2018.1.17
役員会という存在
9年前、私がホリタに
戻ってきてから
毎週欠かさず唯一ずっと
継続している会議があります。
役員で週に1回
会社全体のことの
共有と決定をする「役員会」です。
この前、白熱した声が
配送センターまで聞こえていると、
ある社員から聞いて反省しました。
本部勤務のスタッフであれば
皆知っているかもしれませんが。。。(汗)
それくらい白熱します。
ですが、役員全員の共通する
想いはただ1つ。
「良い会社を創りたい」
ということです。
内容は、
・各部署の売上
・全社的な行事、スケジュール
・店舗のイベント
・競合や地域の情報
・仕入先やその他取引先の情報
・お客様や社員さんの情報
・運営上の問題点
・その他 金融機関や資金繰り
経営に関わる情報
など「共有事項」と、
・今後の各部署の方針や戦略の変更、微調整
・仕入方針の決定
・人事に関することの決定
・中長期的な会社の方向性の確認
など「決定事項」の
主に2つに分かれています。
どれだけ白熱するんだよ!
と言うくらい、
ぶつかり合わないと、
良い会社になりません。
私の意見も
完璧であるわけがないので、
こういう場は、もう一度違った
視点で見る、見直す、指摘される
良い機会となります。
自分の考えに、
他の役員の意見を取り入れると、
だいたいが、
バージョンアップして、
より良いものになりますので、
役員会は重要な場だと思います。
自分の方が
結果的には正しいとしても、
そういう考えもあるのだと、
頭に入れておくことができ、
幅も広がります。
ですが、そうやって、
プラスに捉えられない時もあります。
そりゃあ、必死に懸命に
経営をやっているからこそ、
痛いところを突かれると
正直、腹も立ちます。
私の気持ちも知らないで。。。
と思うこともあるのですが、
こちらが他の社員・役員の
立場に完全に立てないのと同じで、
当然、外部を一番見えている、
社長の私が見えている景色や
背負っているものを知れ!
と言うのは無理な話です。
議論を交わして初めて、
その社員や役員のさらされている
立場を知ることもあります。
正直、そういう時は、
まだまだだな。と思います。
そんな役員会ですが、
次なる隠れた目標は、
今の役員以外の社員も入れて
実施できるくらい、
社員さんのレベルを上げることです。
それをしないことには、
次のなるステップに行けない。
そう感じています。
まだまだ、その部分では、
家業の域を抜け出せていないのです。
これは当然、
堀田家を家業を大事にしない!
ということではありません。
堀田家だからこそ
ここまで存続しているので、
今まで大事にして来た価値観、
企業文化を守る
というのはとても大事です。
家業の歴史は、
企業文化そのものですから。
ですが、一方では、
誰にでも大きいフィールド。
すごい景色を観れる環境を作る。
ことも大事です。
もっと大きなフィールドでやってみたい!
もっと偉くなりたい!
もっとお給料をもらいたい!
そう仕事に情熱を向けられる
会社にしたい。
そうやって頑張れる社員を
育成したい。そう考えています。
役員会での議題を見ていても、
間違いなく議論する内容の質は
上がっています。
みんなでもっともっと精進して、
議論する内容の質を
上げて行きたいと思います。