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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2024.3.23

春江店10周年・鯖江店5周年

おかげさまで、春江店が10周年、
鯖江店が5周年を迎えました。

僕自身、未来ばかり見ていて、
あまり過去を振り返らない人間なので笑

ここであえて、この2つの店舗が
どういう歴史を経てきたか?

振り返って、皆さんに
共有しておこうと思います。

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僕たちホリタという会社が、
福井の人に大きく知られる
きっかけになったお店、それが、
10年前に出した「春江店」です。

今でも6店舗あるうちの、
一番大きいサイズの店舗で、
ゲストがたくさん来る、
ホリタの「旗艦店」です。

僕自身、
この店舗を立ち上げるにあたって、
2年ほど前から、準備をしてきました。

全国の文具店に教えを請いに行脚したり、
経営や店舗運営のことを学んだり、
出店立地の分析をしたりと、

社長になる年に合わせて、
しかも30歳という年で、
こういう大きなチャレンジができたことは、
とても幸せなことだったと思います。

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ただ、出店の準備は難航しました。

その前(15年前)に経験した
花堂のお店は、120坪
それに対して、春江店は300坪。

やってもやっても、陳列が終わらない。
商品が埋まらない。。。

それも、POSを導入して間もない時期で、
その混乱も同時進行でした。

今までに経験したことのない、
途方もない作業が3ヶ月以上続きました。

とにかく、社会にためになりたい。
今後の会社の未来を指し示したい。
その一心だった。

あの時、一緒に出店準備してくれた子は、
まだ2人会社に在籍していますが、
良く付ついてきてくれたなと思います。

オープン前の最後の1ヶ月くらい、
僕は記憶がありません。

朝5時に退社して、朝9時に出社。
みたいな生活が、最後続きました。

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※なぜかボクシングの畑山さんと撮った
 オープン当初の写真(みんな若っ!)。

オープン当日、急に
「お客さん来てくれるだろうか?」と
不安になりました。

開店すると、
そんな不安が一気に吹っ飛ぶほど、
たくさんのゲストがなだれ込んできて、

売場で1人、立てないくらい号泣し、

1ヶ月ずっと、うちの社員みたいに
準備に関わってくれた
問屋の戦友と、感動の抱擁。

オープニングイベントの3日間で、
約1万人が来店するという
今までにない感動を味わいました。

レジに長蛇の列ができて、
これもどうやって、対応したか?
あまりの激務で覚えていません。

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その5年後、
4号店目となる鯖江店をオープン。

外商部の納品業や教科書販売と言った
従来の事業が、
今までのやり方では通用しなくなり、
売上が激減していた時期で、

店舗展開をしっかりやっていこう。と
覚悟が決まった時期でした。

「ファミリーエンターテイメント」
という言葉を使い始め、

「福井幸子さん」というペルソナを
設定し始めたのはこの鯖江店からです。

外部の方を巻き込んでお店を作っていく。
という「共感型のビジネス」
を意識し始めたのもこの頃です。

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※出店準備に取り掛かる前に、
 棚にヤスリをかけるという
 意味のわからないワークショップをして、
 たくさんの方を巻き込みました笑

新卒の採用を始めて間もなく、
組織っぽくし始めた時期でもあります。


あれから、もう10年・5年。

今、6店舗合わせて、
年間70万人のご来店があります。

僕たちホリタというお店は、
福井の皆さんに育てていただいた。

そんな、福井の皆さんで創った
ブランドだと(勝手に)思っています。

感謝しかありません涙


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※鯖江店のオープニングのデザイン

今後も、福井の皆さんが、
「福井にホリタがあって良かった!」
と言っていただけるような
「唯一無二の愛されるブランド」
になれるよう。

福井の方々の期待を超えていけるよう、
クルー一同、精進いたします。

引き続き、よろしくお願いします。

周年祭を来週・再来週で開催します。

自分達だけで企画した
作り込んできた自前のイベントで、
皆さんに喜んでもらいたいと
思っています。

是非、顔を出してみてください!


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春江店イベント内容 ↑クリックしてね!


アセット 48@3x
鯖江店イベント内容 ↑クリックしてね!

2024.3.8

「北極星」を指し示す

昨日「福井ベンチャーピッチin TOKYO」という、
大きな発表の機会をいただきました。

 

そのことを今日は書こうと思います。

 

「ピッチ」というのは、たくさんの人の前で
自社が目指すことを発表する場なのですが、

 

ふくい産業支援センターさんが10回目の
記念すべき大会を東京で行うということになり、

 

光栄なことに、その選抜のメンバーに

選んでいただきました。

 

会場・オンライン合わせて650人の前で、
10名の福井の経営者の方々が発表をしたわけです。

 

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※中小企業庁長官・東京都副都知事・福井県知事、

そしてそうそうたるアドバイザーやメンターの方達

 

で、ですね。

 

こういう機会は、会社にとっても、
経営者にとっても絶好のチャンスなんですね。

 

当然、こういう大きい舞台で話をすることで
たくさんの人に聞いてもらえる。

 

それによって、ビジネスチャンスが広がり、
必要な人とのマッチングや、
必要なお金の調達といった案件が来ることが
一番のチャンスなのですが、

 

それだけではなくて、この発表のために、
これから会社をどうしていきたいか?
を数ヶ月間、考えまくるわけなんです。

 

そのために、自分は何をしたいのか?
自社の本当の強みはなんなのか?
など、たくさん考える。

 

そして最後は「覚悟」を決めて言葉に発する。

 

その言葉にするまでの過程がとても大事で、
そういう期間を無理矢理にでも作れることが
チャンスなんですね。

 

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当然、そういう進むべき方向性を決めるには、

どの側面から見ても「オールOK」

でないといけない。

 

時代のトレンドに合っているか?
競合との差別化はできるか?
強みを生かしてたモデルか?
働くクルーにとっても幸せか?
家族にとっても幸せか?

社会・地球にとっても必要な価値か?

 

全てにおいて、良い方向性かどうか?

皆が応援し、全力を出し切れるものかどうか?

 

その掲げたものの延長線上に

全ての関係する人の納得性がある。

 

ただ、それってすごい難しい。

 

ぶれることのない「北極星」の方向性を
今まで以上により明確に指し示すこと。

 

光が強ければ強いほど、皆んなが魅了するし、

どっちの方に進んでいいか?

分かりやすいじゃないですか。

 

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ちょうどホリタという会社は過渡期で、

これからを見直すべきベストなタイミングの時に、

 

しかも、あの無印良品の旗艦店があった場所で、

(小売業界でにはとても有名な場所)

 

発表までの手厚いバックアップ支援や理解があり、

 

ああいうすごい人たちを前に発表できる、

 

こういう機会に恵まれるのは、

正直、モッテルな。と思います。

 


そして、僕が考え抜いて、

一つ結論が出たこととすると、


僕たちには、どこにも負けない
「蓄積」してきたものがある。

それを信じよう。ということ。

 

業界のどの会社より情熱を持って、

実直に取り組んできたものが結構ある。

 

それを過信することなく、

謙遜するのでもなく、
しっかりとそのことに自信を持ち、
戦略にしっかりと組み入んでいこうと思います。

 

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I believe。叶えられる。
チャンスはたゆまず準備をし続けたものに微笑む。
まだ誰もみたことのない景色を見に行こう。

 

今回のピッチの準備の時に聞いていた曲の

歌詞の抜粋です。

 

ここから、皆さんにもっともっと

喜んでいただける会社になれるように、

がんばります。

2024.2.18

子供たちの学びを身近に応援する「エンターテイメント文具店」

「新入学おうえんフェア」というイベントを
開催して3年目。

今年は、回数や会場を増やして開催し、
本日全日程を終了しました。

おかげさまで、
全5回のイベントで
合わせて約300のご家族

500人近い子供たちが
参加してくれました。

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ホリタでは社内で
「福井幸子さん」という
架空の喜んでいただきたい人
(=ペルソナ)を設定しています。

この幸子さん。

子育てをするママで、
年長さん(来年1年生)にお子さんがいる。
という設定なのですが、

その幸子さんや、そのお子さんにとって
ワクワクする、便利な
イベントや品揃えができるように
取り組んでいます。

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この新入学応援フェアというのは、
子供さんが入学するときに、

たくさんのママが、
小学校から配られたおたよりを持って、
売場をウロウロ。
どういう文具が良いか
分からないと悩まれていて。

実際に試してから、
納得して使わせたいと思っていて。

そんな、実際のママの声から
生まれたイベントです。

実際に今は、
イベントの企画・デザイン・運営を、
子育てママが主体となって
取り組んでいます。

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※半年以上前から、大阪の展示会に参加して、
 イベントのイメージを膨らませるママクルーたち

「鉛筆無料名入れイベント」も

名前がしっかり入った鉛筆を
子供たちに使わせたい。

名前を全部に書くのが面倒。
書くと消えてしまう。
といった幸子さんの
悩みを解決すべく始めました。

今は、3000ダースの注文を
ホリタの本部で、これもママクルーが
一つ一つ心を込めて、
レーザー加工しています。

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「えんぴつ神社」も、
そんな子供たちの学びを応援する
一つのコンテンツです。
そうやって想いを持って買った鉛筆を、

子供たちが頑張って最後まで大切に
使い切ることを応援する。

モノに感謝する心を育もう.
ということで、使い切った
えんぴつをお店に持ってきてもらって、
備え付けの「えんぴつ神社」に
奉納してもらいます。

そしてそれを年に一回
「えんぴつ供養祭」で、
実際に供養してもらっています。

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※1年間で、全店で、1万本以上集まります。

文具というのは、
子供たちにとっては、
「アイデンティティ」そのものです。

学校に持っていくことを許されている、
唯一の「こだわり」なんですね。

だから、子供たちにとって文具店は、
そういう自分の「相棒」を選ぶ
ワクワクした「夢に国」であるべきし、

親御さんやその他のご家族にとっても、
子供たちの挑戦や成長を応援する。

そういう「温かさ」のある、
「プラスなエネルギー」に満ちた
存在でなくてはならない。

そう思うんですよね。

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そんなをエネルギーを
しっかり届けられるように、
引き続き精進します。


僕たちホリタは、15年間、
「身近なディズニーランド」を目指して、
できることをコツコツ積み上げてきた
「エンターテイメント文具店」です。

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