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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2020.7.10

来年度は「業界日本一」を1つ創ります。

 

本日から
決算セールが始まりました。
ホリタとしていよいよ、
「年度末感」が出てきました。

 

例年は、大々的にPRして
沢山ご来店いただくのですが、
今年は、

少し様式を変えて、
コロナの対策を取った形で
密になることのないように、
じんわりお客様に
日ごろの感謝の気持ちを
伝えられたら。

と思っています。

 

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今月が決算セール

ということは、
来月から新年度

ということなのですが、
来年度1年間を

どういう年にするか?と
4月ごろからじっくり考えています。

 

その中で、一つだけ、
決まっていることがあります。

 

それは、この1年間で、
「文具業界・日本一」を一つ、
自社に創るということです。

 

それは必ずホリタのクルーの
自信になり、誇りになります。

 

売上規模でもない。
店舗数でもない。
1店舗当たりの売上でもない。

 

それは、

「ドミナント出店」で

日本一になりたいな。
と思っています。

ホリタは今、
嶺北地方(福井県の北)を中心に、
50万人の商圏人口に対して
5店舗の店舗があります。

 

要は10万人に対して
1店舗あるということです。

 

半径10キロ内に
全店舗5店舗があります。

 

日本で店舗展開をしている

文具店で、

ホリタくらい

出店エリアが

密集しているところは

実はありません。

 

すごく近い所に

出していますので、
お客様はうまく、

時と場合に応じて店舗を

使い分けてくれています。

 

我々の移動も楽です。

 

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これは、福井県と言う

商圏人口に恵まれているとは

言えない県で、
慢性的に資金繰りが苦しく、
それでも継続するために
お金をかけずに、

コツコツと一つずつ自分たちで。


そういう企業文化を創ってきた、
ホリタの一つの

成果と言えます。

 

もちろん、

日本の文具業界を代表する

すごいお店に比べて、

売場の完成度や接客レベルでは

まだまだ
足りていません。

 

そんな有名店舗にも、

ここだけは負けない。

ここはうちが日本一なんだ。

と道々と言えるものを

まず創りたい。と思います。

 

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今の段階でも実は、
これは日本一と言えるのですが、
これは、1年経たないと、
その日本一の状態が成り立っている

とは言えないと思っています。

 

鯖江店オープンして1年ちょっと
エルパ店は半年も経っていません。

 

お店の出店は、ある程度の
覚悟があればできます。

 

でも、お店を維持すること。
お客様から支持を頂き続けることは
一筋縄ではいきません。

 

ですから、それをクリアして初めて、

お店は1年経ってようやく半人前です。
2年目からが本番です。

 

ですから、1年間経ってから、
「ドミナントな文具店・日本一」
を名乗ろうと思っています。

 

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今年は、新規出店はせずに、
今いるクルーの成長と、
既存店や既存サービスへの
「深掘り」を図る。

 

何度も言っていますが、
今のやり方では今後、
絶対通用しませんので、
この1年で、
コロナで通用しなくなった
従来のやり方を変え、

 

しっかりと着実に
NewNormalに対応して
既存のリアル店舗に
どう新しい価値を
もたらしていくかに
集中していきたいと思います。

 

横に広げるのではなく、
下に掘り下げる。

 

「ドミナントな文具店・日本一」
ということは、
日本でも有数の
市場シェア率が高い、
顧客ロイヤリティが高いお店

であることにもつながります。

 

「地元に愛される文具店・日本一」
を目指すということにも
つながるのです。

 

そんな「深掘り」の年に

来年はしたいと思います。

 

その達成の先には、

今まで見えていなかった

次の景色が見えてくるはずです。

2020.6.25

イミテーションからイノベーションへ

日本を代表する経営者
トヨタの豊田章男社長。

 

そのまんまの題名
「豊田章男」という本を
毎朝、読んでいます。

 

これが、本当に
共感するところばかりで、
日本一時価総額が大きく、
結果を出し続けてきた方と
私では、天と地の話ですが、
同じ考えがあることに

驚きと同時に

そうであって良いんだ。という
悦びがあります。


その本の中で、
2点、共感した部分を書き、
私たち目指しているものを
紹介しようと思います。


まずは、
「イミテーション(まね)から
イノベーションが生まれる」
という考え方。

 

最初は、誰かのマネ。
教えを乞う。ということです。

 

今現在のトヨタでさえ、
マツダをエンジンの先生としている。
という話がありました。

売上台数だけでいうと、

6分の1くらいでしょうか。

 

規模ではなく、
やはり、見習うべきところは見習う。
ということが大事
なんですね。

 

イミテーション(まね)と言う
ことでいうと、
私も、たくさんの
全国の有名文具店の
社長や幹部の方に、本当に
お世話になって今があります。

 

東京・群馬・岡山・鹿児島
などなど。
本当に色んなことを
教わりました。

 

これらの方々は、
私からするといつまでたっても
憧れの存在で、
今でもお会いすると、
とても緊張しますし、
頭が上がりません。

 

すぐに取り入れられるところは
すぐに取り入れ、
レベルが違いすぎて
取り入れることが
できないことは、
胸にしまって、
自分たちが取り入れられる
レベルになったら取り入れる。

というふうにしてきました。

 

6年前の春江店は、
全国の有名文具店さんに
色んなことを教えていただいた
その「結晶」みたいなお店です。

 

数年前から、そのことに
少しずつオリジナリティを
出すようにしてきました。

 

オリジナリティを出しても、
最初は、何となくふわふわして、
自分たちのものに
できていない感がありました。
何となく、
身内で盛り上がっている感
頑張っている居たい奴
という感が否めませんでした。

 

鯖江店・ホリラボ・エルパ店と。

 

ここ最近は、少しずつですが、
オリジナリティを
出せるようになってきました。

 

色々と試行錯誤しながら、
ほんとに少しずつですが。


ホリタはこういう価値観だ。
こういうビジョンだ。
ということが浸透してきてことが
一番大きいと思いますし、
色んな諸先輩方から教わった
ベースがあるからできること
だと思っています。


書籍の共感部分のもう一つは、
豊田章男さんには、
「モリゾー」という別名を
持っている。ということです。

 

社長名:豊田章男
カーレーサー名:モリゾー
です。

 

日本を代表する経営者です。
背負っているものは、
トヨタという企業と言うか
むしろ日本国。

 

のしかかっている重圧。
それにバランスを取るかのように、
車好き・運転好きの
「モリゾー」という別の
人格がそこにはあるのです。

 

私も、最近悩んでいました。
何をかと言うと。

 

私の「素」は、
根っから明るく、
楽しいことを考えるのが大好き。
人を喜ばせるのが大好き。
なタイプです。

 

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一方で、
経営はそんなに甘くない。

 

ダメなものはダメというし、
厳しい側面がないと
人は育たたない。

組織が強くならない。

 

特に荒波にもまれて、
経営者として、何事も厳しく、
結果を出せる社長でありたい。
と思っています。

 

そこのギャップがあり、
どういうキャラクターで
社長をやるべきか?
ずっと悩んでいました。

 

それで、
人を喜ばせるという
エンターテイナーとしての顔
「トッティ」という
社長「堀田敏史」を
分けて考えればいいんだ!
と、変に納得しました。

 

※急にすみません。
「トッティ」というのは、
私の別名で、
社長って人間的に
一番偉いわけでも
優れているわけでもないので、
そう呼ばれるような
社長になりたいな。
ということをずっと
幹部のクルーに言っていた。
そういう話です。

 

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本日から2日間、
エルパ店で「特招会」があり、
たくさんの
エルパのお客様が来られます。

 

エルパの特招会の2日間、
「デモンストレーション」を
やるのですが、
次のステップのための
大きな舞台として
位置付けていて、
社長堀田ではなく、
「トッティ」としての
参加になります。


新しいホリタを一部
お見せできると思います。

 

そう、「イミテーションから
イノベーションへ」

 

私たちは、日本中
どこ行ってもやっていないことを
今からやろうとしている。

 

価値を創ろうとしている。

 

それでは。
デモンストレーションの
準備がありますので、
この辺で失礼。

 

最初は、冷ややかな目と

閑散とする可能性も大ですが、

それも含めて、

ワクワクドキドキしています(^^)

2020.6.19

10代の若者に伝えたいこと

ちょっと長くなるのですが、

高校生や大学生のうちに

伝えたいことがあります。

 

 

どうも私の「育成」の熱は、
教師だった父親
譲りなのだろうと思います。

 

人が刺激を受けて、
変わっていく姿を見ると
素直に嬉しいし、
自分の経験いてきたこと・
経営をしていて
実体験で感じていること。

 

少しでも、若い子たちの
役に立つのであれば、

私の経験や今見えている世界を
いくらでも

伝えたいと思っています。

 

 

これは社内でも社外でも

全く変わりません。

 

これに関しては、ちょっと
趣味みたいなものなので、
お金をほしいとも
全く思わないし、

準備も別に苦になりません。

 

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(先週日曜日には、福井の大学生たちが

起業して頑張っている「BEAU」さんで、

高校生向けにzoomで30 人くらいに対して

話す機会がありました)

 


昔、私も中学校の時に体育館で、
聞いた講演者のことを、
未だに覚えていて。

 

芸能界のプロデューサーを
している方で、
母校を卒業した人の話でした。

 

とにかく、壮大な話で、
その当時の自分にとっては、
こんな人がこの学校の
卒業生でいるんだ。と
ただただ衝撃を受けたことを
覚えています。

 

人は、

若い頃に出会った人で、
大きく考え方・価値観が
変わると思います。

 

どこで、誰に、どんな話で
インスパイヤ―させられるかは
分かりません。

 

それは、
人それぞれです。

 


とても偉そうな話なのだが、
今の日本には、
夢や大きいことを言う人が

少なすぎる。なと感じています。

 

本気でこんなことでは
日本が沈んでしまうと

危惧しています。

 

学生にとって
「文具」という
身近なものを扱っている人が、

大きな夢を描いている。
というのは学生にとっては、
新鮮でおもしろいだろうな。


と思い、
積極的に依頼があれば
話をするようにしています。

 

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(何となく、最近よく使っている

宣材写真を使ってみた)

 

 

どこに問題があるか?


まずは幼いころ、両親から、

仕事は大変なものだ
ということが先行して
伝わっていってしまう。

 

本来は大人になったら、

どんな綺麗な景色が

待っているんだろう。

楽しいことが
この先に待っている!

そういう
夢のあるものだと思います。

 

日曜日夕方、
サザエさんを家族で見ながら、
「あぁ、明日からまた仕事か」
とため息をついている
親を見て、仕事って大変なのね。

大人って大変なのね。が

先行してしまう。

 

何となく、この日本全体の
閉塞感も相まって、
子供心に、
大人になって、
社会人になって、
夢を持てるようなことがない。

大きな絵を描くことはない。
そう刷り込まれてしまう。

 

周りにいる大人が、
リスクを取ることが

どこか良くないことだ。

「安定」こそが正しい。

というふうに

子供に言う風潮があり、

その延長線上に

大きな絵を描くということは
難しい。

 

親に限らず、
就職を支える方々、
先生方、
周囲の人、
大人がみんなして、
安定した会社が良い。


大手の方が良い。
公務員の方が良い。
ということに
何となくなりがちで。

 

気持ちは良く分かります。

安定していることは、

そりゃ良いことだよ。

で終わらせてしまいがちですが、

誰かが、それだけでは無いよ!

ということを

伝えないといけないと思います。

 

だから、親でもなく、

先生でもなく、

近しい人でもない

ある意味「アカの他人」である

田舎の中小企業の社長の

私の出番なのです。

 

発言するのに

ちょうどいいと思っています。

 

むしろ言ってあげないと、
その子の人生の選択肢を

狭めてしまう。

 

何となく疑問を感じ、

息苦しく感じている学生に、

ああ、そういう考え方を

しても良いんだ。という

安心感を与えてあげるべきだと

思っています。

 

一方向だけのことを伝えて、

そのレールの上を行くのか、
こういう考え方もあるよ。
ということを伝えてあげて、
その上で、その先どうするか?は
その子が選択すればいいのです。

 

特に田舎では、

極端にそういうことを

聞き・考え・発信する場が少ない。
これは顕著です。

 

そもそも、
安定した職業だから。
安定した会社・団体だから。
と言われるけども。

 

でも、このご時世、
安定ってなんでしょうか?

 

このご時世、
安定していて、
一生安泰だ!と

どっしり構えて過ごせる。

 

そんな企業や団体は、
これからの時代、

どこにもないのです。

 

これからの激動の時代で、
100%保証される。

そんな企業・団体は
もうどこにもありません。

 

それは、そうあってほしい

という希望でしか無いのです。

 

 

時々、学生で
私の話を聞きたい。
話をしたい。と
アポイントを取ってくる
素晴らしく行動力のある
大学生がいます。

 

それも、県内外から。

これが結構いて、

この前は東京から、

東京大学の子が来ました。

 

そういう学生さんたちはみんな

全く同じような問題意識を

日本の学生に対して
持っています。

 

学生時代の若いころから
そういうことを
聞いて、考え、発言する
機会がなさすぎる。

 

そういう機会が全くなく、
それでいて「勉強しろ」
と言われても。

 

ある時期になっていきなり
「自己分析しろ」と
言われても。

 

世に言う「意識高い系」の
学生は勝手に
そういう場を求めて行くし、
私の話とかを聞いて、
勝手にやりますが、

 

「意識が高い学生」だけではなく、
一般のごく普通の
高校生や大学生にも
そういうことを考え、

発信する機会を与えたい。

すそ野を広げたい。

 

という彼らの熱い考えに
とても共感できます。

 

実際、私がこの5・6年間、
色んな学生に
リクルートやその他の活動で

会っていますが、明らかに、

学生のレベルが二極化しています。

 

 

問題に早くから気づき

実際に行動に移している

彼ら彼女らは、

ぼーっとしていた
大学生のころの私とは大違いで、

尊敬します。

 

そんな子たちに、

大人として、

中小企業の社長として、

何か役に立てることがあるなら。

 

高校生や大学生に、

私が経験してきたこと、
大人になって感じていること、
これからの世の中の現実、
伝えられることは
たくさんあります。

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