2019.3.24
自分のキーワード
自分ってどういう人生観を持っているんだろう?
ということを、先月行われた
ベンチャーピッチの登壇前、
準備の段階でずいぶんと考えました。
それは、「社長の人生背景が
理解できないと、なぜビジネスで
それを目指しているのか?
理解されにくいよ」
といったようなアドバイスを
頂いたからです。
自分は人生で何にこだわり
生きているのか?
私は以下の3つで形成されている。
今回の登壇を機会に
そう結論付けることができました。
その3つのキーワードを紹介します。
1つ目のキーワードは「地方」
私は、東京の大学を出て、そのまま
東京の池袋という大都会で
4年ほど証券マンをやっていました。
合計8年間東京に住み、
地方との違いをたくさん見てきました。
しかも、私の場合、
何のツテもなく新規飛込み営業で
株を売るという仕事と、
かたや、福井というド田舎で、
文具を売るという。
両極端な経験をしました。
取引額の桁が何個も違いますし、
お付き合いする人も違います。
都会の大企業と田舎の中小零細企業。
お互いの良いところ悪いところを
知っている。そして人脈の多くも
東京にある。ということが、
自分の大きな強みになっています。
2つ目のキーワードは「教育」
これは、私が人一倍、
興味のある分野です。
何といっても、私は
人が育つことを見るのが好きです。
経営者として、
スタッフを新しい配置にしたときに
思い通りに育ってくれた時、
やった!と嬉しく思います。
これは裏表なく、正直な気持ちです。
思った以上に成長したときは、
感動すら覚えます。
父親が「教育者」であること。
これが大きく影響しているんだと思います。
その血が流れているんだろうと。
先生になろうとは全く
思いませんでしたが、
こうやって違った形で、
教育ということに貢献出来たら。
と思うようになってきました。
3つ目のキーワードは「女性」
どうも僕の人生は、
女性に囲まれる人生のようです。
何も、女性に囲まれて
モテモテということではありません(笑)
母は3姉妹。私に姉は二人。
娘が3人。
そしてスタッフの8割が女性
何とも・・・
最近これは「宿命」としか
言いようがありません。
決して女性の気持ちが
わかるわけではないですけど、
囲まれていること自体は
別に苦では自分に違和感がありません。
「女性が活躍できる会社を」
というほど綺麗ごとではないけど、
もっともっと女性にとって生きやすい
世界になるといいな。と思います。
以上、文具業界どこを見ても、
こんなに「地方」「教育」「女性」に縁深い
経営者はいないと思っています。
逆にこうやって人生の三つの
キーワードを見てみて、
改めて、なぜ自分が
ベンチャーピッチで話をしたようなことを
目指そうと思っているのか?
が分かりましたし、
改めて目指している方向は
間違っていないな。と確信できました。
自分を知る。
ということって大事だなと
改めて思います。