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スタッフより毎日のワクワクをお届け!

2019.12.19

挨拶や声掛けという「活気」

先週末の日曜日、
現在ホリタで新しく挑戦中の
「ホリデモ」という

デモンストレーションの
デモンストレーターをやりました。

 

もともと私が2年前に
やり始めたのが最初ですが、
今は2代目がいて、
それでその後を継いで
できそうなスタッフが何人かいるので
私が直接やるのは、

とても久しぶりでした。

 

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感想は、ただただ楽しかったです。

 

自分が頑張った分だけ
目の前で反応がある。
改めて、小売業の醍醐味を感じました。

 

経営って、すぐに結果が出ない。
答えがなく苦しい面もあるので、
経営に比べたらノーストレスです。

 

立ち仕事でずっと喋るという
慣れないことでの疲労感はありましたが、
とても心地よかったです。

 

デモンストレーターというのは、
ホリタがお勧めする商品の良さを
お客様に伝えるというのが
本来の目的ですが、
他にもお店全体の「活気」を生み出す。
これが大きな大きな

副産物だと改めて思いました。

 

お店に行った時に感じる
雰囲気・居心地・オーラ、
これが私の言う「活気」です。

 

皆さんも、お買い物をするときに、
一気に買う気になる時と
買う気が失せる時が有ると思います。

 

不思議なことに、
同じお店でも、買う気になる時と
ならない時があります。

 

これは無意識ですが、
お店全体の活気があるかどうか?
を無意識に判断している
と言うことだと私は思います。

 

人は幸せをくれそうなところに
集まります。
そしてわたし達ホリタはそういう
お店を目指していますし、
そのためにも一人一人がそういう
スタッフになってほしいと思っています。

 

そういう意味でも、
「挨拶」や「声かけ」
というのが大事だ!と言いたいです。

 

お客様からしたら、
社員もパートナーも関係ありません。
みんなができて初めて、
売場に活気が出るか?が決まります。

 

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私は、お店を巡回するときに、
ブラっと正面から入る時があります。

 

これはお店のその時の
活気を見るためです。

 

挨拶は、
お店の悪い滞留した空気を
かき回して良い空気にするために
とても大事だと思います。

 

特に、レジにいる人が
その店舗の活気を司る。

 

春江店であるスタッフさん
(残念ながらもういませんが)が
レジにいた時は、
本当にいつも気持ちの良い
活気が漂っていました。

 

あ、今日はあのスタッフがいるんだな。
と一瞬で分かるくらい。

 

毎日いると分からないと思いますが、
そういうものです。

 

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ふと、先月末に出張で
立ち寄った日本橋の
「猿田彦コーヒー」を思い出しました。

 

とても勢いのある

コーヒーショップですが。

 

コーヒー豆を見ている私に

すっと寄ってきて
コーヒー試飲を出して、
楽しそうに声をかけてきました。

 

ああ、

この人コーヒーのこと好きなんだな。
この会社のこと好きなんだな、
嫌々やらされているわけではないな。
ということが一瞬でわかり、
ついつい財布の紐が緩み
ついつい買ってしまいました。

 

「活気」に押し倒されて

買ってしまっている私。。。

 

消費ってこういうもんだと思います。

2019.12.12

愛車よ、さようなら(;ω;)

私が「マーコ」と呼んでいた
愛車「日産・マーチ」を
本日、手放すことになりました。

 

理由は、故障が治らなくなった
ことと、車検が来たことです。

 

何でしょう。
手放すと決まってからは、
心にぽっかりと
穴が空いたような。

 

何だか、心の穴を
埋めようのないこの感情。
正直、モノに対して
ここまでの感情が芽生えたのは、
初めてです。

 

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(わざわざ、このブログに
乗せようと思うくらいです。
心中、お察しいただければ)

 

本日、最終日。
色んなことを思い出して、
噛みしめながら乗っていました。

 

本当に、
「苦楽を共にしてきた相棒」
私のホリタ文具人生そのもの。
といっても過言ではありません。

 

私が、「一旗揚げてやる!」と
福井に意気揚々と帰ってきた
ちょうど11年前の今日。

 

マーコに乗って、
営業をするところから始めました。
毎日、飛び込み営業。

 

マーコには
意外とたくさん荷物が載りました。
ぎゅうぎゅうに詰め込み、
色んなものを運びました。

 

今でも、後部のドア付近には、
ぎゅうぎゅうに詰め込んだ時に
負った傷が残っています。

 

マーコは基本、体が弱く、
良く故障もしました。

 

エンジンをかけると、
いきなり真っ白な煙を吐いたり、
国道でいきなりエンストして
止まったり、
大雪の時は、どこから入ったのか?
後ろの荷物入れが水につかったり、
晩年は、ブレーキを踏むたびに
変な音が鳴っていました。

 

私の使い方も荒かったので、
それで疲弊したのもあると思います。

 

本当に「お疲れ様」といいたい。

 

私と愛車マーコの
写真を撮ってほしい。と、
ディーラーの方にお願いしたら、
「お気持ち良くわかります。
この前、『ごめんね』って泣きながら
愛車を最後撫でていた方が
いらっしゃいました」

と教えてくれました。

 

あ。私だけではないのだな。と。

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最後は送り出す気持ちで

磨いてあげました。

 

私自身は、

車でどう思われようが
どうでも良いのですが、
私の今の立場上、大切な
社員、お客様、そしてお取引先様を
乗せることもあります。

 

今の病弱なマーコで
その方々に万が一、
何かあったらどうするの?と
指摘を受け、
もう一度、車検を通そうかな。
と思っていたのですが、
断念して手放す決断をしました。

 

正直、「自分が思うような

結果が出るまで絶対に変えない!」

と誓っていたので、

そういう別れではないので悔しいです。

 

会社と一緒で、私の車も

次のステージへ。

 

感謝しかないですね。
ありがとう。マーコ!

2019.11.27

鯖江への恩返し

実は創業者でもある
うちの祖母(現在92歳!)は
鯖江市の柳町出身です。

 

私も小さい時、約30年前ですが、
時々そちらの方に
預けられていました。

 

そういうご縁のある地に
創業70周年という記念すべき時期、
約9ヶ月前にお店を
オープンさせていただきました。

 

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少しずつではありますが、
丹南のお客様にも認知され、
常連のお客様も出始めています。
本当にありがたいことです。

 

お店を出すと、その町に対しての
心の距離が縮まります。

 

鯖江の出店がご縁で私は
色んな鯖江の方とお会いをしました。

 

そうして、
鯖江の人を知れば知るほど
鯖江が好きになります。

 

(春江に出店した時もそうでした)

 

これも、店舗を出店する
醍醐味だと思います。

 

鯖江での、
何個かのご縁を紹介します。

 

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先日「鯖江市中央中学校」さんで
1年生を対象に
社会人が話をする「出前授業」
というものにお呼ばれして行って来ました。

 

鯖江の経営者の方から
依頼を頂いてお受けしましたが、
とても刺激的で楽しかったです。

 

私も中学校の時に聞いた
社会人の方の話を何となく
いまだに覚えていて、
衝撃を受けたことを覚えています。
少しでも、彼ら彼女らの刺激に
なっていれば良いなと思います。

 

ちなみに、中学2年生の子たちの
「職場体験」も
鯖江店で受け入れました。

 


「鯖江JC」さんにも
先月お世話になりました。

これは、鯖江店出店の時に
テナントで入る際に関わってくれた方で、
ホリタをこういう会社にしたい。
という話を聞いてもらっていた
ビジネスパートナーからの依頼でした。

そこで、
すみます芸人「カリマンタン」の
お二人にも出会いました。
漫才の後に話をする、という
すごく難しい流れでしたが、
「鯖江らしい」斬新な企画でした。

 

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(漫才を後ろから見れるという講師の特典付き。こっそりバシャリ)

 

SDGs・エンパワーメントを
積極的に推奨している
鯖江市の経営者の皆さん
に刺激を頂きました。

 

その懇親会で知ったのですが、
鯖江市役所に方が
JCに期間限定で所属している。
というのにも
「鯖江らしさ」を感じました。

 

鯖江には、
色々新しい取り組みをやってみよう。
色んな人のつながりで、
化学反応を起こそう!
というチャレンジ精神が
あるなと思います。


その他にも、出店が決まる前から、
クリエイターさんたちと出会って、
「クリエイターズランド」という
ハンドメイドの祭典に
出展させてもらったり、
ホリタ鯖江店オープン時に店内で
布マルシェを開催してもらったり。

 

何回か「ゆるパブ」や
「ゆるい食堂」という鯖江で行われている
活動に参加させていただいたり。

 

元「JK課」の子たちと出会い、
ホリタでインターンシップしてもらったり。

 

「ホリタ文具を創ろう」という
ワークショップで、
「高専生」に出店準備を
手伝ってもらったりもしました。

 

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(棚板や机をひたすら作る!というハードなワークショップ。。。)

 

その他、本当に色んな

鯖江の方にお世話になり、

色んな刺激をいただいていて

今の私と今の鯖江店が

成り立っています。感謝です。

 


福井市と違って、
人口も地域もぎゅっとしているので、
皆がつながっている。
出会いがとても広がりやすい。
横のつながりが強くて、
すぐに色んな方とつながる。

とても絆が強いな。とも思います。

 

私も、チャレンジ大好きで
人とのつながりが嬉しい。
というタイプですので、
鯖江のそういうところが
どこか心地いいなと思います。

 

ちなみに、鯖江店の出店が決まる前から、

ホリタには、丹南在住の社員が

6名もいました。

 

鯖江市・越前市・南越前町。

 

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(ちょうど一年前の11月24日、オープンの3ヶ月前に、

秋吉 鯖江店で丹南会をしたのがもはや遠い昔。。。懐かしい。。。)

 

出店する前から、
鯖江に・丹南にこういう「ご縁」が
伏線としてあったのだろうと思います。

 

こういう新しい地でのご縁、

祖母が育った地でのご縁を

大事にしたいと思います。

 

恩返しとしては、

鯖江店を鯖江の方にとって

なくてはならないお店にするということ。

とてもシンプルです。

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