2017.10.31
脱・なれあい
ホリタは、かなり
「良い人」の集まりです。
これは、
先代の社長をはじめ、
大事にして積み上げてきた
「社風」から来るものだと
思っています。
ホリタで働いてみて初めて、
「グループ」を創らない。
「お局様」と言われる人がいない。
そんな社風に、
驚くスタッフも結構います。
これ自体は、
私にとっては
誇らしいことですし、
自慢できることです。
ですが、
今、ホリタは
大きな転換期にあり、
「良い人」なだけでは、
乗り越えられない。
そういう局面にいます。
言いたいことを
しっかり言い合って、
よりいいものを
皆で創っていくんだ!
というスピリッツが
より必要だと思っています。
ここ数年、
会社としてまとまりが
出てきて、結束も出てきている。
というのも感じます。
これもとても良い傾向ですが、
それが、
「なれあい」に
ならないようにしないと。
気の知れた仲間だから。
嫌われたくない。
荒波を立てたくない。
そういった
「なれあい」の理由で
お互い言いたいことが言えない。
というのは違います。
それはその人の
成長機会を奪っているのと同じ。
だと考えるように
なりました。
ある勉強会で、
組織の理想のあり方として、
「責め心のない厳しさ。
なれあいでない優しさ」
と言う言葉を聞き、
すごく 腑に落ちたのを
思い出します。
当然、仕事は
結果を求められますし、
厳しいものですから、
悪気なく出来ていないこと、
悪気なく会社にとって
ダメなこと、 は
気づいてもらわないと、
そのスタッフにとって不幸です。
特にホリタの場合は、
1箇所で仕事をしている
わけではないので、
自分では出来ているつもり。
でも、 全スタッフの中でも
最も出来ていない。
と言う、残念なことも
あったりします。
そういう場合は、
横断的に、複数部署を
見る立場にある
社員や役員が、
出来ていないよ! って
「厳しさ」をもって、
言ってあげないと行けません。
「良い人」で終わっていては
いけないのです。
同じ部署内・店舗内でも、
見えている社員が、
見えていない社員に指摘する。
その人のため。と思うなら、
ぶつかっても良い。
最初嫌がられても良い。
それぐらいの覚悟を持って
取り組んでほしい。
と思います。
本人はその自覚がないので、
指摘されると、
ムッとすることもありますし、
ショックを受ける場合も
あります。
私もあります。
ですが、それはそれで
逃げずに乗り越えて
もらわないと行けません。
そうなんだ。
これから気をつけよう。
言っていただいて
ありがたい!感謝!
と思える
「素直」なスタッフは
ぐんぐん伸びていきます。
そういう成長できる
「なれあいでない組織」を
作り上げたいと思います。
先日、
新しいスタッフの歓迎会
兼 来年4月入社内定の
内定式 がありました。
あたらめて、
新しく来るスタッフの
人生を預かる身として、
身の引き締まる
想いでした。