2020.10.28
依存しすぎない社風
ホリタの基本方針として、
「何かに大きく依存せず、
自分たちでできるようになる」
という考えがあります。
何に依存しないか?というと。
以下のようなことです。
まとめてみました。
◆店創り・ブランド創りを頼りません。
・フランチャイズや総代理店をしない。
・デザイン・企画・製作部門を自社で持つ。
・内装・照明などは外注するにしても、
相場を把握し自分の主張を持つ。
◆告知・集客・採用を頼りません。
・インショップではなく
路面店での店舗展開が原則。
・イベント会社・広告会社・採用広告媒体
との企画・お取引も最小限。
◆仕入・売場提案を頼りません。
・仕入先を複数持ち、それぞれ使い分ける。
・全てメーカー・卸の提案通りの棚にしない。
こちらで商品を選定して売場を創る。
◆一定のお客様だけには頼りません。
・大口のお客様を増やしすぎない。
・入札での大きい取引をしない。
◆経営判断を誰かに頼りません。
(これは私のことですが)
・重要なことは最終的に、
全責任を背負って経営判断する。
(会長にすら頼らず、考え抜く)
※メインの売場ですら、企画・撮影・デザイン・販促作成・仕入・陳列など
全部自分たちで創ります。
「頼らない」ということには、
それぞれ
メリット・デメリットが
あると思います。
デメリットとしては、
・ノウハウがなく、とにかく失敗が多い。
・最初はレベルが低く、なかなか結果が出ない。
・人・マインドが育つまでに、相当な時間がかかる。
メリットとしては、
・挑戦し続ける強い組織になる。
・コストコントロールできるようになる。
・応用力が付き、よりレベルを上げていける。
時間とお金が許されるのであれば、
メリットの方が格段に大きいと思います。
だから、時間をかけて、
頼らない
=独自性を出していく。
ことにこだわりたい。
私たちは、ホリタと言う
「ブランド」を
『1から自分たちで』
創りたいんですね。
その信念だけなのですが。
※大きいレイアウト変更も全部朝集まって自分たちで。
そうはいっても、以前は、
頼ることがもっともっと
たくさんありました。
今も、頼っている
社外応援者(サードパーティー)や
お客様・仕入れ先があります。
自分たちに
知識や経験が圧倒的に
不足しているので、
頼らざるを得ない。
という言い方が正しいのですが。
その頼り方も、
全て任せっきりにせずに、
自分たちの意見を持つこと。
自分たちだけで
できることを常に探すこと。
これが大事だと。
※文具釣りなどの新サービスも自分たちで基本
企画・デザイン・告知・ブランディングまでします。
頼らないと決める。
そうすると、
何かと知恵が出て来るし、
アンテナも高くなるんですね。
あえて、自分たちをそういう状況に
追い込み、コツコツと取り組む。
それしかないと思っています。