本日28日にエルパ店を、
来月中旬に春江店を
同時期にリニューアルします。

 

リニューアルするエリアは、
どちらの店舗も、
キッズ向けゾーンと
高価格帯ゾーン。

 

何のためのリニューアルか？

 

２つ目的がありますので

ご紹介します。

 

 

一つは、
「時代に合わせて売場を進化させていくため」

 

春江は3年前に
一部リニューアル、

エルパは2年半前に
グランドオープンしました。

 

それから、

パンデミックという
大きな時代の
ターニングポイントを経験し

その激動な時代の変化に
明らかに通用しなくなったと
感じる部分があります。

 

そして、武生での

新しいチャレンジである
ホリタライフキャンバスの

出店までの議論と

半年運営した経験を経て、
僕たちの進むべき方向性が
見えて来た部分があります。

 

新しい挑戦での気づきを

既存店にも反映させ、

時代の変化に対応する。

 

という、最低限の

「手直し」なのです。

 

 

二つ目は、
「組織を進化させるため」

 

ホリタは今、
中間管理職的なミドル層となる
クルーがあまりいません。

 

今の店舗にいるクルーは、
８割が入社して
３年以下の人たち。

 

気持ち（共感）はあるけど、
経験が乏しい。

結果的に「結果」が出ない。

 

という組織的な問題を
抱えています。

 

組織として
次のステージに行くためには、

時代の変化に合わせて

一緒に進化することを

進めてくれるクルーを

育成しないといけません。

 

リニューアルを通じて、

ホリタの戦略から考えて、

ゲストに対して

どういう価値をもたらすことが

正しいか？を具体的に考え、

売場計画に落とし込んで

それらを実践する。

クルーにとって、

この経験が
大きな糧となります。

 

 

先日、FBCテレビ
「社長のシン」という
新コーナーで
トップバッターとして
出演させてもらいました。

 

その時に、
僕の中で大事にしている言葉。
を聞かれて、

 

「感謝しながら、進化する」

という言葉を
ボードに書きました。

 

72年間、今まで
支えていただいている方々。

 

それはゲストであり、
福井の方々であり、
仕入先や外部アドバイザーなどの
サードパーティーであり、
働いているクルーであり、
そのご家族であり・・・

 

色んな人たちがいるから
今のホリタがある。

 

そのことに感謝した上で、

時代に合わせて変えていく。

 

この過程を通ることを
大事にしていて、

今回の2つのリニューアルも

「感謝しながら、進化する」
それを体現するものなのです。

 

 

ホリタで時間を過ごしたい。
ホリタの空間にいることが好き。
ホリタで買うことに喜びを感じる。

 

そう感じていただける

「ブランド」に

なるためのステップです。

 

進化したお店、お楽しみに。

前回のブログに引き続き、

経営計画発表会の話です。

 

経営計画発表会では、毎回
前期の社長賞の授賞式も行います。

 

今回は「Kさん」が

社長賞を受賞しました。

 

今回のブログはそんな

Kさんの「ホリタストーリー」を

ご紹介します。

 

※毎年のことですがサプライズで行うので、司会者と僕は、

直前まで全員にバレないように細心の注意を払います。

 

このKさんは、
新卒2期生として入社してくれました。

 

現在、入社6年目です。

 

娘とまでは行かないし、

妹とまでも行かない。
干支が一緒なので、

ちょうど1回り下です。

 

出会いは、新卒の合同企業説明会。

 

ホリタが初めて有料の

合同企業説明会に出展した

1年目の年でした。

 

お金もない・人もいない中で、

何とか無理して出展して、

自分でPRするしかないから

自分で最前線に立ち、

自分で全てを準備しました。

 

僕と採用にずっと関わってくれている

W辺さんで、ブースに立って、
本当にドキドキしました。

 

誰か来てくれるだろうか？
誰も来てくれないんじゃないか？
と不安しかなかった。

 

ですけど１巡目で4人もきてくれて、

さも当然のようにドヤ顔。

 

平静を保ちながらも、

心の中ではよっしゃー！と大騒ぎ笑

 

その中に彼女もいました。

 

これは本当の話なのですが、
会った瞬間に、直感で
「この子はホリタに来るな」と

思ったし、
本人の後日談でも、
「聞いた瞬間、私ホリタに行くな」

と思ったとのことでした。

 

 

良い会社を創りたい！そんな

「想い」しかない会社に

共感して飛び込んで来てくれる

ことが何より嬉しかった。

 

無事、内定の通知を出して、

彼女が入る。
ということが決まってから、
「こんな会社じゃまずいでしょ！」と、
受け入れ体制を

無理やり整えていきました。

 

覚えているのは、
春江店パートナーN畑さんに、
「社長、あんなキラキラ輝いている子に、
こんなユニフォーム着せられない！」
と言われて、

ユニフォームを変えたこと。

 

今のユニフォームはそんな
退っ引きならない理由が

あったわけです笑

 

※5年半前の入社式（若っ！）

 

そんなKさんは、

内定時代のアルバイトも入れて、

入社してずっと旗艦店の春江店で働き、
そこからバイヤーとしての

道を歩んでいきます。

 

将来、会社の中心で、

キラキラ輝きを放ち働く姿を

採用した僕もW辺さんも

最初から結構明確に

イメージできていたというのは、

今だから言えることです。

 

今はいませんが当時は指導役である
僕の姉であるN常務に、
泣きながら懸命に喰らいついていき、
本当に成長してくれました。

 

「心の折れ方がハンパない」
というのも彼女の特徴で、
何回か経験しているのですが、
折れると大変なことになりました（汗

 

でも、そこからのリカバリー、
立ち上がり方がまたすごい。

 

そうやって人間としても
仕事人としても、

壁にぶち当たり、もがき、

（時にはボキッと折れながら）
強くなっていく姿は、
僕も本当にすごいない。と

尊敬します。

 

武生の新店舗の仕入れも

社内の事情で

急遽一人でやることになり、

大部分を一人で担ってもらいました。

 

今は、バイヤーとして、
ホリタの売場の世界観を創る中心で、
本当に重要なポジション。

 

それまで、堀田家以外の
バイヤーというものがいなかったので、
新しく切り拓いてきたことを

最も高く評価して、
社長賞受賞という

流れになりました。

 

※現在、彼女も関わる重要プロジェクト進行中。お楽しみに。

 

これから、Kさんのホリタで抱いた夢を
応援したいなと思っています。

 

それは、
「最強のバイヤーチームを創ること」
そして
「ある番組に自身が取り上げられること」

（ちょっとこれは言って良いか分からないので

　伏せておきます）

 

ホリタで、そんな素敵な

目標に出会えたもの、

本気で取り組んできたらこそ。

 

 

当然、うまく行くときも行かないときも、
これからもたくさんあるでしょう。

 

彼女の持ち前の「馬力」で、
後輩たちから憧れられる

そんなロールモデル的な存在に、
なっていって欲しいと願って、

 

プレッシャーも入れて（笑
の社長賞でした。

 

改めてKさん、社長賞おめでとう。