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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.10.17

乗り越えなければ見れない景色ってあると思うんです。

ホリタの職場は

一見、華やかに見えますが、
結構ハードな職業だと思います。

 

若い女性が多いのですが、
現に、今いるスタッフは
みんな比較的に持久力があり、

体育会系だなと思う時があります。

 

商品がとにかく細かいです。
一日中立ち仕事です。
重たい什器をバンバン動かします。
それでいて接客もできないといけない。

 

(そのかわり沢山のお客様に喜んでもらえて

感動をいただけるのでやりがいがあり、

成長できることは間違いないです!)

 

時々、特に繁忙時期を迎える頃になると、

心と体のバランスを失って
「もうダメだ!」と心が折れかける
スタッフがいます。

 

(もちろん企業として改善するべき部分は
しっかりと改善する必要があると思っていまして

毎年改善をしています)

 

ここ10年で私は、色んなスタッフの

色んな涙を見てきました。

 

でも泣いて強くなることって
あるんですよね。

 

その苦しみの涙を乗り越えて、
ある時一気に開花し
今はイキイキと働くスタッフを
何人も見てきています。

 

それに耐えられずに
辞めてしまうスタッフ。

 

場合によっては、
辞めないけど不平不満を言って、
周りを巻き込むスタッフ。
(このタイプは
ホリタにあまりいませんが)

 

色んなケースもあります。

 

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私が社会人になりたての頃
約15年ほど前の話ですが、
辛くて2回ほど
泣いたことがあります。

 

1回目は、入社1年目。
2回目は、入社2年目だったと
記憶しています。

 

大学を出たばかりで、
やってやる!と血気盛んで、

自分は何でもできる!と
自信過剰で

何事にも前のめりになっていた時代です。

 

私の前職は大手証券会社で
来る日も来る日も
飛び込み営業をしていました。

 

おそらく東京の池袋の
企業という企業は
殆ど飛び込んだと思います。

 

株や投資信託などの販売。

 

いきなり飛び込み営業してきた
私のような若造に大切な

資産を預けようとするお客様は
殆ど皆無でした。

 

基本は「お呼びでない」ので、
無視される。怒られる。
毛嫌いされる。
毎日毎日その繰り返し。

 

いくらやっても
新規顧客ができない。

 

いくらやっても

全国に数百人いる同期の中で
下から数えて何番目。
という状況が続きました。

 

肉体的にというより、
精神的に自分は
ダメな人間なのではないか?
と思ってしまう。

 

その自信のなさが
お客様や会社の人にも伝わり、
ますますできない。
悪いスパイラル。

 

苦しくて苦しくて。
いつ光が見えるのかわからない。

 

真っ暗闇をずっと
さまよい走っている感じが
2年ほど続きました。

 

結果が出たのは、3年目の前半。

 

今までの実績が嘘のように、
みるみる新規の契約が取れて、
半期の成績で評価される
「社長賞」を取ることができました。

 

できるときは、
皆からも注目されますし、
すごい良いエネルギーが出ます。

 

そういうプラスの
エネルギーがあるから、
お客様も社内の人も寄ってくる。

 

人生に波がある。
ということを社会人の
最初の3年間で学びました。

 

今だから美談みたいな話ですが、
その当時は、「自分は一体、
田舎から大都会に出てきて、
ある程度の大学を出て、
何をやっているんだろう?
社会に必要とされているんだろうか?」
と本気で、悩み苦しんでいました。

 

公園で日向ぼっこをする猫を
ぼーっと見ながら泣いていました。

 

それでも、できない時期でも
ずっと続けていたのは、
支店の若手社員の誰よりも早く出社し、

頼まれてもいない
上司全員の朝礼資料を創ること。

 

そして、今だから言えますが、
会社が終わった後も、
こっそりと勝手に
営業をしていました。

 

そして、見込みのお客様や支店の方に

なかなか骨のあるやつだ。
と認められていき、自信がつき
実績がついていきました。

 

何とか成功をつかみたいという、
「強い気持ち」だけは持ち続け、
とにかく「継続」したのです。

 

そこに能力の差などありません。


必ずきれいな景色がこの先にある
と信じて続けることができるかどうか?
ただそれだけだと思います。

 

ホリタの若手スタッフも、
社会に出て初めて、
ホリタに入って、
今までの自分が
通用しないことを実感します。

 

色んな苦しみがあり、
その苦しみの先にしか
見えない景色があるんだよ。
ということを知ってほしいな。
と思っています。

 

でもこれって、
いくら私や上司が言っても、
やるかやらないか、
それを信じるか信じないかは
本人次第で、
私は頑張れ!と応援する。
そういうフィールドを用意する。
ことしかできません。

 

自分自身で切り開くしかない。
ということです。

 

もちろん、
ホリタの考え方・価値観が
どうしても合わない。とか、
このままだったら精神的に
本当にダメになってしまう
というのであれば、
それは無理しない方が良いです。

 

ホリタが世の中の人に100%
マッチするとは思っていませんし。


でも、いつか明るい場所に出て、
今までに知らない自分に出会える。
そういう日が来ると信じて、
やってやってやりまくる。

 

これがとても大事なことだと
思ってます。


なんであの人は、
輝いているんだろう?って思う。

 

若いうちは特に

他人の芝生は青く見える。

 

でも、ずっと見てきていると
最初から輝きを放てる人は
殆どいません。

 

その人自身が自分の力で

苦しみを乗り越えてきたから。
ただそれだけなのだろうと思います。

 

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※繁忙期に向けてお客様に喜んでもらうために

接客研修や連携ミーティングが多くなっています。

その上、仕入業務や売場作りなど業務が多く、

いつも余裕がなくなる時期です。今が踏ん張りどころ。

 

 

2019.10.8

狂ってるくらいがちょうど良い!

お店にお客様が来ない一番の理由は、
「そのお店を忘れているから」
だそうです。

 

表題にある「狂ってる」

ってどういうことか?
というとですね。

 

その分野において
「飛び抜けた存在になる」

ということです。

 

このご時世、
他社と同じようにやっていても
埋もれるだけではないでしょうか?

 

このスピーディーな世の中で、
現状維持は衰退です。

 

ですので、ホリタは、
衰退しないために、
色んなことに挑戦をしています。

 

それが成功しようが失敗しようが
まずやってみることを
大事にしています。
(そのために事前にしっかり
調査して計画を立てることは
とても大事ですが)


私たちホリタが挑戦しているのは、
「業態化」であり、
「フォーマット作り」です。

 

文具屋ということの

プライドは持ちつつも、

文具屋での取り扱い商品群を

変えて行く。ということに

ずっとこだわっています。

 

「ダイアリー」の取り扱いに始まり、

「布製品」「ビジネス革小物」「ランチ」
「バッグ」「香り」「傘」「時計」
「知育」などなどと
学ぶ・働くに親和性の高い商品群の
扱いを増やして来ました。

 

これからは商品だけではありません。

 

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(ホリキッズパークやホリカフェは週末になるとかなりのお客様が)

 

買い物ついでにコーヒーでほっと一息
「ホリカフェ」
塾でも学校でもない第三の学び場
「ホリラボ」
オススメ商品の店頭デモンストレーション
「ホリデモ」
すべり台と芝生のエリア
「ホリキッズ」などと言った
ことに挑戦しています。

 

商品以外の「体験」こそが
これから私たちが求められる価値だと
考えているからです。

 

文具という切り口(「業種」と言います)は、
文具店が勝手にした線引きであって、
お客様には関係ありません。

 

文具業界とドラックストア業界の
違いを見れば明らかです。

 

文具にこだわり過ぎてしまい、
買う立場から見た利便性を
置き去りしてしまった文具店と、
お客様が欲しいものを1箇所で
揃えられるようにと、
薬以外をどんどん増やし、
お客様の利便性を追求して言った
ドラック業界。

 

買う人の立場に立ったときに

どういう品揃えであると

お客様が便利か?

これが「業態化」であり、

ドラックストア業界の成功例が

とても良い例です。

 

今やドラックストアと
言っているにもかかわらず、
誰も薬だけ売っているお店
とは思わないはずです。

しかもそれに対して不満もない。

 

これが大きな
違いだと思っています。

なので私たちホリタは

その業態化をもっともっと進めます。

 

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(先日から始めたデモンストレーション「ホリデモ」の様子)

 

もう一つは「フォーマット作り」。

 

これは私たちが持っているノウハウを
最大限活かすためには、
どういう坪数でどういう人数で運営し、
どういう商品・サービス構成で行くのか?
というものを決めて
生産性を上げて行くことです。

 

これは本当に難しいです。

 

私は、店舗展開をしたいと思い、
7年前くらいから2年間かけて
春江店の構想を練り始めましたが、
それが正解ではありませんでした。

 

実際は売場面積が自分たちの力に
あっていないということで、
先日のリニューアルで売場面積を
減らす決断をしました。

 

そのかわり、その開くスペースを
絶好のチャンスとして
新しい挑戦をしました。

 

鯖江店もオープンして約半年。
フォーマットがまだまだ
定まっておらず、試行錯誤中です。

 

これらは投資対効果がどうか?

ROI(投資回収率)の

高いモデルの店舗を作ろう!
ということなのですが、
なかなかそう簡単ではありません。
(だからこそ面白いのですが、、)

 

 

もともと10年間ずっと
「ディズニーランドを目指す」
とか言っている時点で、
狂っているって思われても良いと
思っているのですが、私は、
「こいつ何言ってるんだ?正気か?」
という顔をされるのが大好きです。

 

「狂ってるね」っていうのは
ホリタにとってはほめ言葉なのです。

 

社長として、そういう考えに共感して
行動をしようとしている
スタッフを認め、
「いいね!」と言えるかが大事だな
と思っています。

 

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(先月開催された経営計画発表会では社員が発案して、

ご来場に皆様にガチャガチャをして

喜んでもらおうという狂った企画がありました)

 

 

こんな世の中ですが、

こんな世の中だからこそ、

こんな会社が世の中に1つくらい

あっても良いと思いませんか?

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