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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.2.28

ここが僕たちの「スタートライン」

ビジネスの荒波に揉まれて、

日々の忙しさにかまけて、

小さくまとまって しまっている自分がいました。

 

そんな中、

自分が何を成し遂げたいのか?

商売を通じて、

どういうことで世の中に貢献したいのか?

先月今月と鯖江店出店前に、

それを真剣に 考えるきっかけをいただきました。

 

それが昨日東京の霞ヶ関で 行われた

「ベンチャーピッチ」への登壇です。

 

ベンチャーピッチというのは、

全国の金融機関や投資家の方々、

その他すごい方々が100名の前で

ビジネスモデルとプレゼンする。というものです。

 

 

鯖江店出店直前に

えらいこっちゃ!と言う感じでしたが、

むしろそれが僕たちにとっては、

グッドタイミングでした。

 

 IMG_6003

 

ここ2ヶ月くらい、日中は日頃の業務、

そして鯖江店のことを進める一方、

夜な夜な経営のことを真剣に考え

これからどういうやって

ホリタ文具を飛躍させていくか?

社員を幸せにして行くか? を

頭がはち切れるほど考えまくりました。

 

鯖江で実際に実現させたい。と思っていたことを

再度、ブラッシュアップするきっかけになり、

本当に良い機会でした。

 

今回、ふくい産業支援センターにいらっしゃる

ベンチャーピッチ立役者である岡田さんに、

今回、出てみないですか?声をかけていただき、

色んな場面で私の背中を押して頂きました。

 

岡田さんはホリタ文具の大ファンで、

子育てするママ(ホリタのメインターゲット)

でもあります。

 

正直、僕よりも熱く

ホリタの会社を語る人がいるなんて。。。

衝撃でした。

 

「堀田さん、私は違うと思う!」

「ホリタさんの良さが伝わっていない!」

「ホリタ文具さんの良さを

東京の人に伝えたいんですよ!」って。。。

何事も真剣に真っ直ぐに訴えてくる

お姿に本当に心動かされました。

 

 IMG_6012

 

他にも、色んな方々が僕のプレゼン内容を

良くしようと、事前に何度も私のプレゼンに付き合い、

アドバイスを頂きました。

 

時に優しく、時にボロクソに(笑)

 

人って年齢が上になって行くと、

周りから言われなくなってくる。

間違っていても、誰も

言ってくれなくなるんですよね。

 

ですから色々とご指摘を頂いたり、

こうしたらどうか?という

アドバイスを頂ける機会はそうなくて、

本当に有難いことなんですよね。

 

感謝しかありません。

 

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ただし、商売は発表し宣言することが

終わりではありません。

 

ここからが本当のスタートラインです。

 

来週の鯖江店オープンが

僕たちの新しい夢へのスタートラインです。

ビジネスの世界、経営者の世界は甘くありません。

 

たとえどれだけ良いことを言っても

結果を出せなければ、全く評価されません。

 

ただしシンプルです。結果が出れば評価されます。

結果を出すしか前は開けないのです。

 

昔の自分なら、これで一人で盛り上がって、

カラ回るタイプですが、

今の僕はとても心穏やかで意外と冷静です。

 

今は周りにたくさんの応援者もいます。

 

 IMG_5917

 

さて鯖江店は、明日が業者様への内覧会。

そして 来週5日はいよいよグランドオープンです。

 

春江店ができて、少しだけ結果が出て、

ホリタは大きく前に進みましたが、

鯖江店オープンで、

もっともっと前が(未来が)開ける予定です。

 

世間様、お客様からのホリタへの

期待度がもっともっと上がるということです。

だから僕たちもそれに応えて

成長しないといけないのです。

 

結果を出して行くしかないのです。

 

丹南の方々に喜んでもらえる店に。。

ただそれだけ。

 

従業員の皆さん。頑張りましょう!

 

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※東京からの帰りの高速バスより。

2019.2.4

「絶対的なブランド力」とは?

これからの実店舗は、
「絶対的なブランド力」がないと
生き残っていけない。と

ここ1・2年の動きを見て

危機感を感じています。

 

では、店舗のブランド力って何か?

何をもって、

「店舗のブランド力がある」

というのか?

 

これは、私は、
消費者が店舗に行くときに、
どういう会話をするか?
だと思うんですね。

 

そのお店の事を、
主要取扱商品名(業種)で言うか?

店名で言うか?

 

これが大きな差だと思うんです。

 

消費者がそこに行けば、

何が得られるか?
何を解決してくれるか?

皆のイメージが一致している。

 

イメージがしっかり

確立していることが大事だと。

 

福井で言うと、

「やきとり食べたい」ではなく、
「秋吉食べたい」なんですね。

 

「ラーメン食べたい」ではない。
「8番食べたい」なのです。

 

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(↑ホリタダイアリー2017より抜粋)

 

こうなると最強です。
これがブランディング

ということだと思います。

 

よく考えてください。
こう言う存在になると、

他の同じ取扱いをされている方が、
同じ土俵に乗らなくなります。

 

やきとり屋と秋吉は

同じ競合ではありません。

 

同じようなものを取扱っている店

とは、見られていないのです。

だって、福井の人にとっては、

秋吉は秋吉だから・・・。

 

福井県は

やきとり1本当たりの消費量

日本一です。

 

これは、秋吉が作った

県民の文化です。

一企業が、県民の文化を

変えてしまっているのです。

 

すごい話ですよね。

 

 


そして、もう一つ

「絶対的なブランド力」

を持つために重要だと思うこと。

 

それは、店舗を

業種ではなく、業態にすることです。

 

これは、何も、

経営者がやりたいことをやり、
多角化することではありません。

 

強みとする商品や

強みとするターゲットの

延長にある部分で、

一緒にすることによって、

何らかの新しい「価値」を

感じてもらう商品やサービスを

提供していくことです。

 

「ドラックストア」は、
もはや薬屋ではないですよね?


日用雑貨なら

ある程度のものは揃う。

と誰もが思っているからです。

 

薬と日用雑貨が一緒にあると、
消費者は便利だよね?

という発想です。

 

これが今進化して、
「生鮮食品」を

置くようになっています。

 

今はまだ違和感を

持つ人もいると思いますが、
そのうちそれが当たり前になります。

 

だってそのほうが

スーパーとドラックストア、
両方行かなくて済むのね!となり、

消費者にとって「便利」という

「価値」があるからです。

 

最初、薬と日用雑貨。
これだって今では当たり前ですが、
最初は違和感

だらけだったはずです。

 

「ニトリ」だってもう、

ただの家具屋さんだと

思っている人は誰もいません。

 

これも「業態化」です。

 

こうなると、

他社と差別化されて、
ブランド力にさらに

磨きがかかります。

 


ホリタも、ホリタが

商売させていただく地域で、

「文具屋に行こう」ではなく、
「ホリタに行こう」と
ターゲット層の大部分の人が

言ってくれることが
当面の目標となります。

 

そして多角化するのではなく、
文具屋の域を脱すること。
これも同時に目標となります。

 

IMG_5503

( ↑ もはや、文具屋の

ミーティングではなくなってきている・・・)

 

そういう意味でも、

鯖江店出店は、

「絶対的ブランド」を創るための、

とてもいいチャンスです。

 

皆で挑戦したいと思います。

2019.1.28

お客様がホリタや文具に「持論」を持つ。これって素敵なこと♪

立場上、色んな方と
名刺を交換する機会があります。

 

福井の方だと、かなりの確率で、
ホリタ文具を知っていただいているので、
文具に対するアツイ想いを
名刺交換の時に色々と
聞くことができます。

 

業界以外の方で福井の方であれば、
確率としてはだいたい2人に一人は
文具の持論を教えていただけます。

 

5人に一人は
僕に自慢の文具を見せてくれます。

 

目をキラキラさせて、

童心に帰ったように
溢れ出る文具愛、

文具やホリタに対しての

持論を語ってくれる。

 

 

「この文具の

こういうところが好きなんだよね!」

「ホリタ文具の

こういうところが良いんだ!」

って。熱く熱く。。。

 

その度に商売をやってきて

よかったと思うのです。

 

 

出会ってまもなく最初から

そんな会話ができるので
僕は本当にラッキーだなと思うのです。

 

最初から心を開いてくれる

確率が高いのです。

 

 

 

この前、

ある女性経営者の方と話をしていて
文具についてホリタ文具に対する持論を

熱弁されたことがあります。

 

なるほど、

これがホリタ文具の価値だよな。と
気付かされたことなので紹介します。

 

その方は、経営者としても第一線で
活躍されている方であり
受験生のお子さんを持つ母親

でもあります。

 

「部活ばかりしていた息子が今、
受験のために勉強をしている。
今更なんだけど、息子の勉強のためなら

何でもしてあげたい!
息子が欲しがる文具で少しでも
成績があがるなら何でも買う!」
と言うのです。

 

親として、
少しでもいい成績を収めてほしい。
という気持ちが働くのは自然です。

 

力が入るのは本人よりも

親かもしれません。

 

僕は子供に対して「もので釣る」
というのはありだと

思っているんですね。

 

やる動機がモノでも良い。
モティベートされるのが

モノであってもいい。
あとは習慣化してくれれば

御の字だな。と。

 

(僕は一般的に見ると
あまり自分の子供との
時間を取れていないので、
どの口が言うのか?と言う話ですが)

 

子供の受験。
点数が少しでもよくなる。


最後に頼るのはホリタ文具。

 

ガンカケ?神頼み?みたいな存在。

 

文具は、ただのモノではなく、
文化的な要素があり、
「学ぶ」ということに
とても意味のあるジャンルなのです。

 

 

文具の需要は年々減っても、

親の子供への想いは

無限大にまだニーズがある。

 

そこがポイントだと思います。

文具というものの需要を

他社さんと取り合う。

という考えは全くありません。

 

ホリタは定価で販売させて
いただいている以上、
それくらいのお客さんの
気持ちの受け皿になって、
そういう親の思いに共感しなければ
ならないと思うのです。

 

勉強しようと思ったきっかけは?
ホリタ文具!
と言われれば最高ですね。

 

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(昨年の先週はこうで、センター試験の時大変でしたね。。。

 今年は受験生も天気の心配をせずによかったですね)

 

 

余談ですが、子供の頃、
机の前に座っても、
なかなか波に乗らない時、
消しゴムをほじってみたり、
シャープペンを回してみたり
文具で遊んだ経験って

あると思います。

 

昔から落ち着きがなく
じっとしていられない性格だった
僕の消しゴムも、
シャープペンであけた穴で
いつもズタボロでした。

 

それも大事なことですね。

 

ペン回しの大会を
ホリタ文具でやったらどうか?
むしろ
ホリタ文具がやらなきゃどこがやる?
この前、そんな話が経営者の間で出て
とても盛り上がりました。
(本気で企画しようかと思っています笑)

 

まじめに勉強するだけが能ではない。
文具って、勉強の息抜き
であることも大事なことなんですよね。

 

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