私たちホリタも
安さを売りにしているわけではない。
そして地方での商売です。
福井よりも大きい都市での
良いお手本、それこそ一流を見て経験して、
それを福井の土地に合った、
ホリタに合ったものに変える。
そういう吸収の仕方は、
この大将のところと似ている。
人でも店でも、一流に触れる。
というのは、とても良いことです。
「良いオーラを浴びる」と
いうことなのですが。
でもこれは意識しないと、
一流かどうかさえ気付かずに
終わってしまう可能性があります。
そこは吸収してやる!という
「気概」(意気込み?)が
一番大事ということなのです。
チャンスだけは、若い社員
みんなに与えたいので、
今ホリタでは、
県外視察などを増やして、
一流に触れる機会を増やしています。
ただ、実際に消費者として
経験することが実は一番大事なので、
ホリタの若いスタッフにも
消費者として一流に触れる機会を
与えてあげたいと思っています。
(できれば自分の稼いだ
お金で行くのが一番吸収できるのですが。。)
花堂店で、開店した約9年前から
ある売上目標を立てていて、
それを達成したら関係してくれた
スタッフ全員でそのお店に行く。
と約束しています。
いつになるでしょうか?
ずっと夢見ています。
そのためには、
お客様に喜んでもらうことですね。
みんなで頑張りたいと思います。
さて、今日明日と東京と大阪です。
色んな一流のものを浴びて、
吸収して帰りたいと思います。